おぶくさん

先日我が家に仏壇がやってきて、精入れが終わりました。
その時にお寺さんに
「おぶくさんが上手に作ってありますね。」
と言われました。
おぶくさん・・・ってなんだっけ？？？・・・あ・・・ごはんか。
と気付くまでちょっと時間がかかっちゃいました。
亡くなった祖母が「おぶくさん」と言っていたのを思い出しました。
仏様に供えるご飯の事をおぶくさん（御仏供）と言うのだそうです。
別に住んでいた祖父母のところに子供の頃、よく遊びに行っていました。
泊まりで行った事もよくあり、その時に朝おぶくさんを作るのが習慣でした。
円柱状にこんもり高く盛り付けるのが楽しくていつも手伝っていました。
精入れの日、こんな感じだったな～と思い出しながら作りました。
結構しっかりご飯を詰めないと斜めの円柱になったりするんですよね。
子供の頃に試行錯誤してやったものでした。
それを40年も経ってお寺さんに褒められるなんて。（笑）
またまた意外な経験が役に立ちました。

お寺さんに教えてもらったのですが
硬くなったおぶくさんは醤油をつけてトースターで軽く焼くとおいしいとのことで
早速やってみました。
焼きおにぎりですね～。
子供の頃は「かちかちのごはんいやだな～」なんて思っていましたが
こうするとおいしくて3人で1つずつ食べました。


そして・・・先週の花だわ～。（笑）



私の流派に忠実なものではありませんが
それっぽく。。。
一番いい感じに生けられたかも～。
こんな程度です～。