自転車通勤なので平日はあまり車に乗らないが、休日もあまり乗らない。近所の買い物は徒歩か自転車で済むから、特に決まった用事以外はあまり乗らない。
それで、昨日は動かさず、一昨日の午後に遠方のパン屋に行ったのが最後の運転だった。思えば、乗ったらすぐに座ってシートベルトをしろよと言っても一向に聞かない小さな子供が後部座席をちょろちょろしていたな。
荷室の車内灯が付けっぱなしになっていたまま一日半気がつかず、今朝、乗っていこうとして慌てた。お前のせいか!遠隔キーがまるっきり利かないのでその電池切れと思ったけど、車のほうだったんだ。平日の今日、職場そばの販売店に車検に持っていって帰りに受け取る算段だったので、もう一台の車で代えるわけにもいかない。
こんなこともあろうかとブースターケーブルを備えていてな。ええと、並列にするだけだよな。プラスの場所はわかるけど、マイナスは説明書をよく見ないとこれとわかるように中に書いてなかった。それをつなぐとき、自分がどういう手順を踏んでいたかまったく覚えていないんだけど、両方をつなぐ前に相手方のエンジンをかけたような気もする。線をつなぐときに結構な火花が散った段階でもうエンジン音を聞いていたような…。
ともかく配線を完了し、自分の車のエンジンをかけたらすぐにいつもの動きを取り戻した。やった!
ところが後になってネット情報を見ると、救援に当たる側の車はハイブリッド車はやめろと書いてあった。いやまさしくハイブリッドを標榜するガソリンエンジンと電気モーターの併用車だったよ。救援される側がエンジンをかけた瞬間に、旧来どおりエンジンがかかる場合はまだいいかもしれないけど初動でエンジンを使わず電気モーターで動かしにかかる車の場合、変な大電流が逆に流れることもあって救援車の電装を破壊する恐れがあるのだという。
何も知らずに簡単にうまくいったつもりでいたけど、結構な薄氷を踏んでいたのかもしれない。とりあえず両車とも無事。ただバッテリーは交換したほうがいいですよ、と無知につけ込まれたのか当たり前の親切かの見当もつけられないまま言うなりに交換して1万円かかった。車内灯一個でこの有様である。気をつけような。