久しぶりに、代々木公園で開催されている「ナマステ・インディア2024」に行って来ました。
渋谷駅から歩いて代々木公園に近くなると、遠くからでも「ナマステ・インディア」の字が見えてきます。今回、何年ぶりかで行ってみて思ったのは、在日インド人の人たち、特にご家族連れがたくさん来ていらして、楽しそうに休日を過ごしておられたこと。実はそんな中で10数年ぶりに、以前「インド通信」の発送作業に時々来て下さっていたEさんに巡り合えてびっくり。向こうから声を掛けて下さって、お顔に見覚えがあったものの、えー、こんな小学生ぐらいのお子さんのいた方って、知り合いいたっけ? と思っていたら、お名前を言われて「ああ、あの!」と気がつきました。ある時にはヒンディー語の動画の聞き取りを手伝って下さったりしたのに、お顔を忘れていてごめんなさい。あれから結婚もなさって、もう男のお子さんが2人、なのねー。ヘジャブを被ったほがらかそうな奥様と一緒で、とても幸せそうでした。
そんな出会いもあったのですが、今日の主たる目的は、11月4日に開催される「ディワリ・イン・ヨコハマ」の事務局の方と、映画配給会社の方とを引き合わせること。今回は、ツインさんとSPACEBOXさんがそれぞれブースを出しているのです。まず、ツインさんの方はこんな感じ。
どの方も、ツイン&JAIHOの超スグレモノ社員の方ばかりなのに、お疲れ様です。お邪魔したのは午後3時頃だったのですいていたのですが、朝は列ができたりしてすごかったようです。3軒ほど先に日印協会のブースがあって、顔見知りの方がいらしたのでご挨拶したら、「午前中はずらーっと人が並んでいましたよ」と教えて下さいました。何せ、いろんなプレゼントがあるので、それが品切れにならないうちに、とファンの皆さんは思われたんでしょうね。ツインさんの販売物はこれだけあるんですが、『JAWAN/ジャワーン』ムビチケおまけポスカ付きはあっという間に売り切れてしまったようです(明日また追加販売が少しだけあるようです。詳しくはこちらのXをご覧下さい。https://twitter.com/movietwin2)。
私は、『ジャナタ・ガレージ』のBlu-rayがほしかったので、「おまけのポスカ、まだあります?」と聞いたらまんまと残っていたため、お買い上げしました。本体にもポスカが入っていたので、すごく得した気分です。『ハヌ・マン』ステッカーと、『JAWAN/ジャワーン』のヒンディー語表記ステッカーもいただいてきました。あと、お得なのは劇場用パンフレットの販売で、3冊1,500円なんですよ、1冊800円~1,000円するのに。ツインさんのお話では、プラバース主演作『SAHO/サーホー』のパンフがよく売れたとか。大ヒット作『RRR』のパンフもあるので、明日いらっしゃる方はお立ち寄り下さいね。
続いては、SPACEBOXさんのブースですが、ツインさんと目と鼻の先で、表にヴィジャイが2人立っていますからすぐわかります。『マスター 先生が来た!』とこれから公開される『カッティ 刃物と水道管』からの等身大パネルです。これにはインド人の皆さんも興味津々。
日本人ファンはもちろんツーショットとりまくりで、いつもお世話になるスペースボックスのスグレモノ・スタッフのAさんとこの前でお話していたら、「すみませ~ん、ちょっとどいて下さい」と何度か言われました。Aさんは、片方のヴィジャイ看板がぐらつくもので、それを守るためにここのあたりに立っていらしたようなのですが、「ディワリ・イン・ヨコハマ」の方をご紹介してお話をしていたことで、ファンの皆さんのお邪魔になったようです、ゴメンナサイね。
上は、SPACEBOXのドゥライさんです。まだお若いのに、アンブさんと共にバリバリインド映画を公開&上映して下さるやり手です。タミルナードゥ州の南部、ラーメーシュワラムに近い村のご出身だそうで、だからどうしても選ぶ映画が南インド映画になるのだとか。リティク・ローシャン作品を中心に、ボリウッド映画も公開してくださってるんですが、Aさんのお話だと、権利料がやはりボリウッド映画はハンパではないようで、それもあって南インド映画が多くなるようです。
そのSPACEBOXから見えるのが、著作も多い小林真樹さんの「アジアハンター」のブースです。何やら人だかりが...と思って見ると、ありゃりゃ、インド映画とも関係がある珍しいものが。インド製の有名人の紙お面です。
誰だか、全員わかりますか? サルマーン・カーン、ヴィジャイ、ラジニカーント、ジャヤラリター、そして昨年末亡くなった政治家としても有名なヴィジャイカーントなど、いろいろあって1枚200円は安い! さすがにモーディー首相のは買う気が起きなかったのですが、話の種に5枚ほどゲットしてきました。小林さんからは今夏出たばかりのご著書「インドの台所」(作品社、2,700円)を頂戴したので、後日あらためてブログでご紹介します。写真も超豊富だし、装丁は矢萩多聞さんだし、とても素敵な本が世に出てよかったですね、小林さん。なお、「アジアハンター」はインドの台所用品を始めとする食文化関係のグッズが置いてあるお店です。今日もすごく賑わっていました。
という次第で、最後にミルクティーを飲んで疲れを癒し(年取るとですねー、ただ歩いて&立っているだけで疲れるんですよ~)、大型紙コップになみなみと注いでくれた売り子さんに感謝して、『花嫁はどこへ?』のポスターを眺めながら会場をあとにしたのでした。お世話になった皆様、ありがとうございました。明日もがんばって下さいね。「ナマステ・インディア」の公式サイトはこちらです(会場地図などの入ったチラシは、会場入り口で配布されています)ので、ご興味がおありの方はぜひいらしてみて下さい。今日もステージでは、バラタナティヤムやボリウッド・ダンスなど達者な舞踊が繰り広げられていましたし、レストランの出店もものすごく多くて、おいしいインド料理やお菓子がいろいろ食べられます。座って食べる場所がないのが難点ですが、ゴミの始末も事務局の方が分別を徹底して集めて下さり、会場はとてもきれいです。まだおいでになったことがない方は、ぜひ初体験して下さい! ヴィジャイもシャー・ルク・カーンも待っていますよ~♥
お忙しいと思いますが、お身体お気をつけてご活躍ください!
私も、久々にお目にかかれてラッキーでした。なゆた屋の荒井さんもいるかなー、と思ったのですが、それは叶わずちょっと残念でした。
いただいたご本、面白く拝読しています。ご苦労の多い調査なのに、カシミールでの超幸運とか、いいこともいっぱいあるんだな、と感心。知らないことが多いので、カラー写真に助けられながらも、動画でも見たい、などと思ってしまいます。食文化研究、ますますがんばって下さいね。
では、ご本、引き続き楽しませていただきますねー。