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アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

『ベルリン・ファイル』他韓国映画続々公開

2013-03-27 | 韓国映画

香港から、結構ヨレヨレ状態で帰国しました。でも、最終日はいろんなラッキーが重なって、DVDで見たかった作品4本をじっくり見ることができ、心地よい疲れの中で帰国した次第です。最後に空港の翠華餐庁で海南鶏飯も食べたし(笑)。ポスターやら手荷物をいっぱい抱えていたのでお盆に乗った定食を見てあせっていると、翠華の番号呼び上げのお姉さんが「運んであげますよ~」と言ってくれ、席まで見つけてくれました。ありがとう!

さて、戻ってみると韓国映画の試写状がいっぱい届いていました。ついでに、と言っては何ですが、香港国際映画祭で見た『ベルリン・ファイル』のスチールもたっぷり使いながら、これから公開される韓国映画をご紹介しておきます。

『私のオオカミ少年』 予告編
 監督:チョ・ソンヒ
 主演:ソン・ジュンギ、パク・ボヨン、チャン・ヨンナム、ユ・ヨンソク
 配給:CJ Entertainment Japan
  公開:5月25日より、新宿シネマカリテ、109シネマズ川崎ほか全国ロードショー

『イノセント・ガーデン』 予告編
 監督:パク・チャヌク
 主演:ミア・ワシコウスカ、ニコール・キッドマン、マシュー・グード
 配給:20世紀フォックス映画
 公開:5月31日より、TOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテ他全国ロードショー

『殺人の告白』 韓国版予告編+α(一部日本語字幕)
 監督:チョン・ビョンギル
 主演:パク・シフ、チョン・ジェヨン、チョン・ヘギュン
 配給:ツイン
 公開:6月1日より、シネマート新宿ほか全国順次公開

 

『嘆きのピエタ』
 監督:キム・ギドク
 主演:チョ・ミンス、イ・ジョンジン
 配給:クレストインターナショナル
 公開:6月、Bunkamura ル・シネマ他にて全国順次公開

『10人の泥棒たち』 韓国版予告編
 監督:チェ・ドンフン
 主演:キム・ユンソク、キム・ヘス、イ・ジョンジェ、チョン・ジヒョン、サイモン・ヤム、キム・スヒョン、キム・ヘスク、アンジェリカ・リー、オ・ダルス
 配給:ライブ・ビューイング・ジャパン
 公開:月日より、ほか全国ロードショー

『ベルリン・ファイル』
 監督:リュ・スンワン
 主演:ハン・ソッキュ、ハ・ジョンウ、チョン・ジヒョン、リュ・スンボム
 配給:CJ Entertainmennt Japan
 公開:7月13日、新宿ピカデリーほか全国ロードショー

『ベルリン・ファイル』は、香港国際映画祭の初日レポートでも名前を挙げたのですが、アクションが得意なリュ・スンワン監督の面目躍如、今回は冷戦下のベルリンを舞台に、一段とスケールアップしたサスペンス作品となっています。ストーリーは、韓国側の諜報部員ハン・ソッキュが、アラブの武器商人と取引する北朝鮮側工作員ハ・ジョンウを盗聴でキャッチ、彼を捕らえようとするところから始まります。

ところが、ハ・ジョンウは凄腕の工作員で、その妻チョン・ジヒョンは北朝鮮大使館の職員で通訳をしていることなどが、徐々にわかってきます。

チョン・ジヒョンは大使から体を使って情報を得るよう指示されることに嫌気がさしており、亡命すら考えています。

そんな時、北朝鮮高官の息子である冷酷な工作員リュ・スンボムが現れ、ハ・ジョンウとチョン・ジヒョンの周囲では、目に見えない包囲網が徐々に狭まっていきます。

高まるサスペンス、”追いつめられ上手”のハ・ジョンウの演技、非情なリュ・スンボムにどこか甘いハン・ソッキュと、芸達者が揃った画面は最後まで緊張が途切れません。私はDVDブースで見たのですが、大画面で見てみたいと思わせる絵作りも見事で、ベルリンの風景をうまく生かした手腕はさすがでした。

あまり詳しく書くと驚きが薄れるというストーリーなので、どうなるかはご覧になってのお楽しみに。やっぱり今年も韓国映画、強そうですね~。

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Maymay)
2013-03-28 09:18:24
お帰りなさいませ~
旅行記大変楽しく読ませていただきました~
インド、香港、台湾映画も大好きだけど
やはり韓国映画も目が離せない!!
「イノセント・ガーデン」はずっと心待ちにしていた作品。果たしてハリウッドでもパク節は健在か。
そして『ベルリン・ファイル』もかなり面白そう。
こちらでも観られるといいなー。
ではでは、ゆっくりとお疲れを癒してくださいませ
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Maymay様 (cinetama)
2013-03-28 13:44:41
コメント、ありがとうございました。

『イノセント・ガーデン』、どうでしょうねー。半分期待で、半分心配(笑)。
『殺人の告白』は飛行機の中で3分の2ぐらい見たのですが、「うわあ、何これ?!」的作品でした。結末までちゃんと見てからまたご紹介しますが、パク・シフの事件もあるし、話題性は十分ですね。
やっぱり韓国映画は、間口が広いです~。
返信する
お帰りなさいませ~ (nancy)
2013-03-29 17:35:37
 無事に帰国され、ようございました。まだ桜も観られましたね。
インド映画に続きどしどしと韓国映画、来ますね~ 幸せです。
「ベルリン」の公開が「泥棒たち」より早く決まったんですね。日本は海外での反響を重視するのかもしれませんね。
どちらにしろ日本で観られるのは有り難いことです。
「ピエタ」はル・シネマなんですね。大好きなキム・ギドク監督作品なので楽しみです。
 
明日、気功施術を受けた後、伺います~ 
 

 
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nancy様 (cinetama)
2013-03-29 21:04:21
コメント、ありがとうございました。

桜は隣の公園のが結構きれいなので、それでお花見を済ませてしまいました。今日はもう散り初めてしまった、という感じで残念でしたが、やはり桜はいいですね~。

明日は『命ある限り』のインド版ポスターがお出迎えしますので、楽しみにしておいで下さいませ~。
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