アジア映画巡礼

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スペース・アーナンディ/インド映画連続講座第Ⅵ期 <第5回>「インド映画と踊り」

2022-01-27 | インド映画

インド映画連続講座第Ⅵ期も、最後のテーマになりました。これでテーマとしては30回目となり、1つのテーマで2、3回お話をしているので、開催回数は約80回となります。コロナ禍下、大変な状況の中でも続けてこられたのも、いつも足を運んで下さっている皆様のおかげです。今回は「踊り」に焦点を当て、いつもよりは多い作品を見ていこうと思います。

スペース・アーナンディ/インド映画連続講座第Ⅵ期
「新たなるインド映画の世界」から
<第5回>インド映画と踊り
~『ロボット』等ラジニカーント作品&『ムンナー・マイケル』~

 

 スペース・アーナンディ「インド映画連続講座」は、定員を約半分に制限し、感染予防を徹底しながら実施を続けています。今期第Ⅵ期「『新たなるインド映画の世界』から」は、昨年4月末にPICK UP PRESSから発売された本をベースに、毎回2作品を分析していく、という試みをしています。その最終回は、「インド文化に根差し、空想と現実が入り混じるダンス」(P.120&121/執筆:高倉嘉男)を参考に、「インド映画と踊り」を考えます。
今回の高倉さんの文には具体的な作品名は登場しないのですが、ソング&ダンスシーンと言えばラジニカーント作品、と言えるぐらい、毎作品工夫がこらされているラジニカーントの映画から、『ロボット』(2010)を中心に、『チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター』(2005)や『ムトゥ 踊るマハラジャ』等にも触れながら、ラジニカーント作品の中の「踊り」を見て行きたいと思います。
  そしてもう1本は、ダンスと言えばこの人、タイガー・シュロフの主演映画『ムンナー・マイケル』(2017)を取り上げます。マイケル・ジャクソン命!の主人公によるヒップホップ系ダンスに加え、クラブでのダンス対決、ヒロインによるアイテム・ソング風ショー・ダンス、インド人を夢中にさせるテレビのダンス・コンテスト番組等々、「映画と踊り」を考える上で参考になる要素がきっちり詰まった作品です。YouTubeのメイキング映像等も使いながら、「インド映画と踊り」について、その最先端をチェックしていきます。

『チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター』

 日時:2022年 2月26日(土) 15:00~17:30 (お好きな日をお選び下さい)
                  3月12日(土)   15:00~17:30 
                          3月26日(土)   15:00~17:30 
 場所:スペース・アーナンディ(東急田園都市線 高津駅<渋谷から各停18分>下車1分)
 定員:11名
 講座料:¥2,500(含む資料&テキスト代)
 講師:松岡 環(まつおか たまき)

『ムンナー・マイケル』    

 今回も、①定員は約半分、ソーシャル・ディスタンスを確保する、②参加者はマスク着用、手の消毒も徹底する、③会場は消毒を励行、換気も徹底する、④その他、できうる限りの感染予防策を取る、という点に注意して実施します。現在全国の新規感染者数は再び急増中で、1日約5万人の増加が続いている、第6波到来状態であり、まん延防止等重点措置が取られていることはご承知の通りです。こんな不安定な状況なので、中止のご連絡をする可能性もなきにしもあらずのため、その点、悪しからずご了承下さい。
 ご予約は、スペース・アーナンディのHP「受講申し込み」からどうぞ。ご予約下さった方には、ご予約確認と共に、スペース・アーナンディの地図をメール送付致します。床におザブトンをひいて座っていただく形になりますので、楽な服装でお越し下さい(申し訳ないのですが、スペースの関係上イス席はご用意できません。悪しからずご了承下さい)。皆様とお目にかかれるのを楽しみにしております。

※「新たなるインド映画の世界」PICK UP PRESS/税込2,640円/会場でも販売中

            

言及したい『ムンナー・マイケル』のソング&ダンスシーンから、ニディ・アグルワールが魅惑的なダンスを見せてくれる「Shake Karaan」をどうぞ。

Shake Karaan – Full Video Song | Munna Michael | Nidhhi Agerwal | Meet Bros Ft. Kanika Kapoor

 

『ムンナー・マイケル』はムービープラスでも配信予定です。それに向けて紹介した【BANGER!!!】の記事はこちらです。ご参照の上、ぜひ講座にお出かけ下さい。

 


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