今日は『PS2:大いなる船出』の初日ですが、このあともインド映画の公開がいっぱい続きます。まずは6月28日(金)公開のカンナダ語映画『チャーリー』(2022)。白ラブちゃんとむさい男の愛情物語ですが、期待して下さっていい1本です。公式サイトはこちらです。続いては、『バーフバリ』で知られるプラバースのファン待望のテルグ語映画『SALAAR/サラール』(2023)が7月5日(金)に公開となります。こちらはカンナダ語映画『K.G.F:CHAPTER1&2』(2019&22)で名をはせたプラシャーント・ニール監督作。例によってダークな画面、シビアなアクション満載の作品ですが、今回はファンタジー色もまじった面白いテイストの作品となっています。公式サイトはこちらですが、そのチラシをいただきましたので裏表両面をご紹介しますね。
さらにその先も公開作が控えている感触があって、どうも今年は多様なインド映画の当たり年になりそうな気配です。この先の情報公開をお待ち下さいね。で、久しぶりにアマゾン沼を覗くと、インド映画のソフトが増えていました。1つは、「カレー屋さんがインド映画を公開!」と話題になったタミル語映画『響け!情熱のムリダンガム』(2018)。それから、昨年のJAIHO主催の映画祭<熱風!! 南インド映画の世界>から、アッル・アルジュン主演作のテルグ語映画『プシュパ ー覚醒ー』(2021)、そして、SPACEBOXが配給しての公開中にJAIHOが配信を始めてしまった、ラーム・チャラン主演作のテルグ語映画『ランガスタラム』(2018)。あの時SPACEBOXの関係者の方に「えー、配信権取ってなかったの? DVDは必ず出してね」と言ったら、「配信されてしまった作品は、ソフト発売は無理でしょう」と言われ、「でも、ファンは絶対買うよ!」と言った私ですが、SPACEBOXから出ていたら、あの素晴らしいパンフレットの解説もブックレットとして収蔵されたのでは、とすごく残念です。世の中、なかなかうまく行かないものですね...。ここ1、2年、インド映画まわりで小さなトラブルが増えてる感じがするので、インド映画を配給&上映なさる皆様方、よくよくご注意下さいませ。
『響け!情熱のムリダンガム』
2018年/インド/タミル語/132分/原題:Sarvam Thaala Mayam/英題:Madras Beats
監督:ラージーヴ・メーナン
出演:G.V.プラカーシュ・クマール、ネドゥムディ・ヴェーヌ、アパルナー・バーラムラリ
Blu-ray:¥4,074
提供:テンドラル
発売・販売元:TCエンタテインメント
7月31日発売予定
『プシュパ 覚醒』
2021年/インド/テルグ語/179分/原題:Pushpa: The Rise పుష్ప
監督:スクマール
出演:アッル・アルジュン、ファハド・ファーシル、ラシュミカー・マンダンナ
Blu-ray:¥4,002
発売元:JAIHO
販売元:ツイン
発売予定日:8月7日
『ランガスタラム』
2018年/インド/テルグ語/174分/原題:Rangasthalam రంగస్థలం
監督・脚本:スクマール
出演:ラーム・チャラン、サマンタ、プラカーシュ・ラージ
Blu-ray:¥4,002
発売元:JAIHO
販売元:ツイン
発売予定日:8月7日
ソフトが残るのは嬉しいのですが、今年は財布がすっからかんになりそうです。年金生活者にもボーナスがほしいぞ! それと、レンタルビデオショップがどんどんなくなっているので(うちの近くのTSU○YAもバーガーキングになりました)、こういうソフトの存在も風前の灯火(ともしび)かも。貴重品なので、皆様、今のうちにお買い求め下さい。『プシュパ』は日本版予告編がないのですが、あとの2作品の予告編を付けておきます。
映画『響け!情熱のムリダンガム』予告編
『ランガスタラム』予告編【7月14日公開!】