仮名手本忠臣蔵です。
12月の演目は 歌舞伎にしろ 文楽にしろ忠臣蔵になることが多いですね。それだけ人気があると言うことでしょう。
元禄の泰平の世の中に赤穂浪士の討入り事件は大変なニュースになったそうです。
文楽の作家たちはいち早くドラマに仕立てました。勿論実在の名前は使いません。
場所 場面も変えてストーリーを作りました。幕府のやり方を批判しないように、でも面白く書いたことでしょう。
現在までの間に色々書き加えたり、削られたり時代によって変化して来たことでしょう。
長いストーリーなので今回は ご覧の六段だけです。
上の写真
白い着物を着ているのは、塩谷判官の切腹の場面です。