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りゅういちの心象風景現像所

これでもきままな日記のつもり

はやぶさくんの姿(うつし)

2010-06-16 22:31:20 |  日 記 
本物のはやぶさくんにはおよばないまでも、この実物大はやぶさくん模型にも携わってきた方々の愛情が移り込んでいるというか、どうも愛嬌があるように思えるのが不思議。本物のはやぶさくんが真のエンジニアリングの結晶なら、はやぶさくんの姿をうつした実物大模型は本物のブリコラージュというべきなんでしょうね。細部の再現もちょっと間が抜けていたり、いろんな工夫をおもしろがっている節がある。あるいは、予算の都合っていうこともあったのかもしれません。
おなかのところの丸い部分。はやぶさくんが崇高な輝きで地球に送り届けた本物のカプセルは、あと数日のうちに、本当の帰郷を果たすのですね。

    

話題になったイオンエンジンも、パロディみたいなつくり。
しかし、これでユニットとユニットの間には意外なほどの距離があったことがわかります。よくもこれを連動させることができたなぁって。



    

「かぐや」や「あかつき」、「イカロス」(写真)の模型をはじめ、展示は意外に充実しています。
でも、いわゆるアトラクションの類いとは違うし、ここはキャンパスと名付けられているように研究所ですから、興味のない人の興味をかき立てるような展示内容ではありません。ここはひとつ、来た人にインパクトを与えるような展示の演出を考えることがあってもよいのかもしれません。なにせ、説得しなければいけない相手が、興味も理解力もないとくれば、よほどの工夫が求められます。もっとも、レベルをそこに合わせる必要はないと思います。高いレベルの話に、ここにやってくる子供たちにも通じるような工夫をすればいいわけです。これを理解できない人間は知性と品性を疑われてもしかたがない。そんなレベルのプレゼンテーションをいつでも取り出せるようにしておくことは、実はプロジェクトの自己防衛になるかもしれません。



はやぶさ
がんばれ、はやぶさくん!
美しい帰還
NASAってやっぱりすごいね
お散歩


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