駅降り行動 中央西線 中津川～塩尻

の夏最後の駅降り行動、今日は中央西線の中津川～塩尻間を攻めることにした。

中津川へは新宿から夜行バス。正確には代々木だが。でも常磐線に乗り遅れ次の電車まで12分待ちだというので、千代田線で明治神宮前へ向かい、副都心線の北参道からバスのりばへ向かった。副都心線も乗り逃せば11分待ちだったけど。

可児ライナーは予定通り４時55分に中津川駅に到着、６時03分の列車で駅降りを開始した。駅降りした順序は以下の通り、数字は中津川からの駅数、＝は駅歩きだが、上松から倉本についてはバス移動、洗馬から日出塩については途中からバス移動である。

?南木曽ー?落合川ー?田立ー?坂下ー?野尻＝?大桑ー?十二兼ー?上松＝?倉本ー?須原ー?藪原ー?宮ノ越＝?原野ー?贄川ー?奈良井＝?木曽平沢ー?洗馬＝?日出塩
駅舎などの位置は塩尻へ向かってのもの、特筆した駅以外はホーム同士は跨線橋で結ばれているものとする。

落合川は中津川寄りの跨線橋が左側の道路に降りているだけの構造、道路は川と線路に挟まれているので狭い。

坂下は左側に駅舎のある２面３線、中線は折り返しのほか、朝の下り普通の特急待避に使われている。駅前広場には中津川方面へのバスが乗り入れる。坂下を出ると岐阜県から長野県に入る。駅間距離が短いのでそのことにはあまり気づかない。

田立は切り割りにある相対式、上を跨ぐ陸橋からそれぞれのホームに階段が降りているので、ホーム同士を結ぶ跨線橋はない。駅前広場は、陸橋のさらに上にある。
南木曽は左側に駅舎がある２面３線だが、片面ホームは駅舎と逆側にある。中津川方面から来た列車の半分は、この駅の中線で折り返す。また、坂下で特急待避した朝の普通は、ここでも中線に入り臨時の空待避を行う。跨線橋の窓格子は電車の形にデザインされていて面白い。駅を出て、左に降りると妻籠方面へのバスが乗り入れるロータリーがある。

十二兼は左側駅舎の相対式、駅舎は小さい山小屋のようになっている。ここから先は単線になる。

野尻は右側駅舎の２面３線、３番線にはワンマン列車の停車位置の案内があるが、３番線で発着する営業列車はない。駅前広場から狭い道を入ると野尻宿がある。
大桑は右側駅舎のカーブした相対式、駅のすぐ近くには大桑村役場がある。下りホームの裏側は国道になっているが出口はない。

須原は左側に駅舎のある島式、ここで逆方向のしなのと交換する普通列車は多い。駅近くは須原宿の宿場町になっている。野尻、大桑、須原は大桑村が管理している委託駅で午前中のみ窓口営業している。

倉本は左側駅舎の相対式で、並行する国道より高いところにある。ホーム同士は結ばれておらず、上りホームへはガードを経由することになる。ここから再び複線になる。

上松は右側駅舎の２面３線、中線は松本行の始発列車などが発着する。駅前広場はタクシーがメイン、バスは広場の右側の方に乗り入れいる。上松町の中心街で駅前の商店数は中津川
～塩尻間で一番多い。

木曽福島は島式、左側駅舎とは地下通路で結ばれている。島式ホームを囲むように側線があり、データイムの木曽福島止は上松方へ引き上げた後、この側線に入る。観光地らしく駅前には土産物屋がならび、その前の広場にはおんたけ交通などのバスが乗り入れる。

原野は相対式で右側中津川方面ホームに駅舎のある構造、左側塩尻方面ホームには陸橋から階段が降りている。宮ノ越は左側駅舎の島式構造である。原野から宮ノ越までは単線である。

藪原は右側駅舎の２面３線、中線ではデータイムの一部普通が特急待避を行う。駅前は商店がないが、旅館が何軒か並んでいる。駅舎と逆側には蒸気機関車が静態保存されていた。

奈良井は左側駅舎の２面３線、観光客の利用が多いため一部の特急が臨時停車する。また、16時台の普通が中線に入り、臨時特急の待避を行う。委託駅で窓口営業は４時半までである。観光地、奈良井宿は駅のすぐ近くなので、気軽に観光ができる。奈良井を出ると単線になる。

木曽平沢は、左側塩尻方面ホームの後ろ側に駅舎のある構造、平沢の町より高いところにある。駅から歩いて数分のところには漆の店があった。

贄川は元々２面３線の相対式で左駅舎である。ここも駅舎近くに宿場町があり、ここから木曽路が始まる。贄川からは再び複線になる。

日出塩は相対式、駅舎はなく左側塩尻方面ホームの待合室横に出口があるだけである。
洗馬は相対式の左側駅舎で元々２面３線だった。

朝の一部列車や木曽福島発着を除けば、ワンマン普通は立ち客が数人出るくらいの利用率、18シーズンのためか乗り通り客が多かった。211の３連が来るとだいぶ楽になる。