Doblog生活

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『ファインディング・ネバーランド』とか

2006年08月13日 | 本・映像・CD
今朝は、夫と下の息子Rが「ソフトボールの都大会が(どこだか八王子の方で)あるといって、5時前に出発。
上の息子Tはボランティアコーチをしている地域の少年サッカーの合宿(コーチは費用がただなんだって。)で7時半に出かけるのに、6時頃からバタバタ音たててうるさい(子どもの遠足前の心理?)もんで、私も早く起きちゃいました。彼は、サッカーが大好きで子どもが大好きで、だから、週に3回も子どもたちとサッカーを通して触れ合うのがと~っても楽しいんだって。昨夜、夜食しながら、「時々ね、(子どもたちとのことで)いろんなこと考えたりできるって、幸せだな~」って言ってました。

昨晩は、一人で(夫とRは翌朝に備えて就寝。Tはバイトで留守)DVD観てました。Rがバイト先のレンタル屋で50円!で借りてきた『ファインディング・ネバーランド』。ジョニー・デップが『ピーター・パン』の物語を書いた劇作家ジェームズ・バリを演じ、彼とピーターという名の少年の交流を描いた作品。
監督は「チョコレート」のマーク・フォースター
脚本はこれがデビューとなるデイヴィッド・マギー
彼が心を寄せる少年たちの母親をケイト・ウィンスレット

うん、良かったよ。ケイト・ウィンスレットが薄幸な病人には全く見えなかったけど、息子たちを心から愛し、バリとプラトニックな愛を育むところに、とっても共感。子ども好きな夫と子どもの心を理解できない妻(これで、二人の間に子どもでもいれば違ってきたんだろうけど)との距離がどんどん広がっていくのにも納得。

これを見ると、20世紀初頭、観劇は大人の高尚なたしなみだったんだね。着飾って、オペラを観に行くのと同じ感じ。あれじゃ、庶民の生活を題材にした作品なんて上演できないわな。そういうとこに『ピーター・パン』をかけるんだから、かなり仰天ものだった。孤児院から子どもたちを招待して、あちこちの客席に座らせ、笑いを他の取り澄ました大人に伝染させるのって、いいアイデア!


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