筑波山、紅葉狩り？

　う～ん。筑波山は茶色い葉っぱが多かったです。でもところどころに生えてるモミジの葉っぱにも、真っ赤なものもありました。モミジの葉っぱは、真っ赤になって落葉する場合、すでに枯れた状態で落ちるらしく、落ち葉を記念にと思っても、真っ赤なのは採取できませんでした。ほどよい紅葉のモミジだけ拾うことができました。
　筑波山は８８７ｍの高さです。海抜８００ｍまではケーブルカー（もみじ号・つつじ号の２台）で行くことができます。そこは男体山と女体山のちょうど山あいで、売店があります。夜逃げでもしたらしい売店がありました（悲）。はるか南を望めば、左手に霞ヶ浦、右手に……海？いえ…売店の方に伺ったら、それは空の下方で、その下にビルらしきものが。遠くまで見晴らせる時は、もっと右に東京のビル群が見えるそうです。
　それにしても関西から戻った私の目には…故郷の山のなんと寂しげなこと！県などで、観光にもっと力を入れるべきではないかと、いつも思ってしまいます。「なんだかなあー」です。売店で【けんちんうどん】なるものを食べました。
　尻込みする私と違い、一緒に行った二人はせっかく来たのだから…と、どちらかの頂上を目指す気になっています。「途中、行けるとこまででいいから行こうよ」と言われ、挑戦することに。女体山は２年前の躑躅の季節に登ったから、じゃあ、男体山にと。
　男体山は斜面がきついです。半分くらいまではついて行きましたが、息が切れてきたので、「私を置いて、二人で登ってきて」と頼みました。私は岩の上に腰を下ろし、携帯を見たり、女体山の写真を撮ったりして休みました。ほどなく戻ってきたので、「意外と近かった？」と聞くと「でも岩だらけだった」そう。今度休みながら、長女と登ってみるね、と私。
　それにしても、私よりはるかに年配と思える人もちゃんと頂上を目指しておられて…。私ってなんて情けないんでしょ！

　ケーブルカーの乗車券を往復まとめて買うと、１２０円お得。そして更にケーブルカーの横で写真も撮ってもらえました。
　写真＿＿きっとお金とるよ、と一人が言いましたが、私は半信半疑でした。しかし出発点に戻ると、やっぱり１枚１０００円でしたので…けっこう良く撮れていましたが、だまし討ちみたいで嫌だったので、誘惑を振り切り断りました。あれで、商売なりたっているのかなあ？買う人ほとんどいないみたいよ。

　今日、誘ってくださった方は、ナビをつけたので使用してみたかったのだそうです。行く時は…ナビに逆らって逆らって進みました。帰りはナビに従ってみました。自分たちが思う道の方が距離は短かったですが、ナビが教える道は広々とした道路ばかりで、すいすい気持ちよく走れました。