能登半島外浦突端の荒々しくも美しい大自然を走ってきました。激坂アップダウンがいっぱい。「ゾウゾウ鼻-皆月」定番です。
久しぶりのチームラン。金沢から車で約2時間、門前町サンセットパーク道下をスタート&ゴールにツーリングスタート。
ツール・ド・のと出場経験の方はお分かりだと思います。ここは1日目、輪島市のゴールを目指して走る最後の難関「円山峠」のすぐ手前です。
走り始めてすぐ1日目の最終チェックポイント門前中学校が左手に見え、10分程度走ると見えてきました円山峠。ツール・ド・のとでは約120kmの行程の最後にやってきますので結構堪える峠ですが今日は走り始めてすぐ。足はまだ暖まっていませんが楽勝です。
峠を一気に下り輪島市内に入ります。ここは袖ヶ浜海岸。景色も良く結構お気に入りの場所です。
それにしてもこの青空!円山峠を越えるまでは薄曇りで少し心配していましたが、缶ビールのCMにも使えそうなこの空。爽快です。
西保海岸など輪島から西側のエリアはほとんど観光地化されておらず自然のままの風景が広がります(当然コンビニなどもありませんので食料などの調達は輪島市内で済ませておく必要あり)。
そしてここが海岸沿いの激坂アップダウンの始まりです。
えっちらおっちら上りきって、ガーっと一気に下っているとその向こうにゴゴゴゴゴーっと反り返るような次の激坂が見えてきます。「誰かぁ、橋かけてくれー」
それにしてもどうですこの景色。自然の起伏を体で感じながら次のコーナーを目指します。
やってきました、一発目の強烈激坂「ゾウゾウ鼻」
上るにしたがって斜度がキツくなってくる。くわー、ちんたら乗りだ。
展望台からは海岸線が一望できます。数百メートルの行程でこの高さまで一気に上がるのだからそりゃ斜度も急になるわな。
いつ来てもきれいな海です。今日は水平線がガスっていますが、クリアなら遠く七つ島や舳倉島が見えるんです。
大沢漁港は周りを山に囲まれた小さな湾にあります。湾内の漁船、肩を寄せ合う家々、それらを取り囲む山間の小路。きれいな箱庭を見るようなほっとする光景です。
この小道を少し登ってゆくと、桶滝というとても珍しい滝があります。すこしルートを外れますが行ってみましょう。
桶滝はせり出した大きな岩盤に大穴を開けて清流が流れ落ちるとても珍しい滝です。
自然の力って凄いですね。
羽黒トンボ(かな)が滝下で羽を休めています。
きれいな水は生き物すべての生命の源。たいせつに。
大沢漁港に戻ってきました。
奥能登では、冬場日本海から吹きつける風雪から家屋を守るために間垣(まがき)と呼ばれる垣根を家の周囲にめぐらせます。
高さ約5mのニガ竹をびっしりと隙間なく並べた間垣。夏の日差しから家を守る効果もあったようです。
この一帯は急峻な岩壁が海へと続いており、人間が簡単に海に出られる所はほんのわずかしかありません。
厳しくも美しい風景ですね。
海に向かってダイブするように一気に下り。
この先の海岸には上大沢キャンプ場があります。いまどきの化学兵器を使った施設は何もありませんが、何人もが一度に昼寝できるような千畳敷の大岩があり、澄みきった海がある。十分です。
ここから一旦海を離れ、山間に向かいます。森の中に見えてきたのは男女滝(なめたき)。ここからの激坂は結構堪えます。
男女滝何段にもなってゆったり流れる本流女滝と、狭くて深い淵になり河床上に穿たれた8つの甌穴を作る雄々しい支流男滝で構成されています。
再び門前地区に入り、激坂を越えて一気に皆月海岸へ下り。この長い長い下りが上りの苦労を吹き飛ばしてくれます。
皆月海岸で遅い昼食と休憩を取り、気力と体力を充実させて、さぁ本日最大の激坂へ。
海岸線からえっちらおっちら上って、やってきましたこの分岐点。
まっすぐ抜けると、雪割草の群生でも有名な猿山灯台に出ます。僕たちはここを左折。さらに激坂をいくつか上って行きます。
振り返ると、さっき走ってきた海岸沿いの道が見えます。よぉし、あとひと頑張り。馬の背の峠が見えたら頂上だ!
海だ!
猿山側から峠を超え、苦労を吹き飛ばすように一気に下ると鹿磯漁港に出ます。朝からずっと海岸沿いを走ってきたのに、激坂峠を越えて反対側の海が見えた時、何だかとてもなつかしい気持ちになりましたね。
門前じんのびの湯。
みんな無事完走!速攻で撤収し、すぐ近くにある「門前じんのびの湯」へ直行。日本海に沈む夕日が一望できる露天風呂へ直行だ。
距離にして66km程度の行程ですが、このコースの達成感は格別。感動するきれいな風景に出会うには、多少の苦労は必要かも。
お疲れ様でしたぁ!
久しぶりのチームラン。金沢から車で約2時間、門前町サンセットパーク道下をスタート&ゴールにツーリングスタート。
ツール・ド・のと出場経験の方はお分かりだと思います。ここは1日目、輪島市のゴールを目指して走る最後の難関「円山峠」のすぐ手前です。
走り始めてすぐ1日目の最終チェックポイント門前中学校が左手に見え、10分程度走ると見えてきました円山峠。ツール・ド・のとでは約120kmの行程の最後にやってきますので結構堪える峠ですが今日は走り始めてすぐ。足はまだ暖まっていませんが楽勝です。
峠を一気に下り輪島市内に入ります。ここは袖ヶ浜海岸。景色も良く結構お気に入りの場所です。
それにしてもこの青空!円山峠を越えるまでは薄曇りで少し心配していましたが、缶ビールのCMにも使えそうなこの空。爽快です。
西保海岸など輪島から西側のエリアはほとんど観光地化されておらず自然のままの風景が広がります(当然コンビニなどもありませんので食料などの調達は輪島市内で済ませておく必要あり)。
そしてここが海岸沿いの激坂アップダウンの始まりです。
えっちらおっちら上りきって、ガーっと一気に下っているとその向こうにゴゴゴゴゴーっと反り返るような次の激坂が見えてきます。「誰かぁ、橋かけてくれー」
それにしてもどうですこの景色。自然の起伏を体で感じながら次のコーナーを目指します。
やってきました、一発目の強烈激坂「ゾウゾウ鼻」
上るにしたがって斜度がキツくなってくる。くわー、ちんたら乗りだ。
展望台からは海岸線が一望できます。数百メートルの行程でこの高さまで一気に上がるのだからそりゃ斜度も急になるわな。
いつ来てもきれいな海です。今日は水平線がガスっていますが、クリアなら遠く七つ島や舳倉島が見えるんです。
大沢漁港は周りを山に囲まれた小さな湾にあります。湾内の漁船、肩を寄せ合う家々、それらを取り囲む山間の小路。きれいな箱庭を見るようなほっとする光景です。
この小道を少し登ってゆくと、桶滝というとても珍しい滝があります。すこしルートを外れますが行ってみましょう。
桶滝はせり出した大きな岩盤に大穴を開けて清流が流れ落ちるとても珍しい滝です。
自然の力って凄いですね。
羽黒トンボ(かな)が滝下で羽を休めています。
きれいな水は生き物すべての生命の源。たいせつに。
大沢漁港に戻ってきました。
奥能登では、冬場日本海から吹きつける風雪から家屋を守るために間垣(まがき)と呼ばれる垣根を家の周囲にめぐらせます。
高さ約5mのニガ竹をびっしりと隙間なく並べた間垣。夏の日差しから家を守る効果もあったようです。
この一帯は急峻な岩壁が海へと続いており、人間が簡単に海に出られる所はほんのわずかしかありません。
厳しくも美しい風景ですね。
海に向かってダイブするように一気に下り。
この先の海岸には上大沢キャンプ場があります。いまどきの化学兵器を使った施設は何もありませんが、何人もが一度に昼寝できるような千畳敷の大岩があり、澄みきった海がある。十分です。
ここから一旦海を離れ、山間に向かいます。森の中に見えてきたのは男女滝(なめたき)。ここからの激坂は結構堪えます。
男女滝何段にもなってゆったり流れる本流女滝と、狭くて深い淵になり河床上に穿たれた8つの甌穴を作る雄々しい支流男滝で構成されています。
再び門前地区に入り、激坂を越えて一気に皆月海岸へ下り。この長い長い下りが上りの苦労を吹き飛ばしてくれます。
皆月海岸で遅い昼食と休憩を取り、気力と体力を充実させて、さぁ本日最大の激坂へ。
海岸線からえっちらおっちら上って、やってきましたこの分岐点。
まっすぐ抜けると、雪割草の群生でも有名な猿山灯台に出ます。僕たちはここを左折。さらに激坂をいくつか上って行きます。
振り返ると、さっき走ってきた海岸沿いの道が見えます。よぉし、あとひと頑張り。馬の背の峠が見えたら頂上だ!
海だ!
猿山側から峠を超え、苦労を吹き飛ばすように一気に下ると鹿磯漁港に出ます。朝からずっと海岸沿いを走ってきたのに、激坂峠を越えて反対側の海が見えた時、何だかとてもなつかしい気持ちになりましたね。
門前じんのびの湯。
みんな無事完走!速攻で撤収し、すぐ近くにある「門前じんのびの湯」へ直行。日本海に沈む夕日が一望できる露天風呂へ直行だ。
距離にして66km程度の行程ですが、このコースの達成感は格別。感動するきれいな風景に出会うには、多少の苦労は必要かも。
お疲れ様でしたぁ!
素晴らしい滝と適度な坂で、楽しい一日でした。
またお誘いください。
MTB+イボイボタイヤで頑張ります。
面白かったですね。好天に恵まれ、眺めも最高でした。
それにしてもGARYさんのハイパワーには感心させられます。先頭で坂道を走っていても、後ろからイボイボタイヤのゴゴゴゴーというロードノイズが聞こえてきて、あっという間に抜き去られてしまいました。凄すぎます。
こんどはエア圧を3キロくらいにして走りましょう。いや、2キロかな。