Club Uribouz

Blog Novel マクロに壮大な物語を

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2009年07月14日 | Blog Novel
EPISODE4/#08


 生きてる。



 見知らぬ浜辺に打ち上げられていた。

 俺だけ生き残っちまったのか?
 なんて事だ。

 俺の勝手な行動が、みんなを巻き込んじまった。


 無事を祈らずにいられなかった。



 どこで運命が狂っちまったんだ。 …


 たぶん、…俺が船長になっちまったところからだろうな。



 もう海を離れよう。
 俺は海に生きちゃいけないんだ。



 眼前には、禍々しい「黒い森」が広がっていた。





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11 コメント

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あとがき (Uribouz)
2009-07-14 06:03:06
 今回のEPISODE4は、3での「浪人者」が黒い森に籠るまでのお話です。


 そう、船長の「俺」はこのあと陸にあがり、浪人者となります。


 お気づきの方もいらっしゃるようですが、

 4の「心配性の料理長」も無事生き延びて、
 3の「痩せこけた僧」となり浪人者の前に現れます。

 料理長と僧のモデルとなった花は、こちらも同一人物(花)でした。
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続きも楽しみ (フレデリカ)
2009-07-14 13:42:58
この花は朝露でこのように奇麗な水滴だらけなのかな?結構小さな花の様ですね。この後は浮浪者になるのですね、写真とのコラボ、素晴らしいし楽しいですね。
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Unknown (小枝)
2009-07-14 19:36:00
なるほど、そうなっていくわけですねえ。
良かった料理人が無事で。

水玉一杯の花が綺麗。
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Unknown (baki)
2009-07-14 21:17:56
そうか~、そうやって話が繋がるわけですね!
浪人者はUribouzさんだったのですねー!
水滴がついたお花、とてもきれいですね!
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力技^ ^ (Uribouz)
2009-07-14 21:32:29
 フレデリカさん、こんばんは。

 なんとかつじつまが合いました。^ ^

 ちなみに、浮浪者でなく浪人者です。へへへ。^ ^
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なかなかの (Uribouz)
2009-07-14 21:35:15
 小枝さん、こんばんは。

 はい、なかなか定評のある腕前の料理人のようです。


 この花、シベの所が「ひと」の様に見えたので、心象風景として採用してみました。
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この鼻があと○センチ高かったら… (Uribouz)
2009-07-14 21:38:59
 bakiさん、こんばんは。

 言葉足らずでした。
 「俺」は私Uribouzのことではありません、「俺」と名乗る船長です。
 僕はそんなに高い鼻ではありません。^ ^

 いいなぁ、イケメンだったら主人公になれるんだが。^ ^
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ほぉ~なるほどぉ~ (Brisana)
2009-07-15 22:18:56
エピソード4がエピソード3につながるなんて、まるで映画のように本格的ですね!
ターミネーターやスターウォーズみたい(^^
始めからストーリーが出来ている訳では無いのに、話が繋がるのがスゴイです!

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力技^ ^ (Uribouz)
2009-07-16 06:13:25
 Brisanaさん、おはようございます。

 本当に先をあんまり考えてないので、「力技」です。

 だから、撮った写真並べてにらめっこです。妄想を巡らせながら。^ ^
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失礼しました! (フレデリカ)
2009-07-16 16:16:39
>ちなみに、浮浪者でなく浪人者です。
>>ワハハ....失礼しました!
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