普段着は そうでもないのに ウェア派手

　自転車乗りには特徴があります。その４。サイクルウェアは派手ですねぇ。チームウェア、メーカーレプリカ、チャンピオンレプリカなどなど。シックなデザインのものもあるようですが、見かけるのは圧倒的にド派手なものが多いようです。当然僕も同様。

　これがなかなか機能的で、快適に走ることが出来る優れものなんです。自転車は目立っておかないと自動車に踏まれたりするので、その点でも必須です。

　普段はどこにでもいるおっちゃんでも、ウェアに着替えると、何だか別人に見えたりします。
　こ・れ・が・最初は恥ずかしいんだ。
　例えば、ひとりでコンビニに入るなんて、とっても抵抗がありました。


　慣れというのは恐ろしいもので

　以前、マウンテンバイクに、サイクルウェア・ヘルメット・サングラス・グローブ・シューズなどフル装備でツーリングに出かけ、ある映画館の前へさしかかりました。

　この日は、映画「メッセンジャー」の初日。
　「おぉ、そういやぁ、これ見たかったんだ」と、予定を変更。

　その格好のまんまでチケットを買い、会場に入りました。

　本人は別段気に留めることもなく、楽しく映画を見て帰りました。
　が、自転車がテーマの映画に、サイクルウェアフル装備で見に行くなんて、まるでコスプレ趣味の危ない人に見られていたかもしれません。


ちゃりせん（チャリンコ川柳）