千歳山研究所

ふるさとの名山、千歳山に思いをはせる野鳥写真初心者

スピッツさん 「会いに行くよ」

2011年12月17日 | スピッツ

「会いに行くよ」はアルバム「スーベニア」(2005年1月発売)に収録されています。 

 

この亀はアカウミガメでしょうか。

 

 

 

アコースティックギター(12弦も?)のゆったりとしたストロークが

 

聞く者の耳をイントロから優しくしてくれます。

  

全体を通して伸び伸びとした曲調で、新しい人生へ立ち向かおうとする

 

僕の心情をおおらかに歌い上げています。

 

 

 

 

君を思う気持ちばかりが心の中で大きくなって、

 

 まるで黒い雲が太陽を隠すように僕の心も暗くなってしまった。

 

君の部屋の窓まで空想の伝書鳩を飛ばして、僕の思いを伝えようか。

 

 

 

無理やり君のことをあきらめようとして、

 

僕の心はボロボロになってしまったけど、

 

もう一度心を奮い立たせて出かけてみよう。

 

 

 

会いに行くよ。

 

自分の気持ちに正直になるんだ。人が見たら愚かなことだと思うかもしれない。

  

でも、僕が今持っているものすべてを捨ててもいい、

 

君と一緒に生きる道を選ぼう。

 

 大きく手を広げて、とてつもない強い追い風をつかまえてやる。

 

そして必ずこの夢を実現してみせる。

 

 

 

 

もう一度やり直そう。そう決めるまでは、虚ろな目で空を眺めたり、

 

野良猫をからかったり、ただぼんやり過ごしていたんだ。

 

でも僕はもう決めた。

 

 

  

会いに行くよ。

 

 

僕たちの前途を祝福するように咲く真っ赤な花の間を、

 

 振り向くことなく真っすぐに君の家に向かう。

 

 そしてまたいつかこの場所にふたりで戻ってきて、

 

 これからの長い人生を、僕たちの未来を語り合うんだ。

 

 

 

 

 

 

とにかくサビが美しい曲です。ストリングもいいぐあいに絡み合い、響いて、

 

歌の最後に「叶えてみせる」から「会いに行くよ」を繰り返すところは

 

 君への深くて切ない思いが伝わってきます。

 

 

 

 

 

 

 

「広げた手」は、まさに「ショーシャンクの空」のあのイメージです。

 

おしまい

 

 



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