昨日、東京都では189人の新たな新型コロナウイルスの感染者が確認されたと
NHKが報じました。その前日(4月9日)が179人。ご興味のある方は
都のサイトをどうぞ。
東京都知事の小池百合子は3月24日まで、安倍晋三と一緒で、東京オリンピックをやるき満々でした。はてさて、そのようなマインドセットの方が、果たしてこの感染症対策にどの程度本腰をいれていたでしょうか? 普通の想像力があればわかりますよね。
一方、森友、加計、桜を見る会で野党やマスコミから追及された安倍政権では、公文書の隠蔽、改竄、破棄が常態化していました。森友問題では、その意に反して改竄させられた公務員が自殺するという悲劇までおきました。しかし、それを追及された総理大臣は国会でヘラヘラ笑ってる始末。
パニック映画でよくありそうな「ヤバイ」パターンです。上が出鱈目だと、下はその指示に右往左往し、国民は呆れかえり、結局とんでもない悲劇につながりそうです。
あたりまえだけど、「普段の信頼が大切」なんだなと、心から思います。まあ、さすがに、SNSみても、「安倍さんしかいない」と言い続けるバカはだいぶ減ってきたような気がします。
ところで、そのオリンピックとコロナウイルス。
日本の人はあまり知らないと思うけれど、去年の10月中国では、いわゆる
「軍人オリンピック」というやつが開催されていました。コロナウイルスの最初の発生はこのころではないかという
見解もあるようですね。
場所は?
そう、武漢です。
もしも、もしもですよ、この時期、コロナウイルスによる感染症の発生を中国政府が認識していたとして、彼らは、この「軍人オリンピック」を中止していたでしょうか? 百歩譲って、その危険性を世界にアナウンスしていたでしょうか? ちなみに109か国、約1万人の軍人が参加する史上最大の大会とのことで、さぞや中国には国家としての威信がかかっていたことでしょう。
SNS上には、これを利用してアメリカがウイルスをばら撒いただの、イヤイヤばら撒いたのは中国だのと陰謀論が発生しているようですが、僕はそういうことはなかったんじゃないかなあ~と思います。だけど、危険でしたよね。
それでは、我が国、日本はどうだったのでしょう?
日本は憲法9条により「軍隊」をもたないので、軍隊でない自衛隊は参加していなかったのです。
もしかして、日本における感染の爆発が他国に比べて遅かった理由はこんなところにもあったのではないでしょうか?(あくまでも「もしかして」ですが)
だとしたら、「憲法9条では国を守れない」どころではなく、我が国は9条に守られていたという事になりますね(笑)
もっとも、せっかく守ってもらったのに、今となっては台無しですが。