しーさるの鉄日記

駅降り行動:一畑電鉄


山陰での駅降り行動3日目、最終日は一畑電鉄を攻めてみた。

松江大橋近くのホテルを7時ごろにチェックアウトし、松江しんじ湖温泉駅へ。松江しんじ湖駅の駅舎はガラス張りが特徴的で、上毛電鉄の中央前橋駅を彷彿とさせる。ホームは中央前橋と違う相対式だが。7時24分駅巡りを開始した。以下、括弧数字は松江しんじ湖温泉からの駅数、特筆がある駅以外は全て片面構造である。

まず(3)長江へ。高いところにあるので宍道湖を見下ろすことができる。(2)朝日ヶ丘から、島式の(1)松江イングリッシュガーデン前まで駅歩き。池では鳥たちが、雨の中活発に舞っていた。松江イングリッシュガーデンは駅舎がなく、構内通路が南北に延びている構造。ガーデン側から来ると駐車場が邪魔しているのでわかりにくい。整理券の印字が「ガ|デン前」になるのが面白い。

(5)松江フォーゲルパークから、島式の(4)秋鹿町まで駅歩き。松江フォーゲルパークでは駅前のフクロウ舎にいたフクロウを見物した。白いフクロウが、この先の行程に幸せをもたらすといいのだけど。

秋鹿町から出雲大社号で、島式の(7)津ノ森へ。出雲大社号は2-1の転換クロスで、一畑口でスイッチバックするので、1号車と2号車交互配置となっている。
(6)高ノ宮から(10)園へワープして、相対式の(9)一畑口まで駅歩き。(8)伊野灘で折り返し、相対式の(13)雲州平田までワープ。雲州平田は2面3線、両ホームは構内通路で結ばれている。雲州平田でスマホを見ていると、夕方に乗るつもりの伯備線が倒竹、倒木で朝から運休しているというショッキングな情報が。引き上げて、鳥取経由にすることも考えたが、早朝の事故だから夕方には解消されているだろうと、駅降りを続けた。(12)布崎から(11)湖遊館新駅まで駅歩きした後、(16)大寺で折り返し。(15)美談から(14)旅伏まで駅歩きして、(17)川跡へ向かった。

川跡は2面3線で駅舎側の片面ホームから大社線の列車が発着する。出雲市からの列車と、松江しんじ湖温泉からの列車が交換している間に、大社線の列車が折り返すという効率的な接続がされている。

浜山公園北口から遥堪まで駅歩き、途中の道が工事中で遠回りしたので、少しギリギリになってしまった。高浜で折り返し、14時37分、島式の出雲大社前に到着した。対面には出雲大社号の車両が留置中、電鉄出雲市まで往復して、やくもに接続すればいいのに。駅舎は大社と関係ないクラシックな洋風、ステンドグラスと照明が印象的だった。

出雲大社でお参りした後、川跡乗り換えで(20)出雲科学館パークタウン前へ。その頃には伯備線復旧の情報が入ってきた。夕飯を買いながら相対式の(19)大津町まで駅歩き。(18)武志で折り返し、島式の高架駅(21)電鉄出雲市に16時24分に到着。一畑電鉄の駅降りは9時間で終了した。

やくも26号は定刻通りに出雲市を発車、遅れていた下りサンライズと荒島で交換した。米子まで順調だったものの、交換待ちの連続で新見には13分の遅延、備中高梁まででは下りやくもを待たせたので7分遅延まで回復した。

この調子だと、予約しておいたのぞみに間に合いそう。と思っていた矢先、岡山と高島の間で異音感知して、倉敷足止め。結局、岡山に着いたのは20分以上遅延の20時で、予約しておいたのぞみに間に合わなかった。

窓口の列を横目に、20時09分ののぞみ16号車デッキへ直行、予約した列車を逃すのは初めてだが、羽田空港が封鎖された状況での自由席は、容易に想像つく。東京までの3時間半、立ったり座ったりしてデッキまで過ごした。。


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