EPISODE3/#15
退却するほかなかった
気がついたとき、ほこらはあたりまえのように向こうにあった。
妖気を漂わせているが、何も仕掛けてこない。
無力の僕たちなど眼中にないとでも言いたげな静けさだった。
浪人者が現れた。
怖くなって隠れていたと話したが、
見えない力に引き剥がされたはずなのに、怪我をした様子がない。
「この先に回復の泉があるんだ。」
浪人者は、この辺りを住処としていたから知っているのだと説明したが、
不信感は拭い去れなかった。
しかし、村まで帰るだけの体力はない。
歩けないなかまを浪人者が背負い、回復の泉へようやくたどり着いたのは夕暮れだった。
回復の泉は本当だった。
僕たちは見る間に傷が回復し、気力がみなぎってきた。
完全に回復するまで、しばらく身を任せることにしよう。
でも、気分は晴れない。
ほこらに戻っても、同じことを繰り返すような気がしていたからだ。
打つ手は思い浮かばなかった。
木陰では、回復の必要のない浪人者が酒をかっくらっていた。
にほんブログ村
参加しています。毎度クリックありがとうございます!
退却するほかなかった
気がついたとき、ほこらはあたりまえのように向こうにあった。
妖気を漂わせているが、何も仕掛けてこない。
無力の僕たちなど眼中にないとでも言いたげな静けさだった。
浪人者が現れた。
怖くなって隠れていたと話したが、
見えない力に引き剥がされたはずなのに、怪我をした様子がない。
「この先に回復の泉があるんだ。」
浪人者は、この辺りを住処としていたから知っているのだと説明したが、
不信感は拭い去れなかった。
しかし、村まで帰るだけの体力はない。
歩けないなかまを浪人者が背負い、回復の泉へようやくたどり着いたのは夕暮れだった。
回復の泉は本当だった。
僕たちは見る間に傷が回復し、気力がみなぎってきた。
完全に回復するまで、しばらく身を任せることにしよう。
でも、気分は晴れない。
ほこらに戻っても、同じことを繰り返すような気がしていたからだ。
打つ手は思い浮かばなかった。
木陰では、回復の必要のない浪人者が酒をかっくらっていた。
にほんブログ村
参加しています。毎度クリックありがとうございます!
力がみなぎりますねえ。
さて浪人ものはいったい誰なんでしょうねえ。
写真からも湧き上がる自然パワーを感じます
素敵な青の泉です!
あ~ 装備を全部失ったと思っていたら ”皮のブリーフ” だけは穿いたまま残ってました、、
このままでは完全に変質者かゲイです~
何か買い与えて下さい~(涙)
ポチッ
昨日の朝久しぶりにランニングしたら、今朝は筋肉痛でパンパンです。
せっかくやる気満々で目が覚めたのに。
いまから、回復の泉にいってきます。^ ^
相変わらず名前は判りません。^ ^
浪人者、多くを語らないので謎だらけです。
ある意味最強の防具になります。
敵が近寄ってこない。^ ^
結構名前知らない花が多いんですぅ。^ ^
直径5cmほどの小さい草花でした。
それでも見ての通り、何か惹き付けるものがある魅力的な花でした。