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コルクのぶらぶら日記 

いつもぶらぶらしているようだけど....やっぱりブラブラしています。

言っている事はまともなんだけど...産経抄

2011-12-04 10:44:22 | 日記
 昨日の産経新聞にこんな文章が載ったそうです。
言っていることはまともなんですが
...

最低限の信義を守ってこそペンの力

 まずはずいぶん立派なタイトルですね。
さてこの文章で筆者は最近の大学生の就職難から話を切り出し、将来記者になりたいと筆者のもとに相談に来る学生たちが判でおしたように「記者になるためには何が必要ですか」と質問すると続けています。
そしてそれに対する答えが...


 ▼正解はいくつもあるだろうが、「信義を守る気概だ」と格好良く答えるようにしている。記者は、頼まれもしないのに他人の悪口を書き、他人にみせたくない暗部を世間に暴くのを生業としているからこそ、人間としての最低限の信義は守らねばならない。当たり前の話だが、実はかなり難しい。

記者が書かなければいけないのは「真実」であって「悪口」ではないと思うのですが、まあそれは思わず本音がでたのか日本語の使い方を知らなかったのかどちらかということで苦笑をかみ殺して、さらに読み進むとこんなことを言っています。

 ▼前沖縄防衛局長が、記者との酒席での発言がもとでクビになった一件がいい例だ。前局長は、小社を除く約10社の記者を居酒屋に集めて、発言を直接引用しないことを前提とした「完全オフレコ」懇談であると念を押し、宴会を始めたという。

 ▼酒もすすんだ前局長は、米軍普天間飛行場問題にからめて「(女性を)犯す前に犯しますよと言うか」と暴言を吐いたとされる。懇談会に記者が出席した琉球新報は、翌日の朝刊1面トップでとりあげ、彼は即クビになったが、同じ新聞人として恥ずかしい限りだ。

 ▼暴言を聞いた琉球新報の記者は、なぜその場で「沖縄をばかにするのか」と一喝しなかったのか。記事にするなら「看過できない発言なのでオフレコ扱いできない」と宣言し、酒杯を伏せて立ち去るのがプロの記者だ。最低限の信義を守ってこそペンの力は光るはずである。


 そもそもこの場に産経新聞の記者がいたら本当にこのように行動していただろうか、という疑問はありますが、基本的にこの人が言っていること自体は正しいですよね。
 でもね、もう忘れてしまったのかな? 鉢呂氏が通産大臣になったとき本当に言ったかどうかも今となっては定かではない彼の発言を産経新聞は「放射能をうつしてやる」と発言 と伝えていたんだよ。(9月11日づけの僕のブログにも書いてあります。)このときも完全なオフレコの場だったはずです。しかも正確には何と言ったのかメディアによって言っていることがバラバラで捏造疑惑までささやかれ始めて、そんな不確かなことで人を追及していいのかと、マスメディアの報道姿勢にはネットを中心にずいぶん批判の声が上がっていたんだけど....「信義を守る気概」をもった産経新聞はちゃんと自己批判したうえで上記の文章を掲載したのでしょうか。

遠山顕さん コンサート

2011-12-02 22:17:20 | 日記
 こころの温まるコンサートに行ってきました。
NHKのラジオ英会話で講師も務める遠山顕さんが中心となった「あなたに贈る歌と物語 II」。
本日、中目黒のGTプラザホールで開催されました。

 このコンサートの内容をうまく伝えることが難しいのですが、遠山氏の語り、歌、そして氏と師匠の室井三紀さんによる琵琶の演奏、それに馬頭琴とネイテイブアメリカンフルートがからむというものなのです。
なんだかよくわからないでしょ?

 それで演目がまたふるっています。
1)那須与一(平家物語より)
2)黄金の腕(日本語バージョン/英語バージョン)
3)雪女(日本語バージョン/英語バージョン/英語)
4)馬頭琴ソロ
5)アメリカンネイティブフルートソロ
6)ラコタの祈り(日本語バージョン/英語バージョン)
7)新説・笠地蔵

などなど...いや、もっとわけわからないでしょ?

 普通の音楽のコンサートと違って最初から最後まで音楽を聴かせるわけではありません。遠山先生の語りにより、小泉八雲の怪談が音楽つきで繰り広げられたかと思えば(しかも二ヶ国語で楽しめる)、馬頭琴やアメリカンネイティブフルート(インディアンフルート)のこころ洗われるソロがあり、そして最後は大みそかの心温まる笠地蔵の物語がダジャレ満載で語りと音楽で繰り広げられる....

 僕はもともと語学の勉強が好きだったので遠山さんの番組はよく聴いていたのですが、その明るい語り口がそのまま舞台にのったような感じでした。

 うーん。うまく言えないや。
でも、とってもよかったのですよ。帰り道、あたたかい気持ちになったのですよ。
今年はロクでもない年だったけど、ちょっと癒されたのですよ。

 アンコールで彼はチャップリンのSMILEを歌ってくれました。感動というのは「うまさ」だけじゃないんですね。(失礼)
彼は今でも番組の最後にこう言って、僕のような学習者に勇気を与え続けているのでしょうか。

Keep listening, keep practicing and keeeeeeep oooonnnn SMILING!

 

再演希望!

胃カメラを飲みました

2011-11-28 19:47:55 | 日記
 秋の健康診断で「胃のペプシノゲン検査」というヤツに引っ掛かりました。
異常があるからすなわち癌ですよというわけではないけれど、その可能性も否定できないから精密検査を受けなさい、というソフトな文面でおっかないことが書いてあるお手紙が届けられた時には正直ビビりましたね。
たしかに夏ぐらいから胃がもたれたような感じがしていたのですが、毎年のことで、秋になるとなんとなく治ってしまうので気にもしていませんでしたが、この手紙を読んだ瞬間から猛烈に胃が痛くなってきて、恐怖の胃カメラをいつ飲むかという悶々とした日々が一カ月ほど続いたのでした。
で、かかりつけのお医者に相談すると「よくわかんないけど、まあせっかくの機会だから飲んだ方がいいんじゃない?」というわりとクールないいかた。さらに悩みは深まりうじうじしているときにこんなフランス語のことわざに出会いました。
Aide-toi, le ciel t-aidera. 日本語でいうとアレですね。「天はみずから助けるものを助く」というヤツです。たしかに、この状況を乗り越えるには自分で勇気をもって検査するしかないわけです。
大切な家族もいることだし、逃げ回るわけにはいきません。

 で、インターネットで検査の上手そうな病院を探して飲んできました。胃カメラを。
実は僕は以前に人間ドックで胃カメラを飲む予定だったのだけど、機械をみてそのまま敵前逃亡した前科があるのですが、今回は覚悟を決めました。偉いでしょ。
 でね、のどにスプレーで麻酔をして、気持ちを落ち着ける点滴というヤツをしているうちになんと、ウトウトと寝てしまいました....そしてしばらくして、先生の言葉で目が覚めました。「ハイ、終わりましたよ。きれいな胃でした。」ってね。

 ハイこれでおしまい。一体なんでペプシノゲンが引っ掛かったのかわからないくらいきれいな胃で、ピロリ菌もいないそうです。まったく拍子抜けしました。そしてその言葉を聞いた瞬間からあれだけ痛かった胃が、ケロリと治ってしまいました。

 ヤッホー。てなもんで昨日快気祝いのつもりで家の前で町内のおじさんおばさん、親子連れと一緒にバーべユーパーティーをしました。で、そこで飲みすぎて、昼間に口をあいて居眠りをして、風邪をひいてしまいましたとさ。僕らの国ではこういう人の事を「バカ」とよびます。

今夜はおとなしく、早く寝ます。

ウィルスバスター

2011-11-19 08:56:20 | 日記
 僕は今のPCのセキュリティー対策として、マイクロトレンドという会社の「ウイルスバスター」というソフトをいれています。3年契約なんだけど、最近ここから、無償で最新バージョンをダウンロードして更新できますという「おしらせ」が来ています。ところが実際にダウンロードしようとしてみると結構難しくていまだに出来ません。うーんと思って、そのお知らせをよく見ると、自分でできない場合は7,980円で変わりにインストールしてくれると書いてあります。

 これっておかしくないですか?
もしかしてこれはウイルスバスターを名乗るあらての詐欺なんじゃないでしょうか?
だって通常こういったソフトの更新は無料が前提ですよね。それをわざわざわかりづらくして、お金をとるって一体どういう了見なのでしょう? この会社にたいする疑念が湧いてきました。

 トレンドマイクロ社の見解を聞きたいものです。

まいにちフランス語

2011-11-06 21:18:48 | 日記
 最近原発の話ばかり書いているので、ちょっと気晴らしに趣味のフランス語の話でも書きますね。
NHKのラジオで放送されている「毎日フランス語」のディアローグ(会話のサンプル)がかなり面白いですよ。たとえばこんな感じです。

妻:ねえ、ステファヌ、もういいかげんにしなさいよ!もう2本目よ!
夫:だから? 珍しく友だちが家にきてくれているんだから....
妻:何言ってるの、そうやって土曜の晩はいつもいつも...それに、あなたが飲むんだったら、それはまああなたの勝手だけど、でもね、私たちの息子に飲ませるんだから、それは大反対よ!
夫:そんな大げさな! ちょっとシャンパン飲んだくらいで、死んだりしないよ! それに慣れなきゃだめだよ!
妻:何に慣れるっていうのよ! 耐えられないわ!
夫:オレは耐えられない男かもしれないが、お前は、ホントにしらけるよ!
妻:あなたはホントに落ちぶれた男ね!


 どうでしょ。ぶっ飛んでるでしょ。
NHKもこんなファンキーな放送するんですね。
さらにテキストを買うと「耐えられない」「しらけさせる人(名詞)」「落ちぶれた人(名詞)」なんて単語の説明も書いてあります。

あれっ? でもフランス語でなんて言うんだっけ?


前回僕はNHKのような御用放送局に受信料を支払う必要はないと書きましたが、ラジオの語学講座だけは別かもしれませんね。もっともラジオ放送に受信料は無いし、(考えてみれば不思議ですね)、テキストは毎月買っていますよ!