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コルクのぶらぶら日記 

いつもぶらぶらしているようだけど....やっぱりブラブラしています。

ブルゴーニュでブルゴーニュ風ビーフを食べる

2012-02-02 12:40:26 | 旅行
 ブルゴーニュにいます。いいでしょう?(自慢)
ワイン好きにとってはたまらない土地です。

 昨日はいわゆる「グランクリュ街道」と言われるブルゴーニュのワイン畑の心臓部、コート・ド・ニュイからコート・ド・ボーヌを北から南まで、一挙に下ってみました。この二つの地域を総称してコート・ドール(黄金の丘)というのだそうです。
雪がぱらついています。零下4度。寒いです。写真はジュベリシャンベルタン村の畑です。


少し雪が積もっているのが見えますか?

でもめげずに、まずはジュベリ・シャンベルタンの作り手 Domaine des Varoilles で村名、1級、グランクリュ(特級)と試飲します。Varoille(s)というのは渓谷という意味らしいです。

 昼はニュイ・サンジョルジュの町のレストラン La Cabotte で食事しました。ポークのソイソース風味というのを頼んだらほとんど豚の角煮がでてきました。やわらかくておいしい。グラスワインを頼んだら Haut-cote de nuit を出してくれました。生産者も確認しておけばよかったな。ちなみにこのLa Cabotteという名前は畑の中にある道具入れの納屋のことだそうです。ポーク以外にメインでコガモのローストとチーズのセットにワイン一杯を飲んで37.4ユーロ。ちょっと値ははりますが満足のいく内容でした。

 ところでこのニュイ・サンジョルジュの町はちょうど1月末までワインのお祭り「サン・ヴァンサン」の直後でしたので、街は色とりどりの紙の飾り付けであふれていました。



 食事を終えて今度はコート・ド・ボーヌに向かいます。午後から天気が回復して少し暖かくなりました。
「グラン・クリュ街道」はまだまだ続きます。


「えっ、これが?」と思うぐらい質素でなんの宣伝もしていないロマネ・コンティの畑で写真を撮り、更に南下します。石盤にROMANE CONTIと書かれています。

ちなみに彼らのドメーヌも呆れるほどそっけないです。

赤い扉の上にRCのイニシャルがあるんだけど、わかりますか?
そしてこのあと訪れたボーヌの街はまさにブルゴーニュワインのさらなる心臓部。すべてが美しく、すべてが愛おしい素敵な街でした。写真はボーヌの街と今でも残る共同洗濯場の跡です。


 日が暮れはじめたころに奇跡が起きました。丘を眺めると西日に当たって畑が黄金色に輝いています。
まさに黄金の丘(コート・ドール)! そして先ほどのレストランの名前になったcabotte(納屋)も見えます。


 さらに南の町サントネー(Santenay)の生産者 Domaine Louis Nie で試飲してこの旅も終り。
素晴らしい体験でした。今度は家族と来たい!

 夜は滞在先の近くのホテル Hotel du Nord でブルゴーニュにせっかく来たのだからとブルゴーニュ風ビール(boef bourguignon)を食べます。牛肉を赤ワインでやわらかく煮る料理で、実は僕の家でも妻がよく作ってくれます。

ワイン2杯とチーズをつけて43.2ユーロ也。

 お味は?
なぜかちょっと酸の風味がしましたが、実は家で食べるのとあまり変わらなかったです。

つまり、とってもおいしかった!

夜のブローニュの森に潜入。 噂は本当だったんだ!

2010-12-06 16:22:57 | 旅行
 昨夜、ブローニュの森へ行きました。

 シルヴィ・バルタンのコンサートの打ち上げがle pre catelantというまさにブローニュの森のど真ん中のレストランでありました。
タクシーの運転手が場所をしらないで森の中を行ったり来たり。
おかげで噂どおり森のそこかしこに立つ肌も露わな娼婦たちをたくさん見ることが出来ました。でも昨夜の気温は氷点下近かったはず....やっぱり白人は寒さに強いという噂は本当だったんだ。

 国民的な歌手の宴がひらかれる高級レストランとその外に待つ女たち。
映画の一幕のような光景でした。

パリのガレット

2010-12-05 21:30:51 | 旅行
 オペラ座の近くにブルターニュ料理の店があったので夕べ入ってみました。
LE CAP BRETONという店です。http://www.lecapbreton.com/le-cap-breton-bourse.html

 シードルを数杯とガレットをひとつ。ついでにデザートとしてブラック・チョコレートのクレープをいただきました。このチョコのクレープはちょっと癖になるかも。クレープの上にチョコをとかして生のミントの葉を載せているだけなのですが、シンプルな美味しさが楽しめました。
我が家にもミントは生えているのですが、ほとんど利用しないで虫にたべられるにまかせているので、今度はこうやって少し利用しようと思うのでした。

オーストリア航空 その3

2010-07-05 09:37:42 | 旅行
 もうひとつオーストリア航空のことで書いておかなければならないことがあります。
僕は7月3日のパリでチェックインしてウィーン経由で成田に帰ったのですが、パリからの出発が約1時間の遅延。
その後ウィーンで大急ぎで乗り換えようとすると、「チケットを交換しろ。」と入り口で言われ、仕方なく指示された窓口に行きました。そこでは日本人の男性が対応していたのですが、パリでは通路側の席でチェックインしていたので、念のため交換された席も通路側であるか確認してみました。すると彼は、いらだった表情で「それはムリ。」(「です」はなし、体言止!)理由を聞くと「満席ですから」だってさ。

 これが英語ならUnfortunatelly, it is not possible.とでも言うところなのでしょう。
日本語なら、「すいませんが、諸般の事情で云々」といったところでしょう。
フランス語ならje suis desole, ドイツ語ならLeider, aber と来るでしょう。
そういった意味でもこの男性の対応は世界基準からもだいぶ劣ったものと思います。こういう人を「国際的」とはわれわれの世界では言いません。


 まあ海外が長いとまともな日本語も喋れなくなるのでしょうが....そんなヤツ窓口にだすなよ!! 

オーストリア航空 その2

2010-07-04 14:31:07 | 旅行
 前回書いた件、自分だけの思い込みかとおもって「オーストリア航空 人種差別」で検索したらこんなサイトがありました。

口コミ評判ランキング

 ちなみにアリタリアが現状30位(30社中30位)でダントツの最下位というのも納得できます。
でも差別意識に関しては他の航空会社と比べてもオーストリア航空にはやはり不満が多いみたいですね。

 ところで、オーストリア観光局はこのことを知っているのかな?