夏の修羅場その1が、ようやく終了いたしました。
細木○子氏には違和感を持つ筆者ですが、筆者の生活上では、氏の占いは結構当たるので侮れません。
6・7・8月は、筆者の大殺界なのでございます。
今年も辛うございました…
昨年度は、英検以来ぱったり興味をなくしていた英語をちょっと頑張ってみよう…と思い、何故か通信課程の女子大生に。
英語の【5文型】も知らなかった筆者が、チョムスキーの生成文法などを勉強する羽目になったりいたしました。
結果…言論人としてとても尊敬していたチョムスキーですが、学者としては大嫌いなりました。
昨年の6月は、仕事の修羅場と仏検の合間(仏検に向けては何もしなかったのでただ【受けた】だけですが;;)、英語のレポートを5日間で3本書いたりしておりました…
「人間、やろうと思えばできるんだなあ。ははははは」と、疲労で麻痺した頭で、妙なハイテンションになっていたのでございました;;
そんなこんなで、学生時代に取得した教員免許の基礎資格もあり、申請すれば英語科教員免許2種なるものをもらえるところまで単位がたまりました。(←ポイントカードではありません…)
現在のところ、必要感はないのでもう少し単位をとるまで申請するつもりはないのですが。
しかし、未だに英語の基本文法がよくわかっていない筆者。なのに、申請すれば免許がもらえてしまうなんて、全くもって恐ろしいことでございます。
本来の生活で必要としないフランス語と英語は、日常からの精神的逃避だったり脳内のバランスをとるものだったりしており、それは有効に機能してくれていたと思います。
その一方で、学習のハードルは筆者の身丈をはるかに超えて高くなり、「ちょっとした切り替え」だけでは対処できないレベルに;;
そこで、今年度は逆に切り替えをし、実生活で必要がある勉強に久しぶりに回帰することにいたしました。
その影響で、にわか女子大生としての英語の勉強はそこそこ、趣味としてのフランス語はぼちぼち…と、ここで大変な事態が!!
先日、携帯で簡単なフランス語のメールを書いていたときのこと…途中で、ふっと手が止まり、考え込んだ筆者。
「あれ、【ジュ】って、どう書いたっけ???」
【ジュ】ってあなた…あろうことか、一人称の je の綴りがわからなくなったのですよ!!!!!
仕事の修羅場で、脳血管が切れて脳細胞が壊れたのかも…
それにしても、覚えるのはとてつもなく時間がかかるのに…
忘れ去るのがあまりに早い 筆者…
果たして、全仏検受験者の中で、仏検終了1ヶ月もたたない時期に je の綴りを忘れる人がいるものでしょうか!?
…ほんとに悲しくなりました…
前回の記事で、
もしかしたら来年の今頃は、フランス語から遠く離れて、être の活用さえ忘れ果てているかもしれない、ということもあるのですから
と書きましたが、まさか、来年どころか1ヶ月もたたないうちに je を忘れるとは…
が…逆に考えると、無謀に過ぎる仏検受験がなかったら、もっと状況はひどかったかもしれません。
仏検を受けていなくて、こんな状況に出会ったら、次に仏検を受験するどころか、フランス語を学習する気力が失せていたかもしれません。
そう考えると、仏検協会への 【 お布施 】 は、フランス語学習の 【 年会費 】 として毎年心づもりしておく方が良いと思えてきたりします。…決して安くないお布施ですが…
さて、今年も箸にも棒にもかからないスコアで玉砕した仏検。
時事用語のお答えは…
(1)公用車 une voiture de ( fonction )
(2)生体認証 l'identification ( biométrique )
(3)代理母 une mère ( porteuse )
(4)二国間協定 un accord ( bilatéral )
(5)累進税 l'impôt ( progressif )
今年は、知っている言葉が一つもなくて頭の中が真っ白になり、ブランクも時間ぎりぎりまで真っ白でした。試験時間残り数分で、「ともかく何か書いておこう。」と決意。
- 公用車!? そんな言葉、一般人がどんなコンテクストで使うのよ!!と頭を抱えました。公務員が使う車だから、fonctionnaire から行ってみる?と、fonction と書いてみたら…まぐれ当たりでした;;
- 生体認証!? 生体生体…ええい!! と、biologique を入れましたが当然×。いろんな分野の方に、「【バイオメトリック(バイオメトリクス)】って、ふつうに使われているコトバ?」と聞いてみましたが、筆者の周りの人は、誰も知りませんでした;;
- 代理母!? 代理…代理… remplacée と書きましたが、そんなわけないです;;
- 二国間協定!? entre deux pays と書きたいのですが、ブランクは一つ(苦笑)。苦し紛れに無理矢理 bis-pays という語をでっち上げましたが、無いですね、そんなの;;
- 累進税!? ああ、筆者の最も苦手な分野の一つ…累進累進…gradé は違うし…「進」にかけて、progressif と入れてみたら、何とこちらもまぐれ当たり。ラッキーでした。
去年は受験中、早々あきらめて時間を余らせながらブランクを埋める努力もしなかった仏検ですが、今年は一応、最後まで頑張りました。
…点数は、昨年とさほど変わらなかったですけど。 …43点。ぎゃっっっ
私も6・7・8月大殺界です。
年運は健弱です。それを言い訳にして無理しないまったり生活をしています。
英語とフランス語が混ざって困ったことがあります。綴りが同じで発音が違うとか、綴りが似てるとか。
さっき携帯会社のCMの白い犬がフランス語はなしててかわいかったです。
仲間がいて嬉しい
数年前、幸せの絶頂から真っ暗な状況に落ち込んだときがありまして、それがまさに大殺界でした。(後から知ったのですが…)
今年は健弱で小殺界なので、私も無理はしすぎないようにしています。日常には追われていますが、自分からは必要以上に頑張らないつもりでして…
こんな年も必要ですよね。
英語とフランス語は、混ざりますよね~
以前トルシエ氏が全日本の監督だった頃、インタビューに早口の英語で答えていて、時々フランス語が混じっていることがありましたよね。
私は【je】をど忘れするくらいとぼけていますので、英仏どころか日本語まで混ざったり、コトバが出てこなかったりするのはしょっちゅうです。
以前、パリで通りすがりのマダムに道を聞かれたとき、説明する単語が出てこなくて「え~と」「え~と」を繰り返していたら、「あなた、日本人でしょう。」と見破られました。
日本でしばらく暮らしたことがおありだそうで、「『え~と』というのは日本人よ。」ですと。
その後“Euh...”を練習しましたが、それが出て来ないときがあったりしています