アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

ボリウッド・スター稼ぎ頭トップ10

2018-06-22 | インド映画

Yahoo!のニュースをチェックしていたら、"Highest Earning Bollywood Actors in 2017-18"という見出しが目に飛び込んで来ました。具体的な収入額も出ているので、記録的価値もあると思い、ここに日本語でリストを書いておきます。Wikiから取った写真は、上段が1~3位、下段が4~10位です。

Salman Khan at People's Choice Awards 2012.jpgAkshay Kumar.jpg

 1.サルマーン・カーン   23億2830万ルピー(37億2528万円)
 2.シャー・ルク・カーン  17億0500万ルピー(27億2800万円)
 3.アクシャイ・クマール   9億8250万ルピー(15億7200万円)
 4.アーミル・カーン     6億8750万ルピー(11億円)
 5.リティク・ローシャン   6億3120万ルピー(10億992万円)
 6.ランヴィール・シン    6億2630万ルピー(10億208万円)
 7.ランビール・カプール   5億5330万ルピー(8億8528万円)
 8.アジャイ・デーウガン   4億8830万ルピー(7億8128万円)
 9.ヴァルン・ダワン     4億3500万ルピー(6億9600万円)
10.アミターブ・バッチャン  4億ルピー(6億4000万円)   (1ルピー=1.6円で計算)

A photograph of Hrithik Roshan smiling away from the cameraRanveer at filmfare (cropped).jpg

Ranbir Kapoor posing for the cameraAjay Devgn.jpg

Amitabh Bachchan December 2013.png

実は、昨年9月にも、ドル建てですが同様の記事をご紹介したことがあります。そのリストだけをここに再度アップしてみますと...。

1.シャー・ルク・カーン      3,800万ドル(41億8,000万円)
2.サルマーン・カーン       3,700万ドル(40億7,000万円)
3.アクシャイ・クマール      3,550万ドル(39億500万円)
4.アーミル・カーン        1,250万ドル(13億7,500万円)
5.リティク・ローシャン        1,150万ドル(12億6500万円)
6.ディーピカー・パードゥコーン   1,100万ドル(12億1,000万円)
7.ランヴィール・シン        1,000万ドル(11億円)
8.プリヤンカー・チョープラー    1,000万ドル(11億円)
9.アミターブ・バッチャン       900万ドル(9億9,000万円)
10.ランビール・カプール       850万ドル(9億3,500万円)

5位までの順位は同じ顔ぶれですが、何だか皆さん、今回のレポートではかなり収入額が減少していますね。それと、女優が1人も入っていないのはなぜ? まあ、こういう長者番付の数字は必ずしも正確とは言えないのですが、ボリウッド映画界自体が地盤沈下を始めているのでは、と少し心配になります。もっといい作品をたくさん作って、ボリウッドの栄光に影がささないよう、がんばって下さいね! まずは、来週末、6月29日(金)に公開されるラージクマール・ヒラニ監督作品『Sanju(サンジュー=サンジャイ・ダットの愛称)』に期待しましょう。予告編を付けておきます。

Sanju | Official Trailer | Ranbir Kapoor | Rajkumar Hirani | Releasing on 29th June

『きっと、うまくいく』(2009)や『PK(ピーケイ)』(2014)のヒラニ監督が今回取り上げたのは、俳優サンジャイ・ダットの伝記映画。ランビール・カプールがサンジュー=サンジャイ・ダットを、パレーシュ・ラワルが父である往年の人気男優で国会議員でもあったスニール・ダットを、マニーシャー・コイララが母で人気女優だったナルギスを演じます。ほかには、サンジャイ・ダットの親友の俳優クマール・ゴゥラブ(ラージェーンドル・クマールの息子で、のちにサンジャイ・ダットの妹と結婚)をヴィッキー・コゥシャルが演じ(※)、同じ俳優仲間では、一時期サンジャイ・ダットと噂のあった女優で、現在は大富豪アニル・アンバーニー夫人となっているティーナー・ムニームをソーナム・カプールが、また、右に同じのマードゥリー・ディークシトをテレビで活躍しているカリシュマー・タンナーが演じます。そのほか、サンジャイ・ダット夫人のマーニャター・ダットにはディヤー・ミルザーが、そしてジャーナリスト役にはアヌシュカー・シャルマーが扮しています。これまでのヒラニ監督作とは趣きが違うので、さて、興収はどのくらい行くでしょうか....。ご覧になった方は、ぜひコメントでご感想をお寄せ下さい。

<追記>2018.7.1

(※)部分ですが、本日のこちらの記事に、ヴィッキー・コゥシャルが演じていたのはサンジャイ・ダットの親友カムリーことカムレーシュ・カンハイヤーラール・カパーシー(Kamlesh Kanhaiyalal Kapasi)だと記載されていました。調べてみると別の記事では、ヴィッキー・コゥシャルが「カムリーは4人の人物を合成したキャラクター」とも述べていますが、クマール・ゴゥラブだったと思ったのは私の勘違いでした。お詫びして訂正します。2017年3月に私が撮影現場を見学させてもらった時は、ランビール・カプール扮するサンジューとヴィッキー・コゥシャル扮する親友の2人が、中央政府の首相に会いに行く、というシーンでした。あのシーンもカットされずに残っているでしょうか...。

 



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