「舞いあがれ!」終わってしまったなー。結局「都築ポイント」は必要なかったんじゃないかな…。こんねくと最初のランプが言うほど魅力的に見えなかったのは映像化に失敗しただけのことで、あれは単にシンボルとして、本当はものすごい商品がそこにあるものと置き換えて見る、視聴者としての技術の見せ所である。航空ねじ競争の演出とか柏木とか、冗長に思える場面は多少あったけど、総じてよかったなと思います。
ほぼ学生時代以来の由良先輩の「岩倉、自分最高やで」はまあわかる。ずっとやってきた刈谷先輩までもが「梅津」「岩倉」と呼んでいるのも、まあ無理をすればわかる。でもコントロールタワーらしいところからの呼び掛けも「岩倉さん」だったのは、我々が読み取らなければいけない行間があるのだろうか。
そしてどうしても触れずにいられないことがあって、まずうちの視聴環境から説明する。子供が絶対に静かにしていないので、台詞を聞き漏らさないために常に字幕を出して見ていた。最終回ももちろん字幕付きだったんだけど、無線通信の場面で自機識別番号「JA1896M」と言ってる。管制塔からの応答もそう。ところが三度にわたりそのすべての字幕が「JA18996M」になってた。字幕を作る人が「niner」を知らなくて勝手に「nine, nine」と解釈したのではないかと想像できる。
本編は大変よかったんだけど、本編でないその部分は許すわけにはいかんな。受信料返せ。
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