アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

毎回楽しい「インド映画連続講座」@スペース・アーナンディ

2017-01-07 | インド映画

インド映画連続講座「スターで辿るボリウッド映画史<第1回>アーミル・カーン」が終了しました。本日は同じテーマの3回目で、毎回20人の定員だったことから、約60人の方が受講して下さったことになります。ありがとうございました。受講者の中には、遠く四国や大阪から来て下さった方もいらして、驚くやら申し訳ないやら。首都圏内でも鎌倉等、スペース・アーナンディのある川崎市高津区までは2時間ぐらいかかるような場所から来て下さる方もあったりして、本当にありがたいです。皆様、楽しんでいただけたでしょうか。アーミル・カーンの回で取り上げた作品は、こんな映画です。

Qayamat Se Qayamat Tak1.jpgRajahindustaniposter.jpgGhulam(Movie) Poster.jpg

Lagaan.jpgFanaa Poster.jpgGhajini Hindi.jpg

『Fanaa(消滅)』(2006)は皆さんあまりご存じない作品では、と思いますが、その年の興収トップ10にも入っており、カージョルとのコンビが効いている作品です。カージョルが演じるのは目が不自由な女性で、仲間と友に共和国記念日のパフォーマンスのためデリーにやって来、そこでガイドのアーミル・カーンと出会います。二人は恋に落ちて結婚するのですが、実はアーミルは...というストーリーで、最初の出会いシーンの歌がなかなか印象的です。デリーの観光名所を巡るこの歌「Chand Sifarish(月の進言)」を付けておきます。

Chand Sifarish - Full Song | Fanaa | Aamir Khan | Kajol | Shaan | Kailash Kher

毎月1回ずつ3回、同じことを話すのは一見楽そうであるものの、これがなかなか。1回目にしゃべったことを2回目では入れ忘れたり、3回目の今日も、「あ、アーミル・カーンが来日した時の、あのエピソードを言うのを忘れた」とあとで気がついたり。アーミルの人柄がよくわかるエピソードだったので、ちょっと残念ですが、そのかわり今日はいろいろオフレコ話をしてしまいました。聞いて下さる方が皆さん熱心なので、つい、こちらも調子に乗ってしまいます。

さらに、「あんなことを言って、間違っていた!」という点もあり、実は1回目と2回目に配ったレジュメに間違いがありました。アーミルの兄弟姉妹構成は、正しくはこうです。1回目と2回目を受講して下さった皆様、すみません。お詫びして訂正します。


<家族図>     父           母

        ターヒル・フセイン -- ジーナト・フセイン

       (映画プロデューサー) |

                            |

         姉   本人        弟       妹

        ニカト アーミル  ファイサル ファルハト 


それにしてもすごいのは、アーミル・カーンの底力。『きっと、うまくいく』(2009)で打ち立てたボリウッド映画歴代興収第1位を『チェイス!』(2013)で抜き去り、さらに翌年の『PK』(2014)でまたまた新記録の興収を樹立。ところがところが、目下公開中の『Dangal(レスリング)』(2016)が今大ヒット中で、公開2週間目にして昨年のトップになるはずだった『スルタン』を抜き去り、『チェイス!』も抜いて、歴代興収第3位にまで上がってきています。歴代興収第2位の『Bajrangi Bhaijaan(バジュランギー兄貴)』(2015)との差はわずか20Crore(カロール=千万)、つまり2億ルピーなので、この勢いで行くと悠々追い抜きそうです。こういった興行記録に関心のある方は、このサイトをどうぞ。

このボリウッド映画歴代興収トップ10の中には、アーミル・カーン主演作が4本、サルマーン・カーン主演作が3本、そしてシャー・ルク・カーン主演作が2本と、あと1本『Bajirao Mastani(バージーラーオとマスターニー)』が入っていますが、上位を争っているのはアーミル・カーン主演作とサルマーン・カーン主演作。シャー・ルク、どうした!と言いたくなるようなここ2、3年ですが、次回からの「スターで辿るボリウッド映画史<2>シャー・ルク・カーン」で、そのあたりの分析もしてみたいと思います。

シャー・ルクもファンが多いので、2月に続けて2回開催する予定を組んでいたのですが、あっという間に満員になり、キャンセル待ちの方が数名いらっしゃる状態に。というわけで、4月に3回目を追加開催することにしました。ちょうど3月にはインドに行く予定にしているため、おみやげ話ができるかも&何かおみやげがあるかも、です。4月の講座のご案内を下に付けておきますので、ご興味がおありの方はスペース・アーナンディのHPまでご連絡下さい。

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 スペース・アーナンディ/インド映画連続講座第Ⅰ期

「スターで辿るボリウッド映画史」

<第2回>シャー・ルク・カーン

  スペース・アーナンディでは、毎年1つのテーマで行う「インド映画連続講座」を開催中ですが、第Ⅰ期「スターで辿るボリウッド映画史」では4人のスターの足跡を辿りながら、その時々のボリウッド映画界を振り返っています。<第1回>のアーミル・カーンに続いて、<第2回>は日本にもファンの多いシャー・ルク・カーンです。<第3回>のサルマーン・カーンも入れた”3人のカーン”は時代が重なりますが、それぞれに歩んだ道や体現するキャラは異なっており、辿るとボリウッド発展史のいろんな面が見えてきます。なお、<第4回>はアミターブ・バッチャンです。

 なお「スターで辿るボリウッド映画史」では、講座と抱き合わせで「映画で学ぶヒンディー語塾」も開講します。1年間聴いていただければ映画の2割がわかる!を目標に、30分の濃密な学習体験をどうぞ。 

 日時:2017年4月15日(土) 15:00~17:30  

 場所:スペース・アーナンディ(東急田園都市線高津駅<渋谷から各停で18分>下車1分)

 定員:20名

 講座料:¥2,500(含む資料&テキスト代)

 講師:松岡 環(まつおか たまき)

 

ずっと以前、2001年9月には来日したこともあるシャー・ルク・カーン(上は、来日時の写真です)。『ラジュー出世する』から始まって、日本での上映作品が一番多いスターでもありますが、最近の本国でのヒット作は内容に恵まれず、他の2人に少々水を空けられた感が。カメオ出演も含めると100本近い出演作を辿りながら、テレビ時代も含めた約30年の足跡を振り返ります。 

ご予約は、スペース・アーナンディのHP「受講申し込み」からどうぞ。ご予約下さった方には、ご予約確認と共に、スペース・アーナンディの地図をメール送付致します。床におザブトンをひいて座っていただく形になりますので、楽な服装でお越し下さい(申し訳ないのですが、スペースの関係上イス席はご用意できません。悪しからずご了承下さい)。皆様とお目にかかれるのを楽しみにしております。(松岡 環) 

[講師紹介]

1949年兵庫県生まれ。麗澤大学、国士舘大学非常勤講師。大阪外大(現大阪大)でヒンディー語を学び、1976年からインド映画の紹介と研究を開始。1980年代にインド映画祭を何度か開催したほか、様々なインド映画の上映に協力している。『ムトゥ踊るマハラジャ』『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』『きっと、うまくいく』『pk』など、インド映画の字幕も多数担当。著書に、「アジア・映画の都/香港~インド・ムービーロード」(めこん/1997)、「インド映画完全ガイド」(世界文化社/2015/監修)など。

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毎回楽しい体験をさせていただいていますが、時には久しぶりに昔の教え子に再会したり(東京外語大卒業生の皆さん、来て下さってありがとう!)、長らくお世話になっている字幕制作会社の方が来て下さったりと、余得もいっぱい。受講して下さる皆さんにとっても楽しい場となるよう、これからも努力していきますので、あとの講座にもぜひいらして下さいね。

**********

と、楽しいことの最後に何なんですが、インド映画界でご縁があった人が亡くなったので、その訃報を。すでにご存じの方も多いと思いますが、名脇役の男優オーム・プリーが心臓発作のため、1月6日(金)に亡くなりました。1950年10月18日生まれなので、享年66。まだまだ活躍できる年なのに、と残念です。デリーの国立演劇学校を卒業し、1975年にB.V.カーラント監督のカンナダ語映画でデビュー(デビュー作を1976年の舞台劇を映画化したマラーティー語映画『Ghashiram Kotwal(保安官ガーシーラーム)』とする見方も)してから、テレビドラマや短編も含めると約300本の作品に出演したオーム・プリー。1980年代まではニューシネマの若き名優として、1990年以降はボリウッド映画の悪役や味のあるお父さん役、さらには欧米作品での頑固オヤジ役として知られていますが、日本では結構初期から彼の作品が紹介されてきました。


上の写真は、1982年1月にカルカッタ(現コルカタ)で開催されたインド国際映画祭で会った時のオーム・プリーです。1980年に、ゴーヴィンド・ニハラーニー監督の『傷つける者の叫び(Akrosh)』で一挙に注目された彼は、当時ケータン・メーヘター監督の『おとぎ話(Bhavni Bhavai)』(1980)、サタジット・レイ監督の短編『遠い道(Sadgati)』(1981)などに次々と主演して、ナスィールッディーン・シャーらと並ぶニュ-・シネマを担う俳優と目されていたのでした。『傷つける者の叫び』と『おとぎ話』は我々インド映画祭実行委員会が主催した「インド映画スーパーバザール・春」で、また『遠い道』はエキプ・ド・シネマによって岩波ホールで、いずれも1985年に上映されています。下は1986年1月にハイダラーバードで開催されたインド国際映画祭で会ったオーム・プリーです。ゴーヴィンド・ニハラーニー監督との写真も付けておきます。


その後、インドとイギリスの国際共同製作作品『ガンジー』(1982)にも印象的な役柄で出演、以後の『シティ・オブ・ジョイ』(1992)、『ぼくの国、パパの国』(1999)などの欧米映画への出演に繋がっていきます。一方、娯楽映画への出演が多くなってきたのは1980年代の後半で、いつの間にか名脇役として確固たる地歩を築いていました。下の写真は、1984年1月にボンベイ(現ムンバイ)で開催されたインド国際映画祭で、フランス人記者姉弟に囲まれるオーム・プリーです。今とは違って、若くてスリムなオーム・プリーですが、貧しい労働者や指定カースト、指定部族民をリアルに演じていたこの時代の、張り詰めた彼の演技は忘れることができません。


日本で公開された作品では、『DON 過去を消された男』(2008)と『闇の帝王DON ベルリン強奪作戦』(2013)のマリク警視が印象に残っていますが、映画祭上映作品も含めると、たくさんの作品で日本の観客を楽しませてくれたオーム・プリー。心から、ご冥福をお祈りします。



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8 コメント

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講座楽しかったです (naoki)
2017-01-08 22:20:24
1月7日のアーミル・カーンさんの講座に参加させていただきました。まずは自分でなら到達し得ない動画を見せていただいたり,インド映画字幕で著名なcinetama先生の「実物」を直に拝見できたり,言葉を交わせたり,それに,ヒンディー語の講座も絞りに絞った内容で本当にためになりました。
ヒンディー語の講座で学んだおかげで,pkみていて,トュムやキョーンが早速きこえてきましたよ!やはり,知らないものは聞こえないってことですね。
また,twitterの反応をご覧になられていることや,秘密とおっしゃっておられた興行収入のお話,それに,字幕翻訳の対価の相場まで聞けたり,さらに,インド映画好きな方々ってこんな感じなんだあ,「意外と」といえば失礼かもですが,礼儀正しい,普通な感じの方も多くて,この面も楽しかったです。
欲を言えば,ちょっと姿勢的にきついので,会費をもうちょっとあげてもらってもokですので,どこか会場借りていただいて椅子があればうれしいな!っていうのが,不満といえば不満ですが,ほんとよい講座でした。
正直,けっこう距離的にそして,必然的に金銭的にも負担はそれなりにありましたが,参加させていただきて,よかったです!!!ほんとよかったです!!!
ありがとうございました!
おっしゃっておられたように,pkでアヌシュカーシャルマーさまのかわいさにはまった一人です。シャー・ルク・カーンさんの次にはアヌシュカーシャルマーさんの講座も期待しております。
繰り返しますが,本当に参加させていただいてよかったです。おみやげも早速飾らせていただいております。多謝。
講座もですが,電車の路線図とか料金表で,あ,ここが釣りバカ日誌で出てきた川の上の駅か!とか,ここがスーさんの自宅の上野毛かとか!東京人ではない私にはうれしかったです。
では失礼いたします。


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naoki様 (cinetama)
2017-01-09 01:17:31
コメント、ありがとうございました。

あれ~、来て下さっていたのですか?
そう言って下さればよかったのに。
ひょっとして、最後にお話した方かしら...。

楽しんで下さったようでよかったのですが、あそこのスペースは捨てがたい利点がありまして、イス&テーブル席を確保するために他に移ることは将来もないと思います。
まず、我が家から近くて、駅からも近い。
大荷物を持っていくので、行きはたいてい一駅乗っていくのですが、改札から歩いて2分、というのは本当に助かります。
それと、あのスペースのオーナー(受付をしていた人です)が非常に優れた、事務能力の高い人で、私はストレスフリーでお話だけに集中して準備ができるのです。
そんなわけで、腰痛をお持ちの方とかには本当に申し訳ないながら、あのスペースが使える限りはあそこでやっていく予定です。

それでもよろしければ、またお越し下さいね。
遠くからで申し訳ないのですが、シャー・ルクの回のお役に立つプレゼントも思いつきましたので、それと共にお待ちしています~。
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Unknown (naoki)
2017-01-10 20:50:31
cinetama先生

回答ありがとうございました。
たしかに会場のオーナーさんの優秀さには感心しております。20名いるのに丁寧なメール,それに,迷いようのない道案内地図。この地図なくしてスムーズに行き着くのは無理でした。忘れ物の連絡など。

なるほど,いろんな事情であの会場となるわけですね。
承知いたしました。

また参加できる時にはぜひぜひ参加させていただきます!!!

わが人生で,インド映画という楽しみをこの年になって知ることができただけでも本当に運がいい!きっと,うまくいく!です。

おっしゃるとおり,何度かpkでアヌシュカーシャルマーに惚れて,ヒンディ-ちょっとかじった,文字は大体覚えたというへんな人です。

実は昨年,年の最後の授業でまあいいかということで,ちょっとだけpkを英語字幕で見せました。

英語字幕を追いかける能力にはほど遠いのですが,きちんと笑うところは笑ってましたよ!インド映画恐るべし!

おそらくpkなどはハリウッド映画を意識して,画像だけでも大体わかるということにも配慮されているのかなと感じました。

最後に,映画ではpkと小文字なのに,日本の公開名は大文字になっていますね。もう一個,英語字幕ではpkが無視されて英語のtipsyが採用されていますが,どんな事情があるのでしょう?映画の題名ですし,pkで通せばいいのにと思いました。

いやあ,それにしても,楽しかった!!!です。

そうそう,pkのソフトが出るようなことをおっしゃっておられましたが,それは,日本版(日本語字幕あり)の発売はほぼ確定ということでしょうか?

すみません,当日,他の方が質問されませんでしたし,事前に質問をまとめていたわけではないので,ここで可能でしたら回答いただければ幸いです。

重ねていいますが,cinetama先生のおかげで,インド映画大好きになりました!!!
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naoki様 (cinetama)
2017-01-11 01:48:47
再度のコメント、ありがとうございました。

『PK』の表記ですが、私自身、大文字なのか小文字なのか、いまだに判然としません。
インド側のパブはみんな小文字だったと思うのですが、日本ではいつの間にか大文字になっていた気がします。

英語字幕の「tipsy」はかわいい感じのする単語だそうですね。
「ヨッパライ」の訳を付ける時に日活の方と検討していて、そんなお話を聞きました。
英語字幕は、「pk」と出すとやはり映画の意図するところが正確に伝わらないから、というので「tipsy」になったのだと思います。
「ナマステ・ボリウッド」誌はこれを生かして、邦題が決まるまで確か「千鳥足」というタイトルにしていた憶えがあります。

日本版DVDは出るはずです。
日本での映画興行は、ソフト発売も前提にして計画されているのが普通ですので。
まだ映画館での上映が続いているので、だいぶ先になるかと思いますが、お待ち下さいね。

ところで、「授業」と書いておられたので、もしかして、と、この方かな、というお名前と一緒にググってみたら、ある遠くの学校が出て来たのですが、ひょっとして私の故郷姫路から姫新線で行ける所にお住まいでしょうか?
だとしたら、本当に遠くからありがとうございました。
「楽しかった」と書いて下さっているものの、対費用効果として考えると、非常に申し訳なく思ってしまいます。

今回のコメントを拝読していて、あの時「本にサインを」とおっしゃった方の口調と似ているのに気がついたのですが、ビンゴ!でしょうか。
サインをしないのは、ない方が古本屋に高く売れる、という信念(?)のほかに、字がヘタ、ああいう空間を埋めるのがヘタ、という事情もありますので、今後ともご勘弁下さいね。

では、これからもインド映画をたくさんご覧になって下さい。
アヌシュカー・シャルマーは『Band Baaja Baaraat』(2010)もいいですよ~~~。
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naoki様 (cinetama)
2017-01-12 08:49:56
コメントをいただいたのですが、個人情報(?)がかなり入っていることから、「未掲載で結構です」というお言葉に甘えます。

アヌシュカー・シャルマーの『Band Baaja Baaraat(花婿行列が賑やかに)』もちゃんとご覧になっていたのですね。
『Dil Dhadakne Do(心はドキドキさせておこう)』、あのクルーズ人間模様もご覧になっておられるとのこと、アヌシュカーのいい作品はかなりご覧になっておられることがわかりました。

アヌシュカーを取り上げるかどうかはまだわかりませんが、今後ともこの講座は続けていく予定ですので、ご都合が合えばまたいらして下さい。
お待ちしています~。
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Unknown (naoki)
2017-01-12 10:46:41
すみません,お気遣いいただきまして。
アヌシュカー・シャルマーの作品は英語版のwikiで作品一覧を見て,

Band Baaj Baaraat
Jab Tak Hai Jaan
pk
Dil Dhadakne Do
Sultan

は米国amazonも活用してdvdも入手し,鑑賞済みです。
wikiにあがっている他の作品は,評価がmixedだとか,あとか,crimeものだとかで見ていません。

気分爽快になれたり,またがんばろうと思えたり,アヌシュカーはやはり超かわいい!と楽しめる作品だけ見たいと思っています。

Ae Dil Hai Mushkilは先日dvd届いたのですが,時間ないのと,まだ楽しみとしてとっておこうかということで未鑑賞です。

アヌシュカー以外に好きな女優さんは,
イリヤーナー・デクルーズさんです。バルフィで見て,夏目雅子さん(なんとか記憶に残っている世代です)を思い出しました。

プリヤンカー・チョープラーさん,カトリーナ・カイフさん,カリーナ・カプールさんあたりは琴線に触れることはありません(笑)。

アヌシュカー・シャルマーさんはほぼ予備知識なしで映画館でpkを見た時に,琴線に触れすぎて,線が切れそうなくらいに感動しました。それ以来,スマホの待受は妻子からアヌシュカーの画像に変更したままです(笑)。

アヌシュカーの映画をだいたい制したら,次は,イリヤーナー・デクルーズさんで攻めていこうと思っています。

今後も,インド映画はじめアジア映画の楽しい世界を紹介していってください。先生のインド映画完全ガイド本で,新しい世界が見えてきました。
返信する
Unknown (ヒンディーやまざき)
2017-01-12 18:06:44
cinetama先生、とても楽しい講座をありがとうございました!
外語大ヒンディー語卒業生2名と、その夫で参加させていただきました。
変わらず颯爽とサリーを着こなす先生の姿、ずっと憧れです。

アーミルの初期出演作の映像は初めて見たのですが、その正統派イケメンぶりにびっくりしました!最近のアーミルもとても素敵ですが、眼をギョロッとさせるあの独特の表情がどうも印象に残るので。
アーミルがまた正統派王子様風の役柄を演じることはあるのでしょうか?(個人的には、「王様と私」の王様役のような、ツンデレおじ様役はどうかしら、なんて思ってしまいます。インドではウケないでしょうか。)

ヒンディー語講座も、クラス全員で一体となった授業でとても楽しかったです。
先生のおかげでヒンディー語を少し覚えた夫は、あれから毎日練習しており、コピュラ動詞が使えるようになってきました。
お酒を飲むと上機嫌で「メーン・PK・フーン」などと言って笑わせてくれています。(あまりに楽しそうだったので、PKって造語なんだよ…とはまだ伝えていませんが…)
昨日も、私の昔のヒンディー語のテキストを引っ張り出して、基本の会話を復習していたら、夫が「あ!アッチャーってPKが色々な意味で使えてややこしいって言ってた単語だね!」と気づいてくれました。これぞ、映画で学ぶヒンディー語ですよね!
先生のおかげで夫と一緒にもう一度ヒンディー語を映画と共に楽しんでいます。ありがとうございます!

次回のシャールクも予約させていただきました!楽しみにしております!
返信する
ヒンディーやまざき様 (cinetama)
2017-01-12 23:35:53
コメント、ありがとうございました。

先日は、お三方ご一緒に講座に来て下さってありがとうございました。
楽しい後日レポートも、ありがとうございます。

いい方と結婚なさいましたね~。
あの時お目にかかっただけですが、明るくてはきはきしてらっしゃるし、礼儀正しいし、やる気いっぱいだし、と、頼もしくお顔を拝見していました。
ヒンディー語を少しでも憶えていただくと、私も嬉しいです。
ヒンディーやまざきさんという理想的な先生がいらっしゃるから、進歩もきっと早いことでしょう。

東京外大での授業は、1~2年おきに3回やらせていただいたのですが、全14、5回インド映画だけの講義、ということで、私もとても勉強になりました。
2012年が最後ですが、まだインド映画ブームが来始めた頃で、授業のプリントと一緒に『ロボット』や『ラ・ワン』のチラシを配っていますね。
今なら日本盤DVDがいっぱい出ているので、授業がさらにやりやすいんですけど、私の年齢も高くなったので、もうムリですね。

では、そんな授業も思い出しながら、また次回お待ちしています~~~。
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