チェルノブイリ救援・中部 インターン生とゆかいな仲間たち

チェルノブイリ救援・中部の事務局の近況や日々のいとなみを、支援者の皆様にお伝えします。

「チェルノブイリデー'09」報告です!

2009年04月28日 02時12分48秒 | Weblog
チェルノブイリデー'09

4月26日、チェルノブイリデー'09を行いました

当日は、心配していた天候も、春らしい晴天とまでは行きませんが、
雨は降らず、外でバイオ燃料精製実演を行うことができました

各地から50名ほどの方にお越しいただいて、
にぎやかなイベントとなりました

ご来場されたみなさま、本当にありがとうございました
感謝、感謝でございます

それに、
毎年たくさんのクリスマスカードを贈ってくださっている日本大学の方々もきてくださって、
クリスマスカードを担当していた私にとっては、それはもう、
本当に嬉しい一日でした



今回のイベントを通して、
チェルノブイリ原発事故から23年という月日は経ったというものの、
ひと昔前の歴史としてではなく、
今も進行形の事件としてお伝えするとこができたように思います。

そして、チェルノブイリ救援・中部が行っている活動についても、
より深く知っていただける機会ともなりました。

特に、放射能で汚染された土をもとの肥沃な土壌へ戻す
「菜の花プロジェクト」に関しては、今、丁度ウクライナへ派遣団が行っているということで、
ナウい(←!?)現状をお伝えできたので、新鮮だったのではないでしょうか


にしてもですね、
山形からバイオディーゼル燃料精製実演のために来ていただいた、
MSDの武田社長と技術者である武田さんの娘さんには、
精製機械を搭載した大型トラックと共にフェリーで名古屋まで来ていただいたのですが、
それがもう、前日に名古屋に大雨をもたらした低気圧で、
フェリーが揺れに揺れて、本当に大変だったそうです
船内でご飯が食べられないくらい
おかげで2食分、抜き

しかし申し訳ないことに、
時間の関係で、会場到着早々、精製を始めてもらったので、
それが終わって久しぶりにありついた食事が、
河田さん特製のボルシチと、お手伝いしていただいた方が持ってきてくださった、手作りの自家製天然酵母パン
美味しそうに召し上がってみえました


来ていただいた参加者の方をはじめ、たくさんの方々のご協力の下でこのイベントが行えたこと、
本当に嬉しく思っています
ありがとうございました



そして、私の個人的(今までも相当個人的ですが・・・)な感想を書きます。

このイベントを山本さん(会計)と私で担当させていただきました。
そして当日も、一応、名ばかりゼネラルマネージャーとして会場に立ちました。

しかし、準備段階からそうだったんですが、
当日は特に、自分の無力さを感じました。

立っているだけで何もできない自分がいて、
何度も、情けない気持ちになりました。

しかしだからこそ学んだことがたくさんあって、
私にとって、このイベントはとてもいい経験になりましたし、
これからの私の人生に生きてくるものとなったように思います。

・・・いまとなっては、自分の無力さに乾杯

といった気持ちもあります。



ですが、一方で「NPO法人チェルノブイリ救援・中部」のイベントとして、
「私のいい経験になりました、ありがとうございました。」だけで終わらせてはいけないとも思っています。

NPOとして、皆さんのご協力で成り立っていて、
ウクライナという支援先があって、
そして、今、こうしている間にもその支援を待っている人がいる。

そう考えると、今回のイベントの見方は変わってきます。
組織の運営と支援の持続はイコールです。
必要があるのに続かない支援は、冷たい言葉で言えば、「無責任」です。
それがNPOとしての組織の大切なところだし、
それを踏まえた上で、それに対してとても重い責任を感じています。
・・・非力な自分の再来です。


しかし、その責任を感じるからこそ、この今の気持ちを忘れないことが大切で、
つなげることが大切だとも思います。

今回のこのような様々な面での経験を、この先にも、
どんな形であれ、生かしていきたいです



何だか、終始一貫性の無い話になりましたが、
研修生として、また、このイベントを担当させていただいた者としての感想でした


次は8月にウクライナから来客を招いて講演会を各地(未定)を行いますので、
こちらもどうぞ、よろしくお願いいたします


ではでは

追伸、写真はバイオディーゼル燃料精製実演の様子です














ウクライナ派遣団

2009年04月23日 22時48分56秒 | Weblog
こんにちは、黒瀬です。

実は現在、チェル救から3名の派遣団がウクライナへ行っております

で、日本時間の昨日、無事に宿泊先に到着したと連絡がありました。
以前このブログにも登場した滋賀県在住のMさんこと宮腰さんは、
早速風邪を引いてしまったみたいですが、何とか頑張っているみたいです

というのも、暖を取る手段が暖炉(・・・「だん」続きですね。)しかなく、
しかもそれに使う薪も充分無い状態なので、
早速も早速、薪を拾いに行くことからはじめているみたいです。

でも、相当寒いんでしょう。
寝てても、寒さで2回も起きてしまうくらいだそうです。

想像できーん

しかも4人泊まっているのに、ベッドは3つしかなく、
一人は床で寝て、
毛布も足りないから、カーテンに包まっているようです・・・


もう、想像できすぎない(・・・←日本語???)

何はともあれ、「頑張ってください」としか言いようの無い私です。完全に無力です。


ま、日本にいる私たちは、春の日差しを精一杯浴びて、ぬくぬくしましょう。
春だもの

・・・へへへ~



そんな薄情な私への罰でしょうか
26日(日)に行う
『チェルノブイリデー'09』の天気がすぐれない様子

しかーしテルテル坊主をいっぱい作って、私が何とかしますので、
皆さん、今週の日曜日は「名古屋働く人の家」へぜひ、ご来場ください
お待ちしております

河田さんも、おーいしいボルシチの材料をそろえて、お待ちしておりますので







迫ってまいりました~!!!

2009年04月22日 13時13分54秒 | Weblog
こんにちは、黒瀬です。
最近暖かくなりすぎて、私の家(津島市)の周りのレンコン畑では、
カエルが鳴き始めていたりします。
例年は夏に鳴き始めるんですけどね

こんだけ暖かかったら、そら、カエルも季節間違えますわなー


さて、今週の土曜日に「名古屋働く人の家」でおこなう、
『チェルノブイリデー'09』が迫ってまいりました~

前日からとまりで準備を行うのですが、
予想以上に宿泊人数が多いところに、意気込み感じてください

はじめは遠方からみえる小牧さん(理事)が前日から乗り込まないと間に合わないね、
っていうことで泊まることになってたんですが、
いつの間にか、なんか楽しそうだから泊まろうぜってなってて。

でも準備なので、人数が多いほうが、楽しくできるし、
私も相当楽しみにしてるんですけどね

当日見える方には、チェル救の活動などはもちろん(?←???)ですが、
そのへんの結束を感じていただけたらいいな~と思っております、すごく個人的に


それでは、皆様のご来場、お待ちしております



追伸:
冒頭で最近暖かいですねーって話したばっかりなのに、
何時間も前から事務局で座っている河田さんは
「・・・寒いね」って。

私はさっき事務局に来て、こうしてブログを書いているのですが、
確かに時間が経つごとに、自分がブログに「暖かい」なんて書いたことが嘘のようう・・・。

原因はわかってるんです。
この事務局の・・・底冷え。
ひどいんです、底冷え。

一度体感したい方は、事務局までお越しください
ちなみに、写真は底冷えを私なりに表現してみた結果です。
出演→マトリョーシカのヒミコ・年代ものストーブ

ではでは。



「例のもの」完成!!!

2009年04月10日 02時18分35秒 | Weblog
こんにちは、黒瀬です

今日は少し、4月26日の紹介をさせていただきますね

先日、みちえさん(監事)から連絡がありました
何の連絡かといいますと、『例のもの』完成の報告です

まだココではこれが何なのかということはいえないんですが・・・

・・・じゃー言うなよという感じですよね

なんせ、運営委員の皆さんも知らないもので



その『例のもの』ですが、26日当日に行われるスタンプラリーで、
スタンプを集めた方に差し上げます

おーっと、大盤振る舞い

『例のもの』が何なのか、気になる方は4月26日に「名古屋働く人の家」へ


皆様のご来場、一同、心よりお待ちしてます




気付けば、長文に・・・

2009年04月06日 01時12分05秒 | Weblog
・・・こんにちは、黒瀬ですよ

更新、長らくしておりませんで、申し訳ありませんでした

自分で始めたことなので、責任を持って行わなければいけませんよね
これがNGO/NPO活動の基本ですもんね

特にこのブログの場合は、私個人の事ではなく、
「チェルノブイリ救援・中部」のインターンとしてやっている以上、
それだけの重みと責任はあるのですもんね

・・・なーんて、今の私が言えることかという感じですが

でも、こうやって自分の見たことや感じたことを、
皆さんにお伝えするのって、すごく大切なことだと思うのです

特にいろいろなかたちで支援してくださっている皆様には、
チェル救の普段見えにくいところを知っていていただきたいので。
これからも、こんな私に懲りず、よろしくお願いいたします



本題ですが、
先日、例の運営委員会が行われました

議題は様々。
とても有意義な時間となりました。

今回も例にもれず、白熱した議論が・・・

私がこの場で言うのもなんですが、
チェル救スタッフ、一生懸命です
こんなにあつい熱を内に秘めてるからこそ、
20年近くの間、チェル救が続いてきたのだなと、実感いたしました

と、このブログを書きながら、私はせんべいと甘納豆で、
エネルギーを体内に無駄にためてしまっているのは、
悲しい事実ですが。

4月26日に名古屋働く人の家で行われる「チェルノブイリデー'09」に向けての準備の確認も行いました。
多彩な委員のみなさんのおかげで(ココでこんなことを言うのも変ですが・・・)、
準備は順調(???)です


当日行われる「ウクライナ・ナロジチ写真展」担当の小牧さん(理事)は、
選び抜いた写真40枚を伊那からもってきてくれたのですが、
これがね、いいのよね、ほんとうにね

ほとんどが原さん(運営委員)がウクライナで撮ったものらしいんですが、
そこに住むリアルな人々の様子がうかがえるものばかり

やんちゃそうな男の子のニンマリした笑顔。

どこか遠くを眺めているおばあさん。

自慢げに白馬を見せるおじさん。

当日はウクライナへの訪問で原さんはこのイベントに来られませんが、
これらの写真は展示しますので、
遠い国、ウクライナを見に来てください

心からお待ちしております



さてさて、今回「も」委員会後は行きつけの
浜ちゃん(山盛さん(事務局長)ご用達美味しい居酒屋)で・・・宴会・・・

ここではうって変わって、
みんなで大笑いしたり、大笑いしたり、酔って大笑いしたり

本当に楽しいひと時でした

ま、そんなこんなで、チェル球は日進月歩です(・・・???)ので、
これからもよろしくお願いいたします



追伸:写真はチェルQ事務局の玄関でございます。
   なんとなーしに、撮ってみました。へへへ。
   なんとも味がありますでしょう???