ご報告が遅くなりました。
木曜日の夜遅くから熱発をしている事に加えて、画像の編集に少し手間取ってしまいました^^;
今週水曜日に、遺伝子検査(オンコタイプDX)の結果を聞きに病院へ行きました。
名前を呼ばれ診察室に入り主治医から出た言葉が、「遺伝子検査の結果が出たんですが…複雑な結果が出ました…」でした。
うわぁーーー!! これはまずいぞーーー!!
化学療法を強行してまでするレベルではないと言われ、でも、本当にそれで良いのか判断に迷った末に、私のごり押しでお願いした遺伝子検査なのに、複雑な結果ってナニーーー??
とんでも無く悪性度が高いってことーーー!?
それとも致命的な遺伝子の異常が見つかったのーーー!?
{{{{(+(ェ)+。)}}}}ガクガクガク
わたし的には、「遺伝子検査の結果リスクはとても低く、当初の予定通りにホルモン療法だけでいきましょう!!」というお言葉を期待していたのに…。
頭の中では、ニコニコ動画のコメントのようにイヤーーー!! ヤメテーーー!! キターーー!! ウッソーーー!! ほんまでっかーーー!? ヤバーーー!!
などなど、ありとあらゆるネガティブな言葉が一瞬のうちに飛び交いました。
そして、主治医の次の言葉を待ちます。
「実は…遺伝子検査の結果で、ネガティブだという事が判明しました…」
(lllll・___・lllll)ハァ?
えっ!? えっ!?
今、なんておっしゃいました!?
…ネガティブって…オールネガティブって事ですか??
って事は…
トリプルネガティブ乳癌って事ですか!?
「はい…」
(; ゜ ロ゜)ナン!( ; ロ゜)゜ デス!!( ; ロ)゜ ゜トー!!
えぇーーー!!
(またしても、頭の中ではニコニコ動画の再生が…)
という事で、
私メシコロの2回目の乳がんも、またしても厄介なトリプルネガティブ乳がん確定!! となりました。
遺伝子レベルの検査をすると、病理検査の結果が覆されてしまう事があるんですね…。
ですので、ホルモン陽性乳がん用のオンコタイプDXの主たる検査結果(再発リスクや治療効果率)は参考になりません。
しかし、
日本での病理検査では見抜けなかった敵の本性を暴けたのには、やはり海外の医療は進んでいるんだと思い知らされました。
検査にしても、化学療法にしても日本は遅れているのが現実なんです。
もう、わたし的にはあまり参考にならないレポートですが、参考のために画像を載せますね。
ただ、塗りつぶし箇所が多い事についてはご理解ください^^;
レポート自体は3枚です。
最初のページにほぼ結果が出ています。
左上の44の数字が再発スコアです。
0~17 低リスク
18~30 中間リスク
31~ 高リスク
ぶっちぎりの高リスクです。
そもそも、トリプルネガティブ乳がんの場合は高いスコアが出るとの事です。
( ▽ |||||;)ソウデスヨネ
中央の30%は再発率です。
ホルモン陽性でホルモン療法を行った場合での再発率になります。
(私の場合、これに関してはまったく参考になりません)
こちらの図ですが、ホルモン療法のみの場合と、ホルモン療法+化学療法を行った場合の再発率が表わされています。
黒い実線がホルモン療法のみで、青い実線がホルモン療法+化学療法です。
明らかに化学療法をプラスした方が再発率が下がっています。
病理検査の結果通りのホルモン依存型乳がんだったら、迷わず補助的な化学療法を選択です!!
でも、そもそもがトリプルネガティブ乳がんなので…^^;
こちらが、ホルモン(ER・PR)とHER2のスコアです。
どれもこれもネガティブです。
まさに、ふたたびのネガティブです。
さて、今後の治療方針です。
検査結果を聞いたその日に、主治医から腫瘍内科の先生に連絡を取っていただき、急遽受診させていただきました。
腫瘍内科医は化学療法のスペシャリストです。
アメリカで実績を積んでこられた先生はとても丁寧に詳しく、そして、親身に質問にも答えてくださり、安心して治療をうけられそうです。
6年前は腫瘍内科(オンコロジーセンター)は無く、点滴センターも窓のない狭い空間だったのですが、今回は点滴センターもリニューアルされて広く、綺麗でとても快適そうでした。
オリエンテーションもその日のうちに受けさせていただき、採血もしてきました。
来週末から化学療法をスタートします。
補助的な治療というよりは、しっかりとした治療になります。
ただ、放射線療法と同じで、前回使用した抗がん剤の中で、毒性が強く体内に蓄積されている薬は排除していますので、マックスとはいかないのですが、それに準じた抗がん剤で、今現在、効果が高いと言われている薬をチョイスしています。
この記事を読んで、私ももしかしたらネガティブかも知れない…と不安になった方もいらっしゃるかも知れませんが、私の様なケースは稀です。
主治医も驚いていて、とても複雑な表情をしていました。
ですから、こんなケースもあるんだと読み流してくださるのが良いと思います。
化学療法の薬については、次の記事に書きますね。
取り急ぎご報告まで。