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社畜系DMP/Reバースプレイヤーの筑前煮が書く日記みたいなもの

Reバース 2021夏RGP優勝 東方Project「ハイスタッツ東方」について

2021-09-15 20:43:00 | Reバース
こんにちは、筑前煮です。
まず、先日行われましたRGP決勝大会にて、優勝を勝ち取ることが出来ました!





↓アーカイブ残ってるみたいです。

今日は振り返りとして、当日使用した「ハイスタッツ東方」についてデッキの解説していきます。




・デッキリスト解説
1×霧雨 魔理沙


現在東方に配られているカードプールの中で、スタートカードとして採用するのに最も癖の少ないカードです。
当日も細かいところでATK2上昇のテキストが活躍してくれました。

4×吸血鬼の破滅的な妹 フラン


PAが出来なかったり、ブロッカーが弾けなかったり、9コストだったりと、デメリット能力を多く持ち合わせていますが、それを気にしないほどの9/7/9という暴力的なスタッツを持っています。今回のコンセプトの一つであるため4枚です。

4×永遠に紅い幼き月 レミリア


こちらもスタッツの高さを評価しての4投です。また、今回は当たりませんでしたが、デッキの中に紅魔郷持ちのカードが16枚あり、8ヒールとリタイアのカードを調整しやすいことから、終盤に多ブロデッキの詰めとして本領発揮のテキストを使用することもできます。意図せず達成したり、あるいは狙いに行けることも多いので、ヒールの選択やハンドを使用する際は、このカードの存在から紅魔郷の枚数を意識して戦います。

4×霊の御札 霊夢


ATK上昇のテキストは早苗の存在もあり自分のターンに使用出来るチャンスが多く、互いの面を割るテキストも妖怪の枚数をそこそこ入れている為発動しやすいです。
1ゲーム中に何回でもテキストを発動させたいため4枚です。

2×鈴仙・優曇華院・イナバ


次のターンの打点を抑えるカードで、テキストは強力なのですが、アタッカーとしては咲夜で強化できない4と心許なく、本領発揮発揮も重いため、捲っても発動できないことも多いですし、またエネか控えにさえあれば早苗で意図的に発動もできるため、採用枚数は2枚に抑えています。

2×藤原 妹紅


メタのメタ枠での採用です。今大会では安部菜々やしちゅーsの有ちゃんに代表されるブロッカー封じや、あるいはDEF9を上回る打点値など、あらゆる暴力が予想されたこともあり、手札1枚でキャンセル以外の全てのメタから受ける打点を抑えられるこのカードを採用しました。また、人間なので咲夜と併せてATK7を叩き込むこともできます。とはいえ、早苗からの選択肢であれば良い程度だとも思ったので、枚数は2枚に抑えています。

4×霊山に風が吹く 早苗


受け札や相手の阻害をその場のタイミングに応じて使えるテキストは、強力なスパークを多く持つ東方において最高のテキストだと思います。ましてや人間なので、後列に咲夜が居ると最低限のアタッカーとしても運用できます。プレイの選択肢が大きく広がるカードなので、4枚採用です。

3×閉じた恋の瞳 こいし


後手1-2や中途半端なタイミングで捲った時に動けなくなるのを嫌い、枚数を1枠削りました。枠があるなら4枚採用したいカードでしたが、それよりも後述する紫でも妖怪の枚数が稼げたので、そちらに枠を譲りました。

4×紅魔館のメイド 咲夜


しんげきにそこそこ当たると予想していたこともあり、楓やしぶりん、加蓮などのアタッカーが持つDEF8という数値をアタック1回で咎める為に、能動的にATK8を用意する必要、多ブロにはロボ子さんというキャラのヒール能力を持つブロッカーがいるため、DEF8のメルを2回のアタックで確実に落とす為にATK6のレミリアをエントリーに立てる必要がありました。
そこで、霊の御札霊夢、破滅的な妹フランの出す7に1を足せるよう、レミリアにも紅魔郷の枚数を増やしつつ5+1=6を作る為に採用しています。他にも、上の方のカードが優曇華以外は専ら人間か吸血鬼を持っていて、パンプ能力は使いどころが多く強力なので4枚にしています。

4×フランドール・スカーレット


純粋なピン除去でかつ紅魔郷。とりあえず強いことしか書いていないので4枚です。
細かいところでは、リタイアにこのカードが行きヒールが捲れた時に、レミリアのテキストを狙うためにリタイアに残すか、早苗のテキストでもう一度デッキの上に盛るために控え室に落とすかは対面のデッキと考えて慎重に選択します。

4×少名 針妙丸


攻守1に書き換えるテキストは、全Reバースのスパークの中でも最上級の能力で、早苗でも狙って発動できるので、まず4枚投入してからデッキリストを考えました。

3×地霊殿 こいし


運次第で攻守を大きく上げられるのですが、横向きを捲ることもあり不安定… とはいえ、テキストもスタッツをあげる効果は悪くなく、控えを肥やせるのは早苗と相性が良く、妖怪ということもあり採用しました。
4枚だと変なタイミングで出てきてダメージレースがダボつく展開が多いのですが、2枚だと霊夢のテキストを使おうとした時に妖怪が用意できないことがしばしばあったので、中間をとって3枚にしています。

3×秋まつり 紫


ただの妖怪と属性の付いた汎用ブロッカーですが、実はこのデッキリストの中で、1番扱いが難しいカードです。
まず、3枚という枚数については、ゲームの序盤に公開されるか、手札に加わってくれること、それでいて2回エントリーに見えて2点食らわないことを祈る、という所で決定しました。ハンドに加われば好きなところで打点を止められるヒール以上の働きをしますし、公開領域に見えれば、相手は常にこのカードの存在を意識しながら戦うことになります。強力なスパーク能力や高いDEFを有するカードが多い東方において、ブロッカーの存在はパートナーアタック→通常アタック2回か、通常アタック→パートナーアタックの選択肢を大きく歪めさせられると考えました。
また、ハイスタッツ東方の基本的な考え方として、相手の打点を高DEFかスパーク能力で1点に抑え、こちらは高い打点で3点を与えるタイミングを常に伺います。その上でブロッカーはハンドに来た場合に、この2つを同時に狙いに行くスーパーカードとなりえます。
その反面、エントリーに見えた瞬間3点食らうリスクもありますが、1ゲーム中に1回許容するために8ヒールと後続の相手の思考リソースを奪うカードという立ち位置でその展開に対してリカバリーをしています。
序〜中盤にこのカードがハンドに来た場合は、このカードを切る事で相手の打点を1点に抑えられるか、返しに相手に3点叩き込める見込みがある場合に使用することを意識します。

4×幻世「ザ・ワールド」
4×呪詛「魔彩光の上海人形」



今回のRGPの環境では、相手のテキストでこちらのメンバーを控えに飛ばされるカードが多く採用されることを予想していました。そのため、エントリーインの試行回数が普段より増えることを予想し、捲れて1番嬉しい事の多いヒールを8枚採用しました。目論見通り、参加者のうち半数がファイアReバース採用、あとは除去ライブ、⁂と後列に干渉されることが多かった為8枚のヒールが大きな役割を果たしました。



横向きの構成として他に候補としてよく上がるのは、星の導きこと「白玉楼の宴」ですが、上記の理由に加え、このカードを採用しないことで、手札にあるスパークを無理やり控えに送らなくても、早苗だけなのでエネにさえ置いてしまえば必ず選択出来る、という自分の思考リソースを減らすというメリットも副産物で着いてきました。


・まとめ
東方というカードプールは、対面がカードを全て理解していても多くの選択肢を提示して裏目を生み出す素晴らしいカードプールだと思います。究めるとここまで楽しいデッキは中々ないので、是非1度触ってみてはいかがでしょうか?
また、今回の優勝に際して、普段からDiscordサーバ「りばあす村」で毎日のように調整を重ねさせて頂きました。ありがとうございました。特にまよいさんは、前日まで綿密に調整に乗ってくださいました。情勢が良くなりまよいさんに会うことがあったら、僕は焼肉を奢ろうと思います。


・宣伝

2021/11/6(土)に、RRRcsを開催することになりました!全国各地で同じ日に大会を開催し、その日にリモートで全国決勝をやるという、Reバース史上前例のない大会となっております。
私も裏方として大会を支える予定でございますので、宜しければ参加をよろしくお願いします!

ここまで読んでくださって、ありがとうございました!




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