病院を出た足で、主人のお母さんに会いにいく。
今日の結果を一番心配している人だ。
結果を伝えると、とても驚いていたし、動揺もしていた。
日頃、気丈な人だから結構平気かもと思っていたが、主人に向かって
『絶対治るから、平気だから、根性だ、がんばれ。』を繰り返していた。
自分にいってるんだろうなー。きっと。
私たち夫婦は、結婚するまでを含めてもう12年も一緒にいる。
だから結構こんな中でも落ち着いてい . . . 本文を読む
教授先生の口から初めて聞くデメリットの説明。
確かに放射線治療は広範囲に当てる物だから、患部以外も被爆してしまう。
そして正常な細胞も壊してしまうのでかならず口内炎は出来る。それも沢山。。
今は痛みがなくても、治療による痛みがあるということ。
あと、この病院では小線源治療はやっていないがPDT(光線力学的療法)を行っていて
ただしこれは保険がきかず60万ほどかかるという。
この治療法によるメリット . . . 本文を読む
初めて教授先生に会う。
ストライプのシャツ、派手なネクタイ。うわーやな予感。
教授先生は主人に告げた事をもう一度説明をしてくれた。
とても判りやすい説明だった。なるほど、なるほどと聞いた。
しかし決定的にダメな点があった。
この教授先生、治療のデメリットを全く言わなかったのである。
私は主人に内緒で舌がんについて下調べをしていたのである。もしかしたら、もしかしたら
の思いでネットで情報を集めていた . . . 本文を読む
病理検査の結果はクロ。
採取した部位から癌細胞が見つかった。
それでもまだ初期の段階での発見でよかったと思った。
これで戦う敵は見えたわけだ。
明後日からの入院は、これから行う放射線治療のための腎臓検査の1日入院だという。
放射線治療でもう決まりなの?
っていうか癌告知には家族は呼ばれないの?呼んでくれないの?
あせってしまった。 主人に一通りの説明は受けたが本人も動揺していて、すべてを把握しきれ . . . 本文を読む
2006年10月24日 運命の日になるのか。それともまた様子見なのか。
そろそろどっちかにして欲しい。。などど思い始めてしまった。
夏に初診を受けてからもう季節も変わって秋ですよ。こんな状況にちょっと疲れてきた私たち。
と同時に受け止める覚悟も何となく出来かかっている私たち夫婦。
今日もタクシーで病院にいってしまった。
なるようにしかならないな。。二人で同じ事を思っていた待合室。
診察室から戻っ . . . 本文を読む