キラウエア火山 ハワイ島沖に新島出現!飛び散った溶岩塚か
活発な火山活動が続くハワイのキラウエア火山では今月13日、海岸から数メートル沖合に新たな小島が形成されているのが確認された。米地質調査所(USGS)は「沖に飛び散った溶岩流が積み重なって海面から顔を出した可能性がある」として、成長を注目している。
新しい島が見つかったのは、ハワイ島東岸沖。今月13日、上空から観測していたハワイ火山観測所(HVO)の研究員が、海に流れ落ちる溶岩流の最北端から数メートル離れた沖合に、前日までは存在しなかった島が出現したのに気づいた。
島の直径は6〜9メートル程度で、表面には赤いドロドロの溶岩が見えることから、海に飛び散った溶岩が海中で堆積して、次第にうず高くなった溶岩塚が海面から顔を出した可能性が高く、USGSは「マグマ(submarine magma-water)」と呼んで、今後、波に侵食されて縮小するか、このまま成長を続けるか、注目している。
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