南イタリアカゼルタ、ブルボン家の宮廷と庭園見学の後はナポリへ。
車窓からナポリの町の名物?の洗濯物。ナポリはあんまり綺麗ではない街並み。
ゴミゴミして汚い町というのが第一印象。
ゴッドファーザーの映画に象徴されるように、以前は町に降り立って歩いてもいけないと言われるほど
治安が悪かったが、今はツアーで見物もできる。
遥か向こうに、ナポリから東へ9キロの湾岸にある、ヴェスビオ(ヴェスビオス)火山が見える。現在は噴火していない。
「ナポリをみて死ね」ということわざがあるのを聞いたことがある。
この風光明媚な景色を見ずに死んでは、生きてきた甲斐がないというほど美しいナポリの景色。
ナポリはこの地だけの独特な「ナポリ語」を話すそうだ。
ナポリ語の歌詞のナポリ民謡(カンツォーネ)「帰れソレントへ」という歌を、中学の音楽の教科書で歌ったことがある。バスの運転手さんがくちずさんでいた。
ソレントはナポリ湾を挟んで南南東に約30キロの「ソレント半島」の北海岸に位置する。
町の繁華街にいく。
この家族は、自分たちの顔を入れて天井のドームの写真を撮ろうと、スマホを中心に置いて、どうしようかと楽しそうに話していた。
夕食はこの近くのレストラン「サンタ・ルチア」
イタリア民謡「サンタ・ルチア」が頭に浮かぶ。
イタリアでは前菜がパスタ、そのあとメインが来てデザートとなる。
前菜パスタの量は、私たち日本人のランチ1食分。
そのまま毎食普通に食べていたら、オイルとその量とで食傷気味になっていく。
あさりのボンゴレロッソ。
シーフードの揚げ物。
チョコ風味のお菓子。
この後は港のフェリーにバスで乗り込む。
7階のフロアにある私たちツアーの人の部屋の廊下。
この時期はイタリアの春休みなのか、どこに言っても観光客や、学生の旅行者がいっぱいで、夜遅くまで子供たちの騒ぎ声がうるさく、どこの国も子供は一緒。
部屋の中の写真を撮ったはずなんだけど、、
それぞれの部屋は、日本間に例えるなら、2段ベッドのある2畳〜3畳ぐらいのスペース。このスペースの部屋が二つ、ドアで仕切られている。妹とお互い2段ベッドの下の方に寝ることにした。
私の方のベッドの頭の方でお隣の外国人夫婦らしき人の声が聞こえるが、寝る頃には聞こえなくなった。シャワーと狭い洗面所の、本当に簡易宿泊所と言った感じ。
シチリア島のパレルモに向かって出航する。
船中泊だ!と期待したが、全くの移動のためだけのフェリー。
学生の頃、3等?の広いフロアで九州から大阪まで船中泊したよりはよっぽど快適だったが、「移動だけの船ですから」と添乗員さんがしきりに連呼していた通りの船中泊体験だった。