1969年コペンハーゲンでのライブ。あまり有名なアルバムではないけど(もしかしたら廃盤かも)、さすがに演奏の質は高い。ライブだけあっていつもよりハードなエヴァンスが楽しめる。曲も「how deep is the ocean」「how my heart sings」「autumn leaves」などエヴァンスお気に入りのものが多い。ここでもやはりエディ・ゴメスのベースが光る。ビュ~ゥンッと来るよ。音自体はさほど悪くはないのだが、僕の持ってるCD(輸入版)ではピアノが右チャンネル、ベース、ドラムスが左チャンネルと完全に分離してしまってる。モントルーのライブには及ばないが、そこそこ楽しめるアルバムではある。
『エクスプロレイションズ』。ビル・エヴァンスの数多いアルバムの中でも最も上位に位置づけられる名盤だ。
エヴァンスを要約して語りたかったら、この1枚をかければそれで済むと思う。これに追従するとすれば、やはり『ポートレイト・イン・ジャズ(Portrait in jazz)』か。
全体としては地味である。『Waltz for Debby』のような抜群の録音の良さや雰囲気もなければ、『affinity』のようなジャズとは思えないほどのイージーリスニング的なハーモニカとピアノのコラボでもないし、『undercurrent』や『interplay』『Sunday at the Village vanguard』のようなインタープレイの妙もない。『At The Montreux』のようなの迫力も無い。無い無いずくしだが、それでもエヴァンスの音楽要素が集約されていると感じるアルバムである。何と言っても、彼独特の緊張感が充満している。「Elsa」や「Haunted Heart」などのバラードにしても、ロマンチックでゆったりとした気分では決して聴けない。リスナー自体も緊張して聴かなければいけないのだ。
選曲も、その後何度も演奏されているようなエヴァンスお気に入りの曲構成である。原曲に全く忠実ではない「How deep is the ocean」や、さすがのさびを聴かせてくれる私の大好きな「Beautiful Love」、定番の「Nardis」「Israel」など、どの曲をとってもエヴァンスの魅力が十分表現されている。
最もエヴァンスらしい1枚である。
エヴァンスを要約して語りたかったら、この1枚をかければそれで済むと思う。これに追従するとすれば、やはり『ポートレイト・イン・ジャズ(Portrait in jazz)』か。
全体としては地味である。『Waltz for Debby』のような抜群の録音の良さや雰囲気もなければ、『affinity』のようなジャズとは思えないほどのイージーリスニング的なハーモニカとピアノのコラボでもないし、『undercurrent』や『interplay』『Sunday at the Village vanguard』のようなインタープレイの妙もない。『At The Montreux』のようなの迫力も無い。無い無いずくしだが、それでもエヴァンスの音楽要素が集約されていると感じるアルバムである。何と言っても、彼独特の緊張感が充満している。「Elsa」や「Haunted Heart」などのバラードにしても、ロマンチックでゆったりとした気分では決して聴けない。リスナー自体も緊張して聴かなければいけないのだ。
選曲も、その後何度も演奏されているようなエヴァンスお気に入りの曲構成である。原曲に全く忠実ではない「How deep is the ocean」や、さすがのさびを聴かせてくれる私の大好きな「Beautiful Love」、定番の「Nardis」「Israel」など、どの曲をとってもエヴァンスの魅力が十分表現されている。
最もエヴァンスらしい1枚である。
久々にビル・エヴァンスの『ユー・マスト・ビリーブ・イン・スプリング』を聴いた。
やはり素晴らしい! 『アフィニティ』同様玄人受けはしないかもしれないが、エバンス以外では出せない雰囲気のあるアルバムだ。
ベースのエディ・ゴメスがまたいい。「コリッとした音」とでも表現できようか。
特に表題曲の『You Must Believe In Spring』と『We Will Meet Again (For Harry)』が秀逸だ。
やはり素晴らしい! 『アフィニティ』同様玄人受けはしないかもしれないが、エバンス以外では出せない雰囲気のあるアルバムだ。
ベースのエディ・ゴメスがまたいい。「コリッとした音」とでも表現できようか。
特に表題曲の『You Must Believe In Spring』と『We Will Meet Again (For Harry)』が秀逸だ。