ありのままに

【胃癌】を告知された私の日常やありのままの気持ちを綴るブログです

精密検査

2009-06-26 13:52:42 | 日記
いよいよ精密検査をすることになった。
検査内容はMRI、CT、エコー、レントゲン、内視鏡といった具合だった。
数日をかけて全ての検査を終え、結果を聞く日がやってきた。

chocototoさん、癌には色々あって・・・
まず、胃壁のどの部分まで達しているかによって4段階に分けられます。
1~2の場合は早期癌といいます。
3~4の場合は進行癌です。
あなたの場合は4で、しかももう、外側まで出てしまっています。
そして、分化型、未分化型という区別があるのですが
分化型の方は比較的タチが良いと言えます。
未文化型はその反対です。
残念ながらあなたの場合は未分化型です。
これらを踏まえて摘出手術前に転移の検査をしてみませんか?
もちろん、切ってみて判断という方法もなくはありませんが
転移によっては胃を摘出しても意味がなくなってしまう場合もあります。
その検査の方法ですが、腹腔鏡手術といってお腹の数箇所に穴を開けて
そこから中を直接見て診察する方法です。
リスクとしては手術の一種なので麻酔時の危険、カメラで内臓が傷ついてしまう
といったような事が挙げられます。
ですが、そういった事のないように、万全を期して安全に努めますので
あまりご心配なさらないでください。
メリットとしては外側からだけではわからない、詳しい内臓の状態を知ることが
出来ます。
この検査の結果を踏まえて今後の治療方針をたてるのが一番良いと思います。

このような説明を一通り終えると先生は少し間をおいた。

もし、この検査を受けられる場合、少しの入院が必要にはなりますが
どうなさいますか?

はい・・・検査をお願いします。

こうして腹腔鏡という手術を伴う検査を受けることになった。