所用があり、新宿に行きました。
用が済み、「そういえば、某伊勢丹で『サロン・デュ・ショコラ』やってなかったっけ?」と思いついた筆者。
All about サロン・デュ・ショコラ http://allabout.co.jp/gourmet/sweets/closeup/CU20090107A/
ふらふらと立ち寄ってみることにしました。
案の定、混み合っておりました。
某伊勢丹といえば、アンリ・ル・ルー氏の作品が買えるところ。
(ブランド表記アンリ・ルルー)
筆者、ル・ルー氏のC.B.Sをこよなく愛しております
昔書いた関連記事
http://blog.goo.ne.jp/club_3/e/f116ec0b49c876dc4c8071701a6fb141
サロン・デュ・ショコラに本格参戦する元気の無かった筆者、ル・ルーさんのブースを覗いて帰ろう、と行き当たりばったりに考えました。
ル・ルー氏のブースは大きいのですぐに見つかりました。
足を踏み入れようとした筆者、心臓が飛び出すかと思いました。
なんと、アンリ・ル・ルー御大ご本人がにこにこしながら座ってらっしゃるじゃないですか!!!!!!!!
チキンな筆者、普段はバレエだの舞台だのを見に行って、憧れのソリストやスタアがいらっしゃっても声をかける勇気が持てず、ただ見つめるのみ。
しかし、今回は考えるヒマも無かったので、気づいたらサインをもらってらっしゃる方の後ろに並んでおりました。
嗚呼・・・しかし。
ただでさえおフランス語の口頭表現能力が乏しいのに、昨年1年無為に過ごしてしまった筆者・・・
何言ってんだか自分でもさっぱりわからないことを巨匠に大声でまくし立ててしまいました;;;
ああ、思い切り恥ずかしゅうございます・・・
変な女@サロン・デュ・ショコラ、それは、筆者自身でございます。。。
ル・ルー氏、この変な女を生暖かく見つめながら、サインをして下さいましたよ。
付箋の下に、この恥ずかしい女=筆者の名前がアルファベで書いていただいてあります。
その下には、巨匠のサインが。
バカ女の筆者、図々しくも最初に巨匠に握手していただいておきながら、お別れ際にもう一回握手をお願いしてしまいました。
ああ、この手であのキャラメル始め、素晴らしいお菓子の数々をお作りになってこられたのね・・・と思うと、本当に感動いたしました。
サインは、(多分某伊勢丹さんが用意した)カードの裏に書いていただいてあります。
これですわ↓
そして本心ではブース内で食べられるアイスクリームhttp://www.henri-leroux.com/ Glace au C.B.S を食したかったのですが、大騒ぎしたあまりの恥ずかしさに撤退。。。
その勢いで、会場にいらっしゃる他のフランス人パティシエと取り留めもなくお話しさせていただいたりして一巡後、とぼとぼと帰りました。
生巨匠にお会いして興奮したのですが、冷静になってみると、「日本語で言えないことはフランス語でも言えないんだなあ。。。」と実感。
至極当然なことですが、巨匠に出くわして
「あなたのお菓子の大ファンです。」
「キャラメルは素晴らしいです。」
「ご本人に会えるなんて思っていなかったので、驚いてドキドキしています。」
。。。以上のこと意外、思い浮かばなかったのですよねぇ。。。
他のシェフに対しては、チョコの色について聞いたり、中身について聞いたり、作り方を尋ねたり、材料について質問したり。
。。。おフランス語はろくにできないのですが、それでも「自分の言いたいこと」がはっきりしていると、何とか苦心しながら伝えることはできるわけで。
こうしてみると、おフランス語学習、コトバ以前に、前提となる自分の普段からの人への関わり方や、行動様式が実は大事なのでは無いかと思えてきてまいります。
一期一会の巨匠との出会いに、変な女で終始してしまったおバカな筆者ですが(それが素なのかもしれませんね;;)、これを教訓に、普段の自分のコミュニケーション能力についても考えていきたいと思います。
さて、いただいたサインをまじまじ見ると、おお!!優しい巨匠、訳のわからない変な女に対して、ハートマークを3つも書いて下さっておられるではありませんか!
(巨匠のサインのデフォルトなのかもしれませんけど;;;)
巨匠、ありがとうございました
ところで・・・まじまじこれを見ていると、疑問がわいてまいります。
この絵は、いったい何の絵!?
サロン・デュ・ショコラにちなんで、カカオの実なのでしょうか???
謎でございます。
どなたか、ご存じでしたら教えて下さいませ。
何を話していいかわからなくなって;;「いつまで東京にいらっしゃるのですか?」とお聞きしてみたところ、巨匠、これから京都や名古屋に行かれるとおっしゃってました。
もちろん、通訳さんはいらっしゃったのです。
でも、筆者、【何と話しかけたらいいのか】がわからなかったので、じたばたしてしまったのですよ。
通訳さんにお願いするにも、お願いのしようがなく。。。また、余裕もなく。。。
「言いたいこと」がはっきりしておられる方、通訳さんがしっかり伝えて下さるので、ご安心下さいね。
某伊勢丹のサロン・デュ・ショコラは1月26日で終了ですが、グランシェフ・パティシエにお会いできたり、アートなショコラを拝見できたりするこのサロン、他にも日本各地で開催される予定のようでございます。
機会がありましたら足を運んで下さいませ~!http://allabout.co.jp/gourmet/sweets/closeup/CU20090107A/
日本語で言えないことは、外国語でも言えないっていうのは、英検の2次で痛感しました。興味ない野球(スポーツ)の話で日本語でも答えられないし・・・って、言い訳なんだか開き直りなんだか。
それにつけても、このイベントはもっとリサーチしてから行くべきでした~
帰る際に会場図をいただいたという大バカな私。
ちゃっかりチョコはいくつか買ったのですけど、後から「もっとじっくり見ておけば…」というところもありました。
挙動不審者ではなく、落ち着いた大人の女になりたいものです
。
敬愛する方に突然出会ったとしてもうろたえないように、例えばジェロさまに会ったらどうするか・・・とかのロールプレイでもしてみましょうか。(笑)
「ジェロさまと野球についてお話」「相撲についてご説明」とか。
もっと怪しい女になりそうですね。