花たちばな日記

ていねいに日々を過ごしていきたいと思いつつ・・・。

彩菜・・・「さいさいきて屋」とfig jam

2013-10-24 21:22:33 | 2013
近頃、遠出をしたら必ずのぞくのが「道の駅」や産直所。

愛媛の友人から聞いていた「さいさいきて屋」に今回の帰省で行ってました。「さいさいきて屋」はJAおち・いまばり産直所で、とても大きな規模のお店でした。

新鮮でのびのびした感じのお野菜が、お安い!!
なんだかすごくテンションあがりました



近頃、買い物でテンションがあがるのは、洋服でもアクセサリーでもなく、「ゆぶゆぶした野菜」(瑞々しい野菜)というのが、我ながら・・・・・・・

いちじくも神戸で買うお値段の半額くらいだし、子供の頃、いちじくの木の生えているご近所さんからおすそわけをしてもらったような、小粒だけれどあまく味の濃いそうな感じで、思わずたくさん買ってしまいました。

なので・・・・人生初イチジクジャムを作ってみました。




「さいさいきてや」とは愛媛弁で「たびたびきてね」という意味です。「さいさい」行きたいです。

この世のお祭り

2013-09-28 22:58:42 | 2013
「死が お前の扉を叩く時
お前は 何をささげるのか?
おお 私は そのお客の前に
私の生命で満たした器を ささげよう。
決して 空手では帰しません。

私の秋の日と夏の夜と
甘いぶどうの取入れと
忙しい生涯の すべての収穫と落穂とを
その前に並べ捧げましょう。
私の生涯が 終わって 死が私の扉を叩く時。」  (タゴール・「ギーターンジャリ」90)

「私は この世のお祭りへ 招かれました。
そして 私の生涯は 祝福されました。
私の眼は物を見、耳は声を聞きました。

このお祭りで 私は楽器を奏でるのが 役目でした。
そして 全力を尽くしました。
いまは 私は中に入り あなたのお顔を仰ぎ
私の無言の礼拝を捧げる時が 来たのでしょうか」(タゴール・「ギーターンジャリ」16)


今夕、友人のお父上のお通夜で 引用されたタゴールの詩です。

満ち足りた素晴らしい人生を全うされた方に ふさわしい詩でした。



私も時々思うのです。

神様にこの世に呼ばれてやってきて、こんどは帰ってきなさいとまた呼ばれた時にこの世を去るのだと。

タゴールは、「この世のお祭りに招かれました」と表現しています。


私も私の楽器を力を尽くして奏でましょう、この世というお祭りから去る日まで。

「貴婦人と一角獣」展

2013-09-12 21:19:19 | 2013
大阪国立国際美術でおこなれている「貴婦人と一角獣」展に行ってきました。
        

        
フランス・クリュニー中世美術館所蔵のあのタピスリーです。

昨日ぽっかり休みがとれて、来週から仕事も忙しくなるので、思い立って午後から行ってきました。
3時頃に入館したのですが、人も少なくゆったり見ることができました。

久々の、感動の美術館体験。
照明を落とした大展示室で、6枚のタピスリーが迎えてくれます。
中世の息遣いが伝わってくるようです。

絵画としても秀逸ですのに、それが織物でできているというもの驚きです。

それぞれのテーマの貴婦人や一角獣とライオンを見たり、
ミルフルールと呼ばれる千花文様の花を一つ一つ見たり、
かわいい小動物をみたり、
「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」の次にくる「我が唯一の望み」mon seul desir
貴婦人は宝石箱に装身具をしまっているのか、とりだそうとしているのか・・・いろいろ想像したり・・・

閉館のアナウンスがあるまで2時間近く、夢見心地でした。
椅子があったら、一日座って眺めていたいくらいです。

もう一回行けたらいいな・・・



いぬと ねこと 私と ルンバ

2013-08-16 17:47:00 | 2013
この家に嫁いだ頃のこと。
二世帯住宅の階下で義母の声。みんな出かけて一人のはずだから・・・・私を呼んだのかと思って階下に行くと、義母は楽しそうに犬に話しかけておりました。カルチャーショックを受けた思い出があります。

月日は流れ・・・私もこの家の人になり、いつも犬猫に話しかけております。

おそろしいことに、先日ルンバにまで。

和室を掃除していたルンバがドアの隙間から廊下にでてきたので、

「あらあら、そこはいいのよ。廊下は私が掃除機かけるから」と話しかけてしまいました。
ショック!!

息子たちがお嫁さんを連れてくるまでには、治しておかなくては。



「おかあさんに はなしかけられても めを あわせるな」



「はい。るんばにも そう いっとく」


といった具合に犬猫にも聞き流されている感は否めない・・・・です。


会津木綿の着物

2013-06-22 22:27:59 | 2013
夜8時台というのはバタバタしていて大河ドラマを見る習慣はなかったのですが、今回は録画していたものを見続けております。
「八重の桜」をみていると会津木綿の着物が素敵だな・・と見入ってしまいます。

娘時代の八重さんの着物は藍が基調の縞に必ず紅の色が入っていて・・・半襟も薄紅色や茜色の衿、帯もピンク系なのですが、結婚してからはその赤い色がなくなって藍色の縞、半襟も水色になっています。
もっと年配の女性たちは濃い紺色の縞や灰色の縞の会津木綿をきています。

生活の中で着る着物の美しさ・優しさを毎回楽しみにしています。

(最近は戊申戦争に入ってしまいましたので、悲しい場面が多いですが)



ここのところ着物から離れておりましたが、前々から木綿の着物が欲しいと思っていた気持ちが、会津木綿を拝見したまたムクムクと


インタネーットでみたのですが、やはり皆様思うことは同じで・・・・会津木綿は品薄になっておりました。

それと・・・・途中ではたと気がついたのですが、こういう伝統的な織物は長さや幅が昔ながらの寸法なんです。
12メートルちょうどだと、私みたいな長身のものは身丈がでない・・・・
折り幅も短いので裄丈がでない・・・・

かなし~~~

長尺の反物もあるにはあるみたいなので…もう少しこの品薄が解消してからまた検討してみましょう、と思います。

人の道?

2013-05-23 21:49:46 | 2013


玄関への道が

けもの道」から「人の道」へ

って、別に倫理的に問題があったわけではないのですが




ぼうぼうに茂っていた庭木・・・雨が降りますと重みでどんどん横に広がって・・・・
通路がふさがれて傘がこわれそうな状態になっていました。

姉には「我が家のナルニア国の入り口はきまぐれなので、・・・入り口が見えなくなるの」とかイギリス童話風に言ってみたりして


今日庭木のお手入れに「宏宛」さんが来てくださって、気持ちよくなりました。