マラリヤメモ

QMA時々クイズ

UHFアニメについて

2008年01月03日 | その他
調べてみました。
日本初のUHFアニメは1996年にMXテレビで放送された「わんころべえ」だそうです。
96年以降、チバテレビや埼玉テレビ、MXテレビなどで放送されたUHFアニメの本数を列挙します。

<UHFアニメの推移>
1996年=1本(わんころべえ=初のUHFアニメ)
1997年=0本
1998年=5本(本格的にUHFアニメ放送がスタート)
1999年=2本
2000年=1本
2001年=5本
2002年=11本(初めて放送数が2ケタになる)
2003年=23本
2004年=30本(急激に本数が増加)
2005年=41本
2006年=58本(UHFアニメバブル到来?)
2007年=56本

計233本

1998年に本格的にUHFアニメがスタート。
2002年に放送数2ケタに乗せ定着しはじめる。
2003~4年に急成長。
この2年(2006~7年)でさらに本数倍になり、飽和状態。

UHFアニメが増えだしたのって実はここ4、5年なんですよね。
また、深夜アニメが急激に増えだしたのも2002~3年あたりで、ちょうどUHFアニメが増加を始めた時期と重なります。
2003年あたりにはフジテレビやテレ朝が積極的に深夜アニメを放送していました。
しかし、相次ぐ打ち切り問題が起こり、フジは深夜アニメに消極的になり現在は「ノイタミナ」枠があるくらいで、テレ朝に至っては深夜アニメ放送を取りやめている状態です。

キー局での深夜アニメ本数も5、6年前に比べ大きく増加していますが、ここ2、3年の間に深夜アニメが爆発的に増えたのは、UHFアニメが頑張っているからなんですよね。
あまりにも本数が増えすぎて頑張りすぎている反動で、「作画崩壊アニメ」なんかも増えだしました。(これはなにもUHFアニメに限ったことではありませんが)

本格的にUHFがスタートしてまだ10年しか経っていないというのが少し驚きです。
この先いつまでUHFアニメバブル時代が続くのか分かりませんが、もう少し本数を絞って時間をかけて制作していく体制を整えないと、見ている側も制作側もともに疲れてしまうような気がします。