ありがとう中央カイロプラクティック院堺

大阪堺市のカイロプラクティック院のブログ。院長の豆知識を公開 http://chiro-sakai.com/

上手な油の取り方1

2014-07-30 16:32:28 | Weblog
こんにちは堺市の整体院「中央カイロプラクティック院堺」です

「油」すなわち脂肪は身体にとってかけがえのないものです

しかし取り方を間違えると動脈硬化や脳卒中など
取り返しのつかない病気にまで発展していきます

今回は脂肪の上手な取り方を述べていきます

まず脂肪の種類は大きく分けて4つあります

動物の油・植物の油・魚の油・お菓子の油


動物の油(飽和脂肪酸)
バターやラード、肉・乳製品の脂肪はこれにあたります
取り過ぎると中性脂肪やコレステロールを増やしますが
不足すると血管がもろくなって出血しやすくなります


植物の油(不飽和脂肪酸)
植物の油は3つに分類されそれぞれ
オレイン酸(オメガ9)・リノール酸(オメガ6)・リノレン酸(オメガ3)
とあります


オレイン酸
オリーブオイルが代表的なもので酸化しにくい油です(炒め物・揚げ物に最適)
動脈硬化の進行の予防になります


リノール酸
一般的な植物油に多く含まれ酸化しやすい油です
取り過ぎると動脈硬化やアレルギーをひどくする可能性があります
普通の食事をしていると不足することはありません

リノレン酸(α)
亜麻仁油やグリーンナッツオイルに含まれ酸化しやすい油です(ドレッシングに最適)
体内でDHAやEPA(魚の油)に変化し
血管系の病気を予防したりアレルギー症状を緩和したりします
不足すると様々な炎症を強くし、発育障害を起こします

魚の油とお菓子の油は次回述べていきます

身体が動くことに感謝して
少しでもこれらの事がお役に立てれば幸いです

夏バテ予防

2014-07-22 09:23:33 | Weblog
こんにちは堺市の整体「中央カイロプラクティック院堺」です

夏バテの症状は

1、全身の疲労感(体がだるい・熱がこもる・ふらつきなど)
2、精神的な疲労感(イライラ・無気力など)
3、内臓の疲労感(食欲不振・下痢・便秘など)
これらの症状が考えられ、これをほっておくと重篤な熱中症や本格的な病気になる可能性があります

夏バテの原因は何にあるでしょう
1、気温の変化
人間の体は体温を一定に保とうとしています
暑くなると汗をかいたり血管を広げたりして熱を放散し、逆に寒くなると血管を収縮して熱を保温します。この体温調節は自律神経の働きによるものです
暑い外とクーラーのきいた部屋との気温差があり、外と部屋の移動を何度も繰り返していると、自律神経が疲れてしまい夏バテの症状が出てきます
2、水分不足
汗をかくことによって体温調整をしていますが、体の中の水分が少ないと汗がかけない状態になって体の中に熱がこもります
逆に汗をかきすぎることによってもミネラル不足になって夏バテの症状を起こします
3、食生活
冷たい物をがぶ飲みすることによって胃腸を痛めて、胃腸の働きが落ち夏バテの症状を起こします

夏バテの予防法とはどういうものがあるのでしょうか?
1、外と部屋との温度差がある場合は着るもので温度差を少なくする
2、出来たら常温の水分をこまめにとる(冷たい物は控えめに)
3、アルコールを控える(アルコール分解するために水分が必要になり水分不足になる)
4、ビタミン・ミネラルをしっかり取る(野菜をしっかり取る。食欲がない方は酢の物や香辛料を利用して食欲を増進する)(香辛料は取り過ぎに注意)
5、睡眠不足にならない
6、自律神経の調整、頭の骨・首・骨盤の調整(プッシーフーティング・アンクルトムなど)などが考えられます

これから体調を崩しやすい季節に入ります
少しでもこれらの予防法がお役にたてれば幸いです(^o^)

梅雨の不快症状

2014-07-01 17:22:25 | Weblog
こんにちは堺市の整体「中央カイロプラクティック院堺」です

季節の変わり目や天気が悪い日などに体調を崩したり
痛みがきつくなったりする方がおられます

こんな方は梅雨時期が恐怖に感じるのではないでしょうか?

天気が悪くなると症状がきつくなる原因の1つに「湿邪」という考え方があります
水分代謝が悪くなり、体の水分含有量が過剰になった状態を言います

簡単に言うと、身体が「水はけの悪い状態」になることです

特徴
1、曇りや雨の日に身体の症状がきつくなる

2、膝が痛い人は階段を降りるときに痛みがでる(正座は出来る人が多い)

3、鋭い痛みより鈍い痛みやだるさのほうがきつい

4、むくみやすい

5、リウマチやアレルギー体質

以上が主な特徴です。2つ以上あった方は要注意!

予防法
1、食生活
水分の取り過ぎ(身体を水はけのいい状態にするには水分の過剰摂取を控える)
甘いも、油物(トランス型の脂肪)、濃い味の物などを控える
おすすめの食材、山芋・納豆・おくら・日本そば

2、骨格
湿症状の方は全体の関節がゆるんでいる状態になります(不安定)それらの関節を安定させる施術を行うと改善していきます

3、ストレス
いろいろな事を思い悩むことがよくないみたいです(脾経)
ストレス解消法は個人個人で違うでしょうが
好きな事、楽しい事をするのが1番良いと思います
時間的に余裕がない方は、ストレス解消法を参照下さい

梅雨というとジメジメしてうっとうしい季節
と思われるかもしれませんが植物にとってはこれほど良い季節はありません
(見方や立場が変わるといろいろな事が見えてきますね)
しかし、雨が降りすぎると根腐りを起こしてしまいます
すぎたるは及ばざるがごとし、
湿邪が潜んでいる方はぜひ身体を水はけの良い状態にしてください