HDR修行中++
何気ない庭に仕上がって、うれしい。
水面の反射を見て判るように、そらは青空。
陽春の日差しが中央の石に反射して強烈な逆光状態。
通常撮影では、奥の石灯籠との「適正露出のコラボ」は不可能。
手前と奥とで落差のあるこの特徴的な庭は、露光差もあり、
どちらかが露出オーバーすることが多いと思います。
ベタな曇りの昼間ならイケルかも。
HDRって、凄い。こんなときは独壇場です。
ちなみに、手前で石組みに頭突っ込んで食事中の特大の鯉。
1m近くあるでしょうか。すんげーでかい。
で、食事終わったら、出られるんでしょうか?
心配です。
何気ない庭に仕上がって、うれしい。
水面の反射を見て判るように、そらは青空。
陽春の日差しが中央の石に反射して強烈な逆光状態。
通常撮影では、奥の石灯籠との「適正露出のコラボ」は不可能。
手前と奥とで落差のあるこの特徴的な庭は、露光差もあり、
どちらかが露出オーバーすることが多いと思います。
ベタな曇りの昼間ならイケルかも。
HDRって、凄い。こんなときは独壇場です。
ちなみに、手前で石組みに頭突っ込んで食事中の特大の鯉。
1m近くあるでしょうか。すんげーでかい。
で、食事終わったら、出られるんでしょうか?
心配です。
HDRお好きなんですねぇ
僕もHDRたまにつかいますが仕上げに対する考え方が同じなのでうれしいです。
色々と嗜好が違うのでここでは割愛しますが、僕のHDRに対する考えを記事にしてあるのでTB送らせていただきますね。
僕の場合は一枚RAWで撮影しておいてSilkypixで多段露出したもので作ります。
自然相手だと風の影響とか光の加減が微妙に変化してしまったりするので・・・
いずれにせよこの方向のHDRは大好物です^^
お互いがしがし活用していきましょう。
とはいうものの最近のカメラは標準でそれができるようになっていますがね^^;
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、たまさんとはHDRの取り組み姿勢が同じのようで、
嬉しかったです。
「一見普通の写真。でも、あれ、普通こんなの撮れないぞ」ですよね。
2枚目の清流の作品も、
普通に撮ったら手前の岩や草は露出オーバーでぶっ飛んでるでしょう。
さりげなくすごい写真、ありがとうございました。
※このコメントは、たまさんのサイトにも入れさせていただきました。
TBは止めさせてもらってるので申し訳ありません。
今後ともよろしくお願いします。
違和感なく見えるのがすごいなぁ~って感激してます。
ありがとうございます。
頭突っ込んでる鯉が心配です。
魚って、バックできるんですかね?
こんなにキレイに光が回って見えるなんて。
見たいと思うように仕上げられるHDRは
すごいですね。
私は、古い建物や古い町並みの風景が好きで、金沢には 1度行った事があり、とても良かったので 又行ってみたいと思っています(^^
Uribouzさんの写真は、ハッキリ・クッキリ撮れていて、私が目指している写真にとても近くて勉強になります!
私は、デジ一を始めてから まだ5ヶ月の超初心者なので、デジ一勉強中で分らない事ばかりです・・・(^^;
そこでお伺いしたいのですがぁ。。。HDRって何でしょうか?(汗)←ホントに初心者の質問でスミマセン;
Brisana
薄暗いの日本庭園を、「薄暗くしか撮れない」のと、
「薄暗くも撮れるし、視覚イメージどおりにHDRでも撮れる」のとでは
その場の対応力に大きな違いが出ます。
そうなれるように、もう少し試行錯誤してみます。 ^ ^
過分な評価ありがとうございます。
デジイチ始めた時期はほぼ同じです。 ^ ^
HDRについて、簡単にご案内します。(多々私見が入ってますが…)
●HDR
High Dynamic Range(ハイ・ダイナミック・レンジ)の略で、
デジタルで言うダイナミックレンジは、フィルムで言うとラチュード。
1枚の写真に白飛び・黒つぶれなしに、どれだけ階調豊かに画像表現できるか
かな。
フィルムのラチュードはとても広く、デジタルも同等になりつつありますが
双方ともにやはり限度があります。
●人間の記憶はHDR
ところで、人間の記憶というのは素晴らしいもので、
「陽春の明るい日差しの下」
「薄暗い日本家屋の座敷から」
「春めいてきた庭を眺めています」
あちこちに目を向けると
「青空に雲がぽっかり浮かんでいて」
「軒下を見ると木組みの直線がとても日本的で」
「庭石に反射する日差しが春を感じさせて」
「石組みの陰には大きな錦鯉が居る」
後日思い返してみると、あのときの記憶は上記の通りで
それを絵にしようとしたら、それぞれを記憶の通り鮮明に描くでしょう。
でも、1枚の写真におさめるのは至難の業です。
「ぽっかり浮かぶ雲に露出を合わせると、軒下は真っ黒になります」
「石組の陰の錦鯉に合わせると、庭石は白磁のように真っ白にぶっ飛びます」
で、対策はというと、
「曇った日の昼間など明暗の少ない眠くなるような日を選ぶ」か
「リフレクタやストロボなど補助光を多用」します。
前者は天候に左右され、かつつまらない作品になり、
後者は大掛かりになり、アシスタントまで必要になります。
●HDRなら
そもそも「青空の雲」「軒下の木組み」「庭石の反射」「陰にいる錦鯉」
それぞれ明るさに大きな違いがあるのだから、
1枚のフィルムに収めるのは無理なんです。
じゃあ、おんなじ構図でそれぞれが適正露出になるように何枚も撮って、
適正露出のところを集めれば全部が適正露出じゃない!
ということです。
●じゃあ、どうやって
具体的には、まったく同じ構図で、同じ絞りで、シャッタースピードを変えて
「適正露出」「2絞りオーバー」「2絞りアンダー」の3枚を撮ります。
デジイチでもコンデジでもAEB機能があれば、露出を違えて連写で撮れます。
これを、ソフトウェアでおいしいとこ取りします。
僕が使っているのはPhotomatixPro3.0jで、
15,000円以下で購入でき、Mac/Win対応です。
これで各パラメーターを調整してやると
「一見普通の写真。でも、あれ、普通こんなの撮れないぞ」にも、
「アメリカンポップアート」的な絵画的仕上がりにもなります。
●意外とハードルは低い
パラメーター調整は難しそうに思いますが、始めてみると7合目くらいまでは
一気に登れます。
あとは、自分の納得のいく仕上がりにどれだけ追い込む気があるかですね。
●賛否両論
HDRは、絵画的作品が多く、あれは写真じゃないとの評価もあります。
しかし、リアルか絵画的かはクリエーターの思いの出るところであり
正解はありません。
僕は、HDRは撮影手法の単なるひとつと考えています。
HDRが使えるようになっておけば、
上記のような「ダイナミックレンジを大幅に超える条件」に遭遇したときに
サクッとそれで対応してやればよいのです。
そしてそれは、HDRの独壇場であり、ほかの対策は現実的でないでしょう。
●常用性の魔力
皆さんやり始めると、その圧倒的な表現力に魅了されて、
「こいつでしか撮れなくなるのでは」と不安にもなるでしょう。
それほどその実力は高く、ハードルは低いんです。
でも、向いていない被写体、向いていない撮り方もあるので、
「アメリカンポップアート」を目指す人以外は、心配はないと思います。
以上、私見を多々交えて、ご案内したつもりですが、いかがでしょう。 ^ ^
もしご興味があれば、
早めにある程度使えるようになっておくことをお勧めします。
それは 誰でも、
「うわぁ~、こんなときHDRが使えたら!」
と痛感する場面が必ず来るからです。
初心者の私でも分りました!
HDRのお話を聞き、スゴク興味をもち、私も早めにHDRを使えるようになりたいと思いました!
でも私は、今マニュアルで撮る練習をしていて、やっとマニュアル設定の仕方が分ってきた位の初心者なんです。。。
まだ、ちゃんとした写真の編集ソフトも無いから、まずはちゃんと写真を撮れるようになってからの方が良いと思うんですけどねぇ。。。
でも、お話を聞くとHDRのソフトは安いし 早めに覚えた方が良いと思ったので、HDRも同時進行で勉強しようかなぁ~なんて思いました(^^
私の理想の写真は、自分の目で見た通りの写真を撮る事なんです。
私が撮ると、絵のようになってしまって全然クッキリ・ハッキリ撮れないんです。。。
HDRを覚えたら、もっともっと写真が楽しくなりそうです!ありがとうございました!
Brisanaさんの言う「絵のように」とは、どんなイメージなんでしょうね。
自分への不満は、成長への原動力になるので、適度に溜まっていたほうが良いです。
「俺って、すげぇ!」って、思ったら成長は止まると思います。
「クッキリ、ハッキリ」のためには、
フォーカスの精度向上や、「見せたい部分の適正露出」など基本の押さえもあるし
今は不満をたっくさん抱えて、もがいてみましょうか。
お供します。 ^ ^