坂あがり#009 王道-夕霧-田島 （開拓団５）

　いつものルートを逆回りしてみたら？　panaさんと突発ツーリングで新ルート開拓。

　「王道線を逆回りしてみたよ」panaさんのそんな一言に。おお、そーいえばゴール寸前は激坂下りだし逆回りしようと考えたこともなかった。それ以外はふつーの坂だし、逆回りって全く違った風景になるから面白いね。突発ツーリングスタート。

　で、走ったコースが以下の通り。うーん、平地がない。ちんたらコンビで坂あがりの神髄を極める。

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［湯涌をスタート。初めて王道線を上がる。］
　走り出しは激坂のため、最初からちんたら乗り。出発準備中に横を通り過ぎていったじーさんツーリストがもう道ばたで休憩してた。おいおい、そのペースでどこまで行くの。
　採石場を過ぎるともう並の上りとなり、ちんたら乗りで快適に走れます。見覚えはあるが初めてに近い感覚で走れることに感心。思いのほか短時間で見上峠到着。


［見上峠から夕霧峠まで一気に上がる。］
　見上峠から夕霧峠への上がりは久しぶりです。ここは医王の里までは激坂ですが、そこから先夕霧峠まではこれも長いだけでのんびり上がれます。ただし、今日は無風で温度湿度とも高め。十分な水分補給で行きましょう。
　さすがは夕霧峠。峠付近はこんな日でも薄曇り。標高８００m突破。


［強敵AROSA上がりを、今日は一気に下る。］
　峠から少し下のロッジで昼飯（上の写真）
　やっぱり夕霧峠はAROSA側の方が傾斜が急だなと感じつつ快適な下りを満喫します。
　「ざまあみやがれ、今日は下ってやったぞ！」などと誰に言うともなく心で叫びつつ。


［法林寺への交差点まで、のんびり下る。］
　今回のルート中で一番傾斜が少ないが、やっぱりここも平地じゃないなぁ。AROSAの上り口から法林寺への交差点まで、のんびり下ります。本日のツアーコンセプトは「ちんたらへの回帰」。ヨーロッパの高原（行ったことないけど）のような広大で、大きく緩やかな起伏。旧福光町の山側街道はぴったりフィットしていました。


［医王トンネル越えで二俣へ。］
　法林寺から医王トンネル、峠を越えて二俣へ入ります。唯一トンネル内で涼めると感じるほど今日は暑い。


［チャレンジ田島-見上峠ルート　何か上の変～んな方角にカーブミラーが見える］
　二俣地区からは当初二俣峠を越えて俵-太陽が丘ルートで湯涌街道へ向かう予定でしたが、方針変更。田島（たのしま）から見上峠へ向かうことになりました。
　ほとんど坂しかないルートも初めてなら、一日に二回も見上げ峠に上がるのも初めてでした。
　距離にして６kmの上り。中盤以降思いのほか傾斜がありましたが激坂というほどではありません。ただ、上がっているとずーっと上の方や、変～んな方角にカーブミラーが早いうちから見えて無言のプレッシャーをかけてきました。風景としてはいくつもの千枚田をつづら折りの道が縫うようにして駆け上がっておりきれいでしたね。

　田島から上がり始めしばらくして、三叉路。一方は至見上峠でもう一方は、え？至夕霧峠。この行程でどんなルートかわからない夕霧へのチャレンジはリスキーと判断し、予定通り見上峠に向かいました。
　giosさん。今度ここの開拓団を結成しましょう。


［本日二回目の見上峠を越えて、王道線を下る。］
　どうにか見上峠に到着。いつものペースで頑張ってたら結構足に来てたでしょう。ちんたら乗りに距離制限なし。
　いつも見慣れた風景で王道線を一気に下りゴール。湯涌温泉総湯へgo。
　距離約５０km。下りで４０～５０km/hも多々ありましたが、ちんたら乗りによりアベレージ１３km/h。お疲れさまでしたぁ。