行ってきました、シネマート新宿。遅ればせながらの「ボリウッド4」デビューです。もう皆さんご存じでしょうが、シネマート新宿はこんな風にインド化されています。エレベーターを降りるとこんな感じ。
ロビー展示も盛り上がってます。実は29日(月・休)に行くはずが、カメラを忘れて断念。今日あらためて仕切り直しとなったもので、リベンジとばかりバチバチ写真を撮りました。ムンバイ取材時の写真の数々や、現地版ポスターも展示されています。
アヌシュカ・シャルマのミニ・パネルも! その脇には、アヌシュカのサイン入り『命ある限り』のロビーカード。ヤシュ・ラージ・フィルムズのスタジオでのインタビュー後に、1枚1枚、丁寧にサインしてくれたんですよねー。本当にいい人でした。アヌシュカのファンの方は、まずここを拝んで下さいね(笑)。
でもやっぱ、平日はナン子ちゃんいないのねー。がっくし。公式サイトを見たら、今日は日テレに出張中だったようです。ご苦労様、ナン子ちゃん。次は休日に行くからナマステ! (すっかりナン子ちゃん語がうつってしまった)
ナン子ちゃんの代わりに会ったのは、よくコメントを下さるやっほーさん。もう何回目かのご来場のようです。持っていらしたバッグが素敵で、お写真撮らせていただきました。「こ、これ、ほっしーーー!」と思われる方が多いことでしょう。シャー・ルク・カーンのファンなら、ヨダレもの。この映画も公開してくれないものかしらん。「♪ホレホレ~♪」の所でクラッカー鳴らしたいです。
さて、本日見てきたのは、『タイガー 伝説のスパイ』でした。
2012 YASH RAJ FILMS PVT. LTD.
今日は333席ある大スクリーンだったので、アクション・シーンがド・ド・ド迫力。カトリーナ・カイフの運動神経のよさにあらためて感服しました。ワイヤーで吊っている気もしますが、壁面を駆け上がるシーンも吹き替えじゃないみたいですし、実にあざやか。そのうち、ボンド映画からお声がかかるのでは?
2012 YASH RAJ FILMS PVT. LTD.
あれだけ大きなスクリーンだと、マサラ・システムで見たい感じ。特にエンドロールの「♪マーシャーッラー♪」は一緒に踊りたいですよねー。それにしても、あの街がセットだなんて、信じられない。大画面で見ても、全然わかりません。美術担当者にザブトン10枚!です。
2012 YASH RAJ FILMS PVT. LTD.
ストーリーも見どころも皆さんもうよくご存じだと思うので、今日は「脇役賛歌」として3人をご紹介。ただ、『闇の帝王DON ベルリン強奪作戦』の時と違って、脇役の皆さんのスチールがないので、顔写真はちょい適当なものになっていますがお許しを。
タイガーの同僚、ゴーピー:ランヴィール・ショウリー Ranvir Shorey
1972年8月18日、パンジャーブ州ジャランダル生まれ。コメディ映画によく出ているヴィナイ・パータクと共に、テレビのバラエティ番組を担当して人気となる。2002年『ある小さな愛の物語[Ek Chhoti Si Love Story]』で映画デビュー。『コースラーの巣[Khosla Ka Ghosla]』 (2006)など、低予算ながら秀作という映画に続けて出演し、人気を得る。日本公開作では、『チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ』 (2009)に出演、ハシ道士を演じて達者な演技を披露している(上の写真はその1シーン。IMDbより)。そのほか、韓国映画『猟奇的な彼女』のインド版リメイク(つーか、パクリ?)『醜い男と変な女[Ugly Aur Pagli]』 (2008)にも出演。
私生活では、2010年9月に女優コンコナー・セーン・シャルマーと結婚、2011年3月には子供が誕生した(できちゃった婚か?)が、2013年に入って別居の噂も流れている。コンコナー・セーン・シャルマーは、女優であり監督でもあるアパルナー・セーンの娘で、『Mr. & Mrs.アイヤル』 (2002)などに主演した演技派女優として知られている。
なお、『チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ』 は、『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』のディーピカー・パードゥコーンの二役も見られて、なかなかおいしい映画です。まだの方は、この機会にぜひ見てみて下さいね~。
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タイガーの上司・シェノイ:ギリーシュ・カルナド Girish Karnad
1938年5月19日、マハーラシュトラ州マーテーラーン生まれ。映画俳優のほか、監督、劇作家、詩人としてもよく知られている。カルナータカ州で育ち、1958年にイギリスに留学。帰国後、1963~70年はチェンナイのオックスフォード出版会で働く。その頃から戯曲を書き始め、劇作家として認められる。映画俳優としてのデビューは、1970年のカンナダ語映画『儀式[Samskara]』。ヒンディー語映画にも多数出演し、そのうちの1本は『奔り雨[Swami/原題の意味は”夫”]』 (1977)と題して日本で自主上映されたこともある(上の写真はその頃のブロマイド)。1971年からは監督としても活躍、ヒンディー語映画『祝祭[Utsav]』 (1984/下はその1シーン)などの作品を世に出している。
キドワイ博士:ローシャン・セト Roshan Seth
1942年4月2日ビハール州パトナ生まれ。歴史を学んでいた大学時代に演劇に目覚め、その後イギリスに留学して演劇を学ぶ。1972年、ピーター・ブルックの舞台劇「真夏の夜の夢」で認められ、1974年にはリチャード・レスター監督作品『ジャガーノート』で映画俳優としてもデビューする。有名になったのは、イギリス・インド合作映画『ガンジー』 (1982)のネルー首相役から。その後は、イギリス映画を中心とする欧米の映画や、インドの芸術系作品に多数出演している。写真は、1992年1月インド国際映画祭@バンガロールの会場にて。
2012 YASH RAJ FILMS PVT. LTD.
こういうシブい脇役が『タイガー 伝説のスパイ』を支えています。キドワイ博士はあの後どうなったのだ、というツッコミ・ツイートもあったりしますが(笑)、それは永遠の謎としておきましょう。いいのです、Zee TVとDD(国営放送)が幸せならば。イミわからない方は、即劇場へ行って『タイガー』を見て下さいね~。
ナン子ちゃんと! ナン・パンチと思えば痛いですが、頬をふれあったと思えば....。
『タイガー』のエンドロールの秘密をばらしてしまいましたが、私も最初はマラケシュとかモロッコのどこかかと思っていました。しかし、いろんなトリビア見ても「モロッコ・ロケ」と書かれているものがなかったので、メイキングを探し....というわけなのでした。
おっしゃるとおり、「インド映画恐るべし」です。ソング&ダンス・シーンに命かけてますね、あの人たちは。尊敬します!
カトリーナのアクションはビックリするくらいよかったですね。そしてエンドロール、このサイトでセットと知って観ていましたが、ちょっと信じられないです。正直、イラクが近隣のアラブ諸国で撮影したのかと…インド映画恐るべし、です。
『Utsav』のセンター、おっしゃるとおりレーカーです。今もあんまり変わっていないところが素晴らしい、というか、ちょっとコワいです(笑)。『恋する輪廻』のパーティー・シーンでも別格扱い、という感じでしたね。
『タイガー』はインド版DVDに付いているメイキングが面白いです。あの街がセット、というのもメイキングで知りました。YouTubeにもアップされていて、2の最後の方で街のセットのまさにメイキングが出てきます。
http://www.youtube.com/watch?v=Rkxh17sXCOo
http://www.youtube.com/watch?v=iOreS6fjdEI
これを見ると、またあのシーンが見たくなりますねー。大画面の方になっている時に、またぜひどうぞ。
一度見ましたが、また行きます!w
Utsavも見てみたいです、真ん中の美しい女性はレーカーさんですよね?
そしてあの街がセットだなんて(@_@)
ロケだと信じて疑ってませんでした。
なんてハイクオリティなんでしょう!!
もう一度見るのがますます楽しみになりました\(^o^)/
撮ったお写真、あとでバッグをアップにして見たら素晴らしいデザイン!というわけで、その部分だけ載せさせていただきました。
お写真のやっほーさん、素敵な満面の笑顔だったので、今度お会いした時マジメなお顔だとまた、「どなたでしたっけ~?」をやってしまうかも。もう3,4度お会いしているので、早くお顔を憶えないと、です。(脳の形状記憶容量が1KBぐらいしかない私....)
バッグも載せてくださってありがとうございます。
1人ムンバイで道に迷いながらお店にたどり着き、ゲットした戦利品なので、こうして披露していただいて晴れがましい気持ちです。
タイガー、私は来週見に参ります。
サルマンのアクション、とても楽しみです。