ウミガメの赤ちゃん お腹からプラスチック片104個見つかる 米国
我々人間が捨てた大量のプラスチックによる海洋汚染が地球規模で深刻化するなか、米フロリダ州の野生生物保護センターは、病死したウミガメの赤ちゃんのお腹の中から、104個のプラスチック片が出てきたことを明らかにした。
大西洋に面したフロリダ半島南東部の「ガンボ・リンボー・ネイチャー・センター」では、絶滅危惧種のアオウミガメの保護活動を行っている。
ウォッシュバックされた子ガメ
今月2日の発表によると、このカメは、卵から孵化したあとに海に泳ぎ出て数週間過ぎた後、再び波に押し返されて浜辺に打ち上げられた個体で、生後1〜2カ月の赤ちゃんだ。
センターでは毎年「ウォッシュバック」される子ガメを保護し、再び自力で泳げるようになるまで、ケガや病気の治療をしたあとに海へ戻す活動を行っているが、この子ガメはスタッフの懸命のてあてもむなしく、回復しないまま死亡してしまった。
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