ありのままに

【胃癌】を告知された私の日常やありのままの気持ちを綴るブログです

父入院

2009-05-23 11:41:08 | 日記
今日は私の父の入院のことを書きます。
私には父が3人います。
実の父と夫の父、そして母の再婚相手です。
入院したのは母の再婚相手の父。
鼻の病気で、手術をしました。
命には別状ないのですが、とっても痛い手術だったようで
本人いわく、今まで生きてきて2番目の苦痛だったそう。
あの状態で2番目じゃあ、1番はどれだけ痛かったの?
と聞いてみたくなったりするほど、手術後の様子は悲惨でした。
実は我が家は母も何度か大病をしていて、その事はまたあらためて
書こうと思いますが、現状では病人だらけなのです・・・
なので、こんな私でも動ける時には動いて支えあっていかなくては
ならないのです。
まあ、まだまだ人の心配もできる状態なので、忙しくて
かえっていいのかもしれませんけど(笑)

Xデー その2

2009-05-20 07:47:28 | 日記
鼻からの検査の場合、まず左右のどちらが鼻の通りが良いかを調べる。
私は右側だった。
するとそちらの鼻にスプレーの麻酔をし、その後ゼリー状の麻酔を
鼻にめいっぱい詰められる。
数分待ってカメラを挿入。
ゼリーの中をカメラが通っていくのだが、麻酔が良く効いていたようで
痛さなどはまったく感じない。
のどに達するとゴクんと飲み下すように言われ、簡単に胃へと到達。
局部麻酔のため、自分でもモニターに映し出された胃の内部が見える。

これから詳しく見ていくからね。

先生はそう言うと胃の一番奥から検査を始めた。

全体的に慢性胃炎があるね。

そう言われてモニターを見ると赤くポツポツと斑点が見える。

そして入り口あたりにきた時に白いかたまりが見えた。
すると先生が話しはじめる。

ここのところ見えますか?
これね、潰瘍ね。結構大きいよ。今まで食べ物が飲み込みにくいとか
時々吐いちゃうとかなかった?

のどにカメラを挿入されうまく話せないが、ふがふがしながら
ぬわいでふ(ないです)と答えた。

じゃあ、これを少し切り取って組織検査に出すからね。

先生はそういうと、白いかたまりの一部を切り取った。

はい。お疲れ様。今日はこれでおしまいね。
でも潰瘍があるからこの後、注射して帰ってね。

いつもと同じ口調でそう言っていたが、かかりつけの医師なので
いつもより表情が固いことを私は見逃さなかった。

Xデー

2009-05-19 16:12:07 | 日記
2008年12月某日

胃カメラの検査の結果を先生からお話します。

看護士さんにそう言われていつものように診察室に入った。

Chocototoさん、検査の結果ね、何一つ良くないんだ。
胃を全摘出しなきゃダメ。

そう告げられて私が最初に思ったこと。

やっぱり・・・

この年の12月は特別いつもより忙しく、最初は疲れているんだと思ったが
どうにも今までと違う鈍い痛みを背中のあたりに激しく感じていた。
もしかしたらどこか悪いのかも・・・
そう思い、なんとか病院へ行く時間をつくった。
問診の段階では先生は首からきている痛みかもしれないから
首のレントゲンを撮ってみようと言った。
そしてそのレントゲンを見て

首はなんともないみたいね。他にどこか変わったところはある?

と聞いてきた。

そういえば左の肋骨のちょっと下あたりにも痛みを感じます。

と私が言うと、先生の顔が一瞬曇ったような気がした。

chocototoさん、胃カメラってやったことある?

いいえ。ありません。

じゃあ、念のため、一度やってみようか。あさっては来られる?

はい。大丈夫だと思います。

じゃあ、明日の晩ご飯終わったら何も食べないでね。水分は取っていいから。

こうして2日後の朝一番での検査が決まった。
この病院の胃カメラは鼻から入れるタイプと口からのタイプがあり
事前にどちらがいいか聞かれていた。
口からのタイプは全身麻酔になるので、検査後、自分で運転して
帰ることが出来ない。
鼻からのタイプは局部麻酔なので検査後、自分で帰れる。
私は迷わず鼻からのタイプをお願いした。
この検査の事は家族には話していなかった。



開設

2009-05-19 09:12:10 | 日記
本日、このブログを開設いたします。
【癌】と告知をされた私の日常やありのままの気持ちを
綴っていきたいと思います。
体調により更新が少なかったりすることもあると思いますが
ボチボチやっていこうと思います。
基本的には楽天家の私ですが、時にはどっぷりネガティブな発言なども
してしまうかもしれません・・・
けど、このブログには素直な気持ちを綴ってみようと思っています。

このブログをご覧いただく方がいらっしゃいましたら
コメントなどしていただけると嬉しいです。

それでは、これからよろしくお願いいたします。