ありのままに

【胃癌】を告知された私の日常やありのままの気持ちを綴るブログです

腹腔鏡検査

2009-06-27 19:54:26 | 日記
まず、この検査をするにあたって非常に辛かった事がある。
手術用の針を腕に入れる時だった。
その針は通常、採血や点滴の時に使用するソレとは明らかに太さが違う。
私の血管はとても細いのでその針がなかなか入らず、しかもとてつもなく
痛かったのだ。
うまいこと血管を探し当てられても針が太く血管が細いので
うまく刺さらないのだ。
こうして何度も何度もやり直しをしたのだが、情けないことに3度目くらいから
あまりの激痛に泣き始めてしまった。
刺さっていてもうまくいかないのが自分でもわかるのだ。
グリグリと中をまさぐられる感覚がもうたまらず痛い。
このことが強烈すぎて検査はあっという間に終わった。
すぐに麻酔がかかりその後は当然記憶がない。
ただ、麻酔が覚めた時の私の第一声は

転移はありましたか?

だったと思う。しかし、先生は

今すぐにはわからないんだよ。
とにかく今は安静にして。

というような事を言ったと思う。
その後、手術室のすぐ隣の控え室的なところに家族が待っていて
わかる?と声をかけてきたんだと思う。

このような感じで腹腔鏡検査はあっけなく終わった。