日中国交正常化50周年企画
岡山県華僑華人総会と、一般社団法人大阪福建同郷会は、協力して50周年大会を充実・発展させる為動き出した。
岡山県下の各界に対し、祖国・商務部が主催し9月8日(木)から11日(日)まで、福建省厦門市で開催される『中国国際投資貿易商談会』に対する説明会を、5月23日(月)14:00~16:00、岡山国際交流センター6階において開催される先遣隊として、大阪福建同郷会会長・張 頴氏、副会長・薛 強氏、専務理事・張 華強氏を岡山へ招き、2泊3日で、会長・劉 勝徳と理事長・林 肇輝が、県内の経済中核団体・マッチングに推薦したい企業へ案内した。
先遣隊が来岡した3月28日(月)18:30~ 「岡山プラザホテル4階・鶴鳴の間」において総会役員と県内友好人士と共に歓迎夕食会を開催した。
受付では、ウクライナの惨状に心を痛めていた総会事務局員が、人が集まることの少ないこの時期、今回の催しの場を借りて、岡山市花き地方卸売市場から仕入れた、ウクライナ国旗のカラーである 珍しい青色のバラと黄色のバラを2本セットにして販売し、ウクライナの支援活動に協力した。
歓迎夕食会は、総会副会長・尚徳 強の開会の辞で始まり、過去厦門市で開催された商談会のビデオを鑑賞。歓迎主催者側を代表し副会長・山本芳栄が歓迎の挨拶を行った。
出席者全員が自己紹介とアピールを行い、総会副会長・胡 森雄が乾杯の音頭をとり食事会が始まった。合間に、日中友好協会岡山支部理事・小川涼子氏による、太極拳演武が披露された。
答礼を、張 穎氏が行い、閉会の辞を総会副会長・高橋民雄が行った。
29日早朝6:00ホテルを出発。赤磐市桃園を訪問。赤磐市長・友實武則氏、桃茂実苑社長・友實浩子氏の出迎えとご案内を頂き、桃の花がまだつぼみ状態の桃園を散策した。
9:00 ナカシマプロペラ内にある、岡山県経済団体連絡協議会を表敬訪問。事務局長・神崎浩二氏の出迎えで、部屋に案内された。机の上には日中両国の国旗が飾ってあった。中国建国直後、ナカシマプロペラがいち早く技術支援を行い、中国政府から沢山表彰されていることを知った。事務局長から、マッチングが成功する様、協議会の会員に広めていくことを表明された。
10:00 加計学園・岡山理科大学を訪問、玄関で広報部の柏原参事、理 晶広報課員が迎えてくださり、二人の案内で山本准教授が待つ、好適環境水(海水の中から海の魚に必要な成分を、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどに絞り込み、海水魚も淡水魚も同じ水槽で飼育できる人工飼育水 *加計学園の資料より)を使った海の魚を養殖する研究室へ。鰻・エビ・くえ等を見学。一行は技術の高さに驚くばかり・・・。その後、恐竜館へ。内モンゴルから発掘したとの説明を受けた。
宮下酒造が経営するレストランで昼食後、専務・宮下晃一氏の案内で酒倉へ。ウイスキー・日本酒が中国で広く販売されている事の説明を受けた。さらに、販売路を拡大する為、9月の商談会に参加したいと表明された。専務の父である宮下社長が中国の紹興で講演された時の写真が飾ってあった。
14:00 岡山商工会議所を訪問。事務局参事・吉田洋一氏、部長・藤原裕久氏、次長・黒崎良子氏、課長補佐・難波武典氏に対応頂き、今回の目的を説明して、会員に広めて頂く事を確認した。
15:15 OG技研本社を訪問。社長・奥田宏氏、東京営業本部部長・三好亮氏、海外営業課員・楊萌氏と会い、最新医療介護機器を製造する企業を実際にこの目で見て、更なる成長が期待できると感じた。
また、奥田社長の劉に対する思いやりと気配りが感じられた。
夜は湯原温泉に宿泊し、ホテルの経営者との意見交流を行った。
30日 7:30にホテルを出発し、8:50に津山中央病院に到着。林 同輔院長の歓迎を受け、金 東村医師から陽子線治療などの説明を受けた。
11:30 笠岡市役所・小林嘉文市長を表敬訪問。市長は、長い間伊藤忠の社員として中国に赴任されており、中国語が堪能。我々を熱烈歓迎して頂き、5月に行われるマッチングに、笠岡経済界からも参加するよう応援して頂く事を約束した。
その後、ロームワコーの吉岡会長を表敬訪問。吉岡会長の経営する笠岡グランドホテルで昼食後、ホテル内にある美術館の作品を鑑賞した。
15:00 玉野市日比観音院住職・岩崎増英氏を表敬訪問、強制連行で亡くなった中国青年25名を慰霊し、外交部歴代の方々が訪問された歴史を伺った。
17:30 「又来軒岡山駅前店」において、張 穎氏がこの3日間お世話になった方々・赤磐市長ご夫妻をはじめ、佐々木同市議会議員、備前市長代理・掛谷市議会議員、備前焼協会会長、商工会議所専務理事、総会岡山大学法学部・張 紅教授、張 建光顧問等をご招待し返礼宴会を行った。終了後、彼らは夜遅く帰阪した。
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