(一部、前後の記事と内容が重複すると思いますが、モルのことだけで一度記事書きます。
本当は動物病院に行った時のいきさつをアップするべきなのですが・・・
今回はちょっと「スピリチュアル」系の話です。お好きでない方・そんなことは信じてない・現実的な方は読み飛ばしてください。
動物病院の件からは、忘れないように事実を箇条書きにして記録してはあるのですが、悲しすぎて、今現在は、どうしても書けないのです)
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こうそんが動かなくなってしまっていた6月12日の朝。
娘が、お食事を待っていた?か、食べていた途中のモルを抱っこして、私が抱っこしているこうそんに近づけました。
いつもはこうそんのお口や顔のにおいをくんくんかいだ後、目やにが付いていたら目のあたりのケア(?)、お口のあたりのなめなめなど、そういうことが4歳になるまでずーっとなかったこうそんは慣れなくてやだやだってしたけれど、モルは必ずやっていた。そのうちに、もっとスキンシップを!と言わんばかりに、かならずこちらに来ようとします。
それが、その日だけはちょっとクンクンして、ちがう!っという感じで横を向いてしまいました。
こうそんがいつもと違うって分かるんだね・・・と、娘とまた泣いた。
しっかりとした絆ができている場合は、お別れしたモルモットの目のあたりをなめるみたいなんだけど・・・。こうそんは大好きだけれど、そこまでのきずなはなかったかなあ。
でも、娘も私もショック状態で何だか感覚がマヒしているのに、つらくて・・・
そんな、普段とは違う反応のモルを見るのも辛くて、もうそのままにしておいた。モルをこうそんのケージに入れたり、お別れをするようにした方がいいかな?と思ったけれど、やはりいつも2人仲良しで一緒にいる、という間柄ではなく、お互いが違うスペースに存在している気配で十分!という雰囲気だったから、無理強いしなくてもいいなと思った。モルがこうそんを踏みつけたりする恐れも多大にあった。
現に、いつもはこうそんと離しても結構しつこく追ってくるモルが、この時は追って来なかった。
午後になり、火葬してもらうためにこうそんの遺体を動物病院に持っていく時。最後のお別れだよ、と、モルのケージにこうそんを近づけた。
いつもならこうそんの匂いがしたら鼻をクンクンさせてすぐに出てくるのに、その日はなかなか出てこなかった。やっと出てきても、やっぱりぷいっっとしてしまった。
こうそんの遺体を火葬してもらうよう動物病院に引き渡して、19時ころ帰宅した後。
その夜、私たちが帰ってきたのを聞きつけてモルがやっと巣穴から出てきました。でてきても、こうそんの気配がないから、警戒MAXの雰囲気で、すぐに巣穴に戻ってしまいます。
いつもは、こうそんが巣穴から出たりした気配などがあると、自分も出て来たり、または自分が出るとこうそんも出てくるから安心感があったけれど、多分その日は自分が出てきてもこうそんのお家から何の音もしないから、ん?と思っていたようです。
その後で巣穴の上の、テラスになった部分によじ登って、こうそんのケージの方を見て、え?という風になりました。
いつもは絶対にそんなことをしないのに、その時、金網に前足をかけて、こうそんのケージの方を必死で見て、こうそんを探していました。
それでも、どうしても姿が見えないから、あきらめたようでした。
それを見て、私たちは2人で泣きました。
モルは、私たちが大泣きしているのを、神妙な顔で見守っていました。
でも、私がお野菜を用意し始めたら「おなかすいた!」と猛烈なアピールが始まりました。
食べる時も、モルはいつもと違う様子でした。
お野菜を上げる時、アピールが激しいモルにまずトマトを上げて、それからこうそんにゆっくり上げる、という順番で、隣同士でバリバリ、しゃりしゃり言わせて食べていたのに、隣から音が聞こえないのも変だったと思う。
12日はそんな感じだったのだけれど。
13日のお昼ごろ、重い腰を上げて私がスーパーに行っている間に。
娘が、ソファに座ってモルを抱っこした時のことです。
最初、モルはいつものように娘の顔を見てギュイギュイ(モルはちょっと低音のハスキーボイス)言っていたのだけれど、途中で何度もこうそんのケージの方(左斜め後ろ)を振り返っていて、その内に、「ハッ!!!」という感じでまたこうそんのケージの方を振り返り、そのままこうそんのケージをじーっと凝視していたんだそうです。
その時に、娘が耳を澄ませていたら、こうそんのケージの一角に敷いてあった牧草を踏みしめる「ガサ… ガサ…」という音がしたそうです。
大体、モルは娘と一緒にいたからモルのケージからどういう音もするわけがないし、モルのケージには牧草を敷き詰めていないから、そんな音がするわけがない。
窓も締め切っていて風もなかった。
そして、そのガサ…ガサ…が聞こえてから、モルは娘の胸の上でおしりをぴょんぴょんと、ポップコーンジャンプの不完全版?を何度もやって大喜びしていたそうです。こうそんが帰ってきたよ!!!!って大喜びしているようだったと言っていました。
私が帰宅するとすぐに娘が「こうそん(の魂)が帰ってきたよ!」と、興奮気味にこの話をしてくれました。
いつもは、抱っこの時にモルは私が仕事をしていれば、ソファの隣にいる私の方を向くことはあっても、左斜め後ろのこうそんのケージを振り返ることは絶対にありませんでした。左斜め後ろを見るということが、まずありえないです。
不思議な話ですが、確かにそれから今日まで、時折こうそんのケージでこうそんの気配がするのです。(それは後日また書きます)
そして、それから時々モルがこうそんのような行動をするのです。
モルは、目頭をかいてもらうのが好きですが、目じり(目と耳の間)をかくのはあまり好きではなかった。
それがその日、目じりのところをかいたら目をつぶり、こうそんがそうしていたように頭を上にあげて「ああ~、たまらん」という風にしていました。そのしぐさがこうそんにそっくりでした。これは13日にはそうだったのですが、今日やってもやっぱりそのしぐさはしません。以前と同じように、目頭をかいてくれ!という感じです。
抱っこの時も、モルは縦になり、抱っこしている人の顔を見ながらギュイギュイ言うのですが、なぜかこうそんのように、左側を向いて私の左腕に横たわり、なでろとやっていました。その姿勢で、こうそんの匂いをかぎながらなでなでするのが私の抱っこのしかたでした。その時の、頭の預け具合だとかが全部、こうそんがやっていた通りです。モルもたまに「横向き抱っこ」したことはあるのですが、その場合頭を預けたり、ぺたんこになったりは絶対にしませんでした。
そして、前述の通りモルは「低音のハスキーボイス」なのですが、その日「プルプル」と、こうそんのような愛らしい声を出していました。(モルの声が愛らしくないというわけではないのですが)こういう声は今まで出したことがありません。
それに、茶と黒だったモルなのに、12日を境に白い毛が出始めました(白髪というわけではないと思う)。
そしてそして、今までは夜間はいいのですが、日中は外に出ていても「触らせてなるものですか!」と言わんばかりにすごい勢いで巣穴に入ったり、警戒心100%の顔をしていたのに、かつてこうそんがそうだったように、時々触らせてくれて、まったりとするようになりました。
こうそんが時々乗り移ったかのようになっているのです。こうそんのような顔つきで頭を上にあげて、マッタリした顔つきになり、その後下におろす。そのリズム感というかタイミングまでもが、こうそんなのです。その時にこうそんは口が半開きになっていたのですが、その半開きまで同じです。
そんなの気のせい、そういう風に信じたいからそう見える、というご意見はごもっともだと思います。
が、毎回毎回そうではないし、以前は絶対にそういうことはなかった。
娘と「モルが、時々こうそんに体を貸してあげている。それは娘と私があまりに悲しんでいて、人間にはこうそんが見えていないから、こうそんがモルに『悪いけど、時々体を貸してくれないかな?』と頼んで、モルが『いいよいいよ!』と体を貸しているんだね」と話しました。
娘はこうそんのことも、モルのことも実務的なお世話はしないのですが、どちらの気持ちもものすごくよく理解している子です。
いつもは抱っこしようとすると逃げ惑うモル。でも、娘が「モルが抱っこしてって言っているよ」という時に、迎えに行くと逃げもせず積極的に抱っこされます。こうそんのことも「逃げていても抱っこしてほしいって。今、抱っこしてほしいって」という時に抱っこすると、くるるるる・・・くるるるる・・・と、嬉しそうにのどを鳴らしていました。モルモットたちと精神的にものすごく近い距離にいる娘なので、私よりも上述のことをよく理解しているようです。
今日15日も、こうそんにお供えしたお野菜セット(こうそんへのお供えは、モルのお食事の一部分をあげています。お供えし終わったらモルに上げて、無駄がないように、かつモルが食べすぎにならないようにしています)をあげたら、先にレタスを食べるなど(モルはあまりレタスは好きではない)、こうそんと同じことをして、こうそんとソックリな食べ方をしていました。自分の食事の時はレタスは後回しですし、食べ方(表情とか動きとか)が違います。
やっぱり、時々こうそんが体を借りているとしか思えないです。
モルは、モルのまま。
それで、時々こうそんに体を貸している。そんな感じです。
時々は自分の気のせいだったと気づくときがあるのですが、やや懐疑的な思いで見ても、完全にこうそんだという時があります。その時は、顔つきまでもがこうそんになっています。
娘の結論は、やっぱりこうそんは帰ってきて、私たちと一緒にいる。
火葬にしてもらうお遺灰は、15日後をめどに帰ってくるので、そしたら物理的(お遺灰)にも精神的(魂)にも一緒にいられるということです。
13日に、はっ!っとこうそんのケージを振り返り、ガサ…ガサ…という牧草を踏みしめる音を聞いて、ジャンプして喜んだモル。
それから、モルの生活は通常営業に戻りました。
テラスに上った時も、今までのようにさっとこうそんのケージを見て、そしてカリカリミックスを入れてとねだります。
私の目には見えないけれど、こうそんが帰ってきてくれたから、モルも安心しているんだと思います。
2017年9~10月生まれのモル。もうじき2歳になるところです。本当はこのモルのために、まだ1歳8~9カ月、ほかのモル仲間もいた(ひとりの生活に順応している状態ではない)今、仲間を加えるのもいいのかもしれませんが…
事情により、3年後には引っ越しをするかもしれません。それは、フランス国内かもしれませんが、日本に帰国も視野に入れています。
本当にそうなったら、モルモットたちとは一緒に引っ越しできません。できないというのは、モルモットにとっても負担がかかりすぎるし、日本での検疫が難しいようだからです。
フランス国内でさえも、引っ越しはモルモットの負担になるから…
無責任なことはできないです。それに、新しいモルを加えたとして、モルと一緒のケージで生活してくれればいいですが、こうそんとモルのように別々だったらやはり、しっかりケアする時間や、心の余裕があるとは思えないです。
だから、こうそんの魂がいて、そしてモルがいて、娘がいて、私がいる、今の生活を大事にしていこうと思っています。
モルは今も元気にカリカリミックスを食べています。こうそんがいるからね!
本当は動物病院に行った時のいきさつをアップするべきなのですが・・・
今回はちょっと「スピリチュアル」系の話です。お好きでない方・そんなことは信じてない・現実的な方は読み飛ばしてください。
動物病院の件からは、忘れないように事実を箇条書きにして記録してはあるのですが、悲しすぎて、今現在は、どうしても書けないのです)
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こうそんが動かなくなってしまっていた6月12日の朝。
娘が、お食事を待っていた?か、食べていた途中のモルを抱っこして、私が抱っこしているこうそんに近づけました。
いつもはこうそんのお口や顔のにおいをくんくんかいだ後、目やにが付いていたら目のあたりのケア(?)、お口のあたりのなめなめなど、そういうことが4歳になるまでずーっとなかったこうそんは慣れなくてやだやだってしたけれど、モルは必ずやっていた。そのうちに、もっとスキンシップを!と言わんばかりに、かならずこちらに来ようとします。
それが、その日だけはちょっとクンクンして、ちがう!っという感じで横を向いてしまいました。
こうそんがいつもと違うって分かるんだね・・・と、娘とまた泣いた。
しっかりとした絆ができている場合は、お別れしたモルモットの目のあたりをなめるみたいなんだけど・・・。こうそんは大好きだけれど、そこまでのきずなはなかったかなあ。
でも、娘も私もショック状態で何だか感覚がマヒしているのに、つらくて・・・
そんな、普段とは違う反応のモルを見るのも辛くて、もうそのままにしておいた。モルをこうそんのケージに入れたり、お別れをするようにした方がいいかな?と思ったけれど、やはりいつも2人仲良しで一緒にいる、という間柄ではなく、お互いが違うスペースに存在している気配で十分!という雰囲気だったから、無理強いしなくてもいいなと思った。モルがこうそんを踏みつけたりする恐れも多大にあった。
現に、いつもはこうそんと離しても結構しつこく追ってくるモルが、この時は追って来なかった。
午後になり、火葬してもらうためにこうそんの遺体を動物病院に持っていく時。最後のお別れだよ、と、モルのケージにこうそんを近づけた。
いつもならこうそんの匂いがしたら鼻をクンクンさせてすぐに出てくるのに、その日はなかなか出てこなかった。やっと出てきても、やっぱりぷいっっとしてしまった。
こうそんの遺体を火葬してもらうよう動物病院に引き渡して、19時ころ帰宅した後。
その夜、私たちが帰ってきたのを聞きつけてモルがやっと巣穴から出てきました。でてきても、こうそんの気配がないから、警戒MAXの雰囲気で、すぐに巣穴に戻ってしまいます。
いつもは、こうそんが巣穴から出たりした気配などがあると、自分も出て来たり、または自分が出るとこうそんも出てくるから安心感があったけれど、多分その日は自分が出てきてもこうそんのお家から何の音もしないから、ん?と思っていたようです。
その後で巣穴の上の、テラスになった部分によじ登って、こうそんのケージの方を見て、え?という風になりました。
いつもは絶対にそんなことをしないのに、その時、金網に前足をかけて、こうそんのケージの方を必死で見て、こうそんを探していました。
それでも、どうしても姿が見えないから、あきらめたようでした。
それを見て、私たちは2人で泣きました。
モルは、私たちが大泣きしているのを、神妙な顔で見守っていました。
でも、私がお野菜を用意し始めたら「おなかすいた!」と猛烈なアピールが始まりました。
食べる時も、モルはいつもと違う様子でした。
お野菜を上げる時、アピールが激しいモルにまずトマトを上げて、それからこうそんにゆっくり上げる、という順番で、隣同士でバリバリ、しゃりしゃり言わせて食べていたのに、隣から音が聞こえないのも変だったと思う。
12日はそんな感じだったのだけれど。
13日のお昼ごろ、重い腰を上げて私がスーパーに行っている間に。
娘が、ソファに座ってモルを抱っこした時のことです。
最初、モルはいつものように娘の顔を見てギュイギュイ(モルはちょっと低音のハスキーボイス)言っていたのだけれど、途中で何度もこうそんのケージの方(左斜め後ろ)を振り返っていて、その内に、「ハッ!!!」という感じでまたこうそんのケージの方を振り返り、そのままこうそんのケージをじーっと凝視していたんだそうです。
その時に、娘が耳を澄ませていたら、こうそんのケージの一角に敷いてあった牧草を踏みしめる「ガサ… ガサ…」という音がしたそうです。
大体、モルは娘と一緒にいたからモルのケージからどういう音もするわけがないし、モルのケージには牧草を敷き詰めていないから、そんな音がするわけがない。
窓も締め切っていて風もなかった。
そして、そのガサ…ガサ…が聞こえてから、モルは娘の胸の上でおしりをぴょんぴょんと、ポップコーンジャンプの不完全版?を何度もやって大喜びしていたそうです。こうそんが帰ってきたよ!!!!って大喜びしているようだったと言っていました。
私が帰宅するとすぐに娘が「こうそん(の魂)が帰ってきたよ!」と、興奮気味にこの話をしてくれました。
いつもは、抱っこの時にモルは私が仕事をしていれば、ソファの隣にいる私の方を向くことはあっても、左斜め後ろのこうそんのケージを振り返ることは絶対にありませんでした。左斜め後ろを見るということが、まずありえないです。
不思議な話ですが、確かにそれから今日まで、時折こうそんのケージでこうそんの気配がするのです。(それは後日また書きます)
そして、それから時々モルがこうそんのような行動をするのです。
モルは、目頭をかいてもらうのが好きですが、目じり(目と耳の間)をかくのはあまり好きではなかった。
それがその日、目じりのところをかいたら目をつぶり、こうそんがそうしていたように頭を上にあげて「ああ~、たまらん」という風にしていました。そのしぐさがこうそんにそっくりでした。これは13日にはそうだったのですが、今日やってもやっぱりそのしぐさはしません。以前と同じように、目頭をかいてくれ!という感じです。
抱っこの時も、モルは縦になり、抱っこしている人の顔を見ながらギュイギュイ言うのですが、なぜかこうそんのように、左側を向いて私の左腕に横たわり、なでろとやっていました。その姿勢で、こうそんの匂いをかぎながらなでなでするのが私の抱っこのしかたでした。その時の、頭の預け具合だとかが全部、こうそんがやっていた通りです。モルもたまに「横向き抱っこ」したことはあるのですが、その場合頭を預けたり、ぺたんこになったりは絶対にしませんでした。
そして、前述の通りモルは「低音のハスキーボイス」なのですが、その日「プルプル」と、こうそんのような愛らしい声を出していました。(モルの声が愛らしくないというわけではないのですが)こういう声は今まで出したことがありません。
それに、茶と黒だったモルなのに、12日を境に白い毛が出始めました(白髪というわけではないと思う)。
そしてそして、今までは夜間はいいのですが、日中は外に出ていても「触らせてなるものですか!」と言わんばかりにすごい勢いで巣穴に入ったり、警戒心100%の顔をしていたのに、かつてこうそんがそうだったように、時々触らせてくれて、まったりとするようになりました。
こうそんが時々乗り移ったかのようになっているのです。こうそんのような顔つきで頭を上にあげて、マッタリした顔つきになり、その後下におろす。そのリズム感というかタイミングまでもが、こうそんなのです。その時にこうそんは口が半開きになっていたのですが、その半開きまで同じです。
そんなの気のせい、そういう風に信じたいからそう見える、というご意見はごもっともだと思います。
が、毎回毎回そうではないし、以前は絶対にそういうことはなかった。
娘と「モルが、時々こうそんに体を貸してあげている。それは娘と私があまりに悲しんでいて、人間にはこうそんが見えていないから、こうそんがモルに『悪いけど、時々体を貸してくれないかな?』と頼んで、モルが『いいよいいよ!』と体を貸しているんだね」と話しました。
娘はこうそんのことも、モルのことも実務的なお世話はしないのですが、どちらの気持ちもものすごくよく理解している子です。
いつもは抱っこしようとすると逃げ惑うモル。でも、娘が「モルが抱っこしてって言っているよ」という時に、迎えに行くと逃げもせず積極的に抱っこされます。こうそんのことも「逃げていても抱っこしてほしいって。今、抱っこしてほしいって」という時に抱っこすると、くるるるる・・・くるるるる・・・と、嬉しそうにのどを鳴らしていました。モルモットたちと精神的にものすごく近い距離にいる娘なので、私よりも上述のことをよく理解しているようです。
今日15日も、こうそんにお供えしたお野菜セット(こうそんへのお供えは、モルのお食事の一部分をあげています。お供えし終わったらモルに上げて、無駄がないように、かつモルが食べすぎにならないようにしています)をあげたら、先にレタスを食べるなど(モルはあまりレタスは好きではない)、こうそんと同じことをして、こうそんとソックリな食べ方をしていました。自分の食事の時はレタスは後回しですし、食べ方(表情とか動きとか)が違います。
やっぱり、時々こうそんが体を借りているとしか思えないです。
モルは、モルのまま。
それで、時々こうそんに体を貸している。そんな感じです。
時々は自分の気のせいだったと気づくときがあるのですが、やや懐疑的な思いで見ても、完全にこうそんだという時があります。その時は、顔つきまでもがこうそんになっています。
娘の結論は、やっぱりこうそんは帰ってきて、私たちと一緒にいる。
火葬にしてもらうお遺灰は、15日後をめどに帰ってくるので、そしたら物理的(お遺灰)にも精神的(魂)にも一緒にいられるということです。
13日に、はっ!っとこうそんのケージを振り返り、ガサ…ガサ…という牧草を踏みしめる音を聞いて、ジャンプして喜んだモル。
それから、モルの生活は通常営業に戻りました。
テラスに上った時も、今までのようにさっとこうそんのケージを見て、そしてカリカリミックスを入れてとねだります。
私の目には見えないけれど、こうそんが帰ってきてくれたから、モルも安心しているんだと思います。
2017年9~10月生まれのモル。もうじき2歳になるところです。本当はこのモルのために、まだ1歳8~9カ月、ほかのモル仲間もいた(ひとりの生活に順応している状態ではない)今、仲間を加えるのもいいのかもしれませんが…
事情により、3年後には引っ越しをするかもしれません。それは、フランス国内かもしれませんが、日本に帰国も視野に入れています。
本当にそうなったら、モルモットたちとは一緒に引っ越しできません。できないというのは、モルモットにとっても負担がかかりすぎるし、日本での検疫が難しいようだからです。
フランス国内でさえも、引っ越しはモルモットの負担になるから…
無責任なことはできないです。それに、新しいモルを加えたとして、モルと一緒のケージで生活してくれればいいですが、こうそんとモルのように別々だったらやはり、しっかりケアする時間や、心の余裕があるとは思えないです。
だから、こうそんの魂がいて、そしてモルがいて、娘がいて、私がいる、今の生活を大事にしていこうと思っています。
モルは今も元気にカリカリミックスを食べています。こうそんがいるからね!