今日は8月最後の日、2024年の3分の2が過ぎたことになります。先日、ちょっと必要があって、2020年以降の日本公開インド映画リストを作ってみました。これまで共著で出したインド映画本には、「インド映画完全ガイド」(2015,世界文化社)にも、それから「新たなるインド映画の世界」(2021,PICK UP PRESS)にも、巻末に「インド映画公開作品」と「インド映画ソフト発売作品」のリストを付けておいたのですが、今回の「飛躍するインド映画の世界」(PICK UP PRESS)には私は参加しなかったため、巻末リストは両方ともなかったのでした。それで、ある人と打ち合わせをする時に必要となったことから公開作品リストを作ったのですが、作ってびっくり、今年はすでにインド映画の公開本数は12本にもなっています。このあと年末までに4本の公開が予定されているので、年間公開本数16本という記録ができるかも知れません。これまでの最高記録は、2014年と2019年の13本なので、記録更新です。下に2020年以降の公開作リストを付けておきますので、もし漏れているものがあればご指摘下さい。
なお、日本に従来からある配給会社を通さない公開作品も増えてきているので、何を基準に「公開作」とするかについては、①日本語字幕が付いていること、②映画祭ではなく単独作品が複数日上映されること、③チラシが作られていること、というのを条件にしました。本当はこれに「パンフレットが作られていること」も加えたかったのですが、それはちょっとハードルが高いかな、と思い、見送りました。これについても、ご意見のある方はコメントでお寄せいただけると助かります。
2020年1月3日 『マニカルニカ ジャーンシーの女王』 Manikarnika: The Queen of Jhansi
(ヒンディー語/2019)
2020年2月21日 『プレーム兄貴、王になる』 Prem Ratan Dhan Payo (ヒンディー語/2015)
2020年3月27日 『サーホー/SAAHO』 Saaho (テルグ語/2019)
2020年7月17日 『WAR ウォー!!』 War (ヒンディー語/2019)
2020年8月21日 『きっと、またあえる』 Chhichhore (ヒンディー語/2019)
2021年1月8日 『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』 Mission Mangal
(ヒンディー語/2019)
2021年7月16日 『ダルバール 復讐人』 Darbar (タミル語/2020)
2021年7月17日 『ジャッリカットゥ 牛の怒り』 Jallikattu (マラヤーラム語/2019)
2021年11月19日 『囚人ディリ』 Kaithi (タミル語/2019)
2022年1月21日 『グレート・インディアン・キッチン』 Great Indian Kithcen(マラヤーラム語/2021)
2022年7月29日 『ハーティー 森の神』 Haathi Mere Saathi (ヒンディー語/2021)
2022年9月23日 『スーパー30 アーナンド先生の教室』 Super 30 (ヒンディー語/2019)
2022年10月1日 『響け!情熱のムリダンガム』 Sarvam Thaala Mayam (タミル語/2018)
2022年10月21日 『RRR』 RRR (テルグ語/2021)
2022年10月28日 『人生は二度とない』 Zindagi Na Milegi Dobara (ヒンディー語/2011)
2022年11月18日 『マスター ―先生が来る!―』 Master (タミル語/2021)
2023年1月20日 『エンドロールのつづき』 Last Film Show (グジャラート語/2021)
2023年2月10日 『BANG BANG! バンバン!』 Bang Bang (ヒンディー語/2014)
2023年5月12日 『ブラフマーストラ』 Brahmastra Part One: Shiva (ヒンディー語/2022)
2023年7月14日 『ランガスタラム』 Rangastharam (テルグ語/2018)
2023年7月14日 『K.G.F: CHAPTER 1&2』 (カンナダ語)
K.G.F:CHAPTER 1(2018), K.G.F:CHAPTER 2(2022)
2023年9月1日 『PATHAAN/パターン』 Pathaan (ヒンディー語/2023)
2023年9月16日 『燃えあがる女性記者たち』 Writing With Fire
(ドキュメンタリー映画/ヒンディー語/2021)
2023年10月20日 「熱風!! 南インド映画の世界」 (4作品)
『プシュパ 覚醒』 Pushpa (テルグ語/202021)
『サイラー ナラシムハー・レッディ 偉大なる反逆者』
Sye Raa Narasimha Reddy (テルグ語/2019)
『マガディーラ 勇者転生』 (再映) Magadheera (テルグ語/2009)
『ヤマドンガ』 Yamadonga (テルグ語/2007)
2024年1月6日 『ヴィクラムとヴェーダ』 Vikram Vedha (ヒンディー語/2022)
2024年1月6日 『ただ空高く舞え』 Soorarai Pottru (タミル語/2020)
2024年3月1日 『ストリートダンサー』 Street Dancer 3D (ヒンディー語/2020)
2024年2月23日 『ザ・フェイス』 Yevadu (テルグ語/2014)
2024年3月15日 『ブリンダーヴァナム 恋の輪舞』 Brindavanam (テルグ語/2010)
2024年5月3日 『タイガー 裏切りのスパイ』 Tiger 3 (ヒンディー語/2023)
2024年5月17日 『PS-Ⅰ 黄金の河』 Ponniyin Selvan Part1 (タミル語/2022)
2024年6月14日 『PS-Ⅱ 大いなる船出』 Ponniyin Selvan Part2 (タミル語/2023)
2024年6月28日 『チャーリー』 Charlie (カンナダ語/2022)
2024年7月5日 『SALAAR/サラール』 Salaar (テルグ語/2023)
2024年7月12日 『仕置人DJ』 DJ: Duvvada Jagannadham (テルグ語/2017)
2024年8月23日 『モンキーマン』 Monkey Man (英語/2024)
2024年9月13日 『ジガルタンダ・ダブルX』 Jigarthanda Double X (タミル語/2023)
2024年10月4日 『ハヌ・マン』 Hanu-Man (テルグ語/2023)
2024年10月4日 『花嫁はどこへ?』 Laapata Ladies (ヒンディー語/2024)
2024年11月29日 『JAWAN/ジャワーン』 Jawan (ヒンディー語/2023)
ちょうど先日、『ハヌ・マン』の監督メッセージがアップされていましたので、それを最後に付けておきます。若い監督ですねー。「『ハヌ・マン』見てね」がカワイイです(でも、プラバースの「見てね♡」の方が不器用で好き)。続いて予告編も付けておきます。皆様、どの映画もお見逃しなきよう、映画館に足を運んで下さいね。
『ハヌ・マン』プラシャーント・ヴァルマ監督日本向けコメント
『ハヌ・マン』予告篇
それにしても、台風の「サンサン(珊珊)」はいつまでも日本列島から離れませんねー。今日の当地の天気予報は全日傘マーク、しかも大きい傘マークで、携帯には「大雨警報」が2回も入ってきていたのですが、朝から晴れ間がのぞき、思い切って洗濯したら午後2時頃までにきれいに乾いてしまいました。好多謝、珊珊! 早[口的]返去中国大陸啊。もういいから、日本列島から出て行ってくれる? 「珊珊」は女の子の名前で、香港映画ではショウ・ブラの同名タイトルの映画もあるのですが、こんなに性格がしつこいとは思わなかったわ~。これ以上、被害が出ないことを祈っています。