太陽 中心付近で爆発発生!コロナガスの衝撃波 15〜16日に到来か?
けさ未明、太陽の黒点周辺で弱い爆発現象が発生した。この爆発にともなって、コロナガスが噴出し、太陽全体を取り囲むような放出現象が起こっている。
NICTによると、日本時間13日午前4〜5時ごろ、太陽の中心部分に位置する黒点群の周辺で、太陽面から大量のプラズマが噴出する現象が発生したのを、太陽探査機SOHOと太陽観測衛星SDOがとらえた。
この爆発に伴って、コロナガスが太陽全体を取り囲むように広がる「コロナ質量放出(CME)」と呼ばれる衝撃波が観測された。太陽の表面は、コロナと呼ばれる超高温のガスに覆われていて、放出されると電気を帯びたプラズマ粒子が噴き出す。これが太陽風だ。
太陽風を引き起こすのは、太陽フレアが知られているが、CMEによって放出されたプラズマは、フレアより早く広がり、地球の磁場に与える影響も大きいと言われる。
情報通信研究機構(NICT)や専門家は、「太陽の中心部分で発生しているので、15〜16日あたりに太陽風の乱れが地球に到来し、磁場が強まる可能性がある」と指摘している。
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