ロマノフ「以上が『コンプトン効果』についての説明じゃ。なにか分からない事や質問がある者はおるか?いたら挙手をしなさい」
アロエ「はいっ先生!」
ロマノフ「なんじゃ?アロエ」
アロエ「はい。私、コンプトン効果の分かりやすい覚え方を考えてきました」
ロマノフ「ほほう、言ってみなさい」
アロエ「はい」
~~理系ロマンロボット三部作~~
その1、『超電磁ロボ コン・プトンX』
その2、『超伝導マシーン マイスナーV』
その3、『青白い闘将チェレンコフ』
アロエ「こうやって書いて覚えれば絶対に忘れない事を発見しました!完璧です!!」
ロマノフ「ふむふむ」
アロエ「コンプトンXの身長は57メートル、体重は550トンで、「レッツ!コンプトン!」の掛け声で合体します」
ロマノフ「なるほどなるほど」
アロエ「マイスナーVの必殺技は『伝導剣・Vの字斬り』です。敵を切ったときにマイナスイオンが発生します」
ロマノフ「うんうん」
アロエ「闘将チェレンコフが倒すべき最大の敵は『赤い悪魔・プルキニエ大魔王』です。めちゃんこつおいですよ。ちなみに、チェレンコフは青白い顔をした病弱ロボットという画期的な設定です」
ロマノフ「ほうほう」
アロエ「以上です。どうですか先生?」
ロマノフ「言いたいことはそれだけか?」
アロエ「はい」
ロマノフ「うむ……アロエよ……」
アロエ「はい」
ロマノフ「廊下で少し頭を冷やしてくるのじゃこの馬鹿たれが!」
アロエ「あっ!それってなのはさんの真似ですね!ちょっと似てましたよ」
ロマノフ「……もうよい分かった…わしが悪かった。頼むからもう黙っていてくれ」
完