2017年もあとわずかとなり、年間回顧の時期となりました。ということで、まずは韓国映画から。韓国映画は興行収入ではなく、観客動員数でもってヒットの指標とするのが一般的です。では、2017年のヒット作一覧をどうぞ。
2017年韓国映画 観客動員数トップ10
1.『タクシー運転手 約束は海を越えて』 1218万6120人
監督:チャン・フン
主演:ソン・ガンホ、トーマス・クレッチマン、ユ・ヘジン、リュ・ジュンヨル
日本公開:4月21日(土)より/公式サイト
映画『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』特報
2.『コンフィデンシャル 共助』 781万7631人
監督:キム・ソンフン
主演:ヒョンビン、ユ・ヘジン、キム・ジュヒョク、ユナ、チャン・ヨンナム
日本公開:2月9日(金)より/公式サイト
「コンフィデンシャル/共助」予告編
3.『犯罪都市(原題)』 687万9225人
監督:カン・ユンソン
主演:マ・ドンソク、ユン・ゲサン、チョ・ジェユン、チェ・ギファ
[+犯罪都市+] THE OUTLAWSHD中文電影預告
4.『軍艦島(原題)』 659万2151人
監督:リュ・スンワン
主演:ファン・ジョンミン、ソ・ジソプ、ソン・ジュンギ、イ・ジョンヒョン
軍艦島 予告編
5.『ミッドナイト・ランナー(原題:青年警察)』 565万3270人
監督:キム・ジュファン
主演:パク・ソジュン、カン・ハヌル、パク・ハソン
日本公開:3月24日(土)より
韓国動員550万人突破の驚異的大ヒットアクション! 『ミッドナイト・ランナー』予告
6.『ザ・キング』 531万7383人
監督・脚本:ハン・ジェリム
主演:チョ・インソン、チョン・ウソン、ペ・ソンウ、リュ・ジュンヨル
日本公開:3月10日(土)より
チョ・インソン×チョン・ウソン共演韓国映画『ザ・キング』衝撃の特報映像公開
7.『南漢山城(原題)』 384万8446人
監督:ファン・ドンヒョク
主演:イ・ビョンホン、キム・ユンソク、パク・ヘイル、コ・ス
日本公開:2018年公開予定
【南漢山城】The Fortress 電影預告 11/17(五) 圍城攻略
8.『クン(原題)』 356万4234人
監督:チャン・チャンウォン
主演:ヒョンビン、ユ・ジテ、ペ・ソンウ
日本公開:2018年公開予定
영화 '꾼 (The Swindlers, 2017)' 메인 예고편
9.『アイ・ケン・スピク(I Can Speak)(原題)』 327万5967人
監督:キム・ヒョンソク
主演:ナ・ムニ、イ・ジェフン
아이 캔 스피크 (I Can Speak, 2017) 예고편 (Trailer)
10.『監獄の首領(原題:プリズン)』 293万1897人
監督:ナ・ヒョン
主演: ハン・ソッキュ、キム・レウォン、チョン・ウンイン、イ・ギョンヨン
日本公開:1月13日(土)より/公式サイトhttp://klockworx-asia.com/theprison/
そこは、アリバイ100%保証の完全犯罪区域! 『監獄の首領』予告
ランキングの情報源サイトは「K-MANIA 映画興行成績」で、2017年12月10日のデータとなっています。この後、12月20日に公開された『神と共に-罪と罰』(監督:キム・ヨンファ/出演:ハ・ジョンウ、チャ・テヒョン、チュ・ジフン、キム・ヒャンギ、マ・ドンソク、イ・ジョンジェ)が目下観客動員数を伸ばしているので、最終的には上の順位は入れ替わるかも知れません。「12月28日現在で600万人突破」というニュースが出ていたことから、トップ3に食い込むのではと思われます。
実は、インド映画の興収トップ10を先にまとめようとしたのですが、こちらも12月22日に公開された『Tiger Zinda Hai(タイガーは生きている)』が目下ぐんぐんと興収をのばしており、ヒンディー語映画の第1位に到達しそうな勢いなのです。『バーフバリ 王の凱旋』の国内興収記録141億7000万ルピーは抜けないと思いますが、30億ルピーはいっちゃうかも。というわけで、インド映画の興収トップ10のアップは、年明けになります。しばしお待ち下さい。
お年賀状、ならびに本年初のコメントをありがとうございました。
韓国映画の情報もありがとうございます。
ほんとに、映画漬けのご旅行だったんですね-。
『シークレット・スーパースター』もご覧になったとはうらやましい。
インドでは興収トップ10に入らなかったので、日本では無理かなあ、です....。
リストの中で、私が韓国滞在時に見た作品は4片。
1.『タクシー運転手 約束は海を越えて』
邦題に、"約束は海を越えて"が付くんですね(微笑)
流石演技達者のソン・ガンホです。
光州に入った二人を支援する地元タクシー運転手役で出演しているユ・ヘジンが好演しているのですが、ソウルの友人に言わせると、ラストのフィクション部分は減点と言われました。
4.『軍艦島(原題)』
恐らく、日本での劇場公開は無いでしょうから、原題表記ですね。
5.『ミッドナイト・ランナー(原題:青年警察)』
物語の設定自体は、警察学校生の話としてはありえあないと思いますが、楽しめました。
確かに"ミッドナイト・ランナー"の邦題が良いかも。
8.『クン(原題)』
12月の第二週週末に、東京--ソウル--台北--東京と飛び石弾丸旅の際に見て来ました。
このとき、ソウルでは、『クン』のほか、
『チョヘン』(初行)、『アドゥレゲ・カヌン・ギル』(息子の所へ行く道)、『パンドシ・チャンヌンダ』(本当に捕まえる)、『キオゲパム』(記憶の夜) を見て、
台北では、
『隠藏的大明星』(secret super star)、 『追捕』.『狂獣』、『血観音』、『帯我去月球』を見て来ました。