竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

22/12/12 アナザーパターンを探る

2022年12月12日 22時20分22秒 | 番外編「海」
令和4年太刀魚5戦目。


現着16時。本日の潮が動く時刻は22時と予想。釣れてない割りには混雑しております。


いよいよ寒くなってきました。大きな月が東から昇って来るのが見えます。
ウォームアップパンツの上にさらにオーバーパンツを履き、上はボア付コート。帽子はウールで手袋は冬用の指切り手袋。北風が強いのでこれぐらい着込まないと寒いです。


今回、お試しということでドリフトアックス(8g、12g、15g)パワーダートミノー(90、105)を用意してみました。

というのも、パワーダートミノーはピンテールで空気抵抗が小さいため、軽いジグヘッドでも飛距離が稼げるだろうと考えたからです。カラーもパワーシャッドグラスミノーLなどと同じく太刀魚の実績カラーである#032ミッドナイトグロウ#010パールグロウが揃っているという点も好材料です。

2020年の釣行で、深夜帯の太刀魚狙いにグラスミノーLが有効であることは判明しているのですが、果たしてパワーダートミノーでもバイトが得られるのかどうか、正直なところ期待感よりも不安感の方が大きいんですよ。足元で曳いてみてもほとんど動いていないように見えるんですよね。

そこで保険ということで、今季好実績を挙げている3Dジグヘッド11gパワーシャッド4インチも継続起用。途中交代でローテーションさせていくことにします。
このところ水温の低下に伴ってシャッド系ワームの強い波動への反応が悪くなっている感じもあるんですが、いったんスイッチが入ってしまえば、関係なく喰ってくる気がするんですよね。

今回メインで使用するパワーダートミノーは一応ダート用のワームなんですが、今回、遠投用&サーチ用リグとして単純に遠投できれば良いとの考えから、ダート用のパワーダートヘッドではなくドリフトアックスを起用してみました。

なお、これまでより3gウェイトアップ版のパワーシャッド(3Dジグヘッド14g装着)も1本用意し、風で飛距離が稼げないシーンに備えてみました。



先客さんもチラホラ見えますので、先に場所の確保だけしておいてジアイからキャスト開始しようと思います。


17時。開始します。

北風が断続的に吹いており、飛距離を出すのが厳しい状況。

ということで用意してきたカルティバドリフトアックス15g+パワーダートミノー105 #032ミッドナイトグロウを最初に投入。



反応がなくケミチューンを挿入します。



ジアイなので大振りなワームでもすぐ反応があるはずなのですが音沙汰なし。
そこで波動の強いパワーシャッドを投げてみることにします。

ところが3Dジグヘッド11gでは風で失速して遠くまで飛んでくれません。やむを得ず14gで行きます(パワーシャッド4インチ)。

パワーシャッドにも反応がありません。

ジアイ真っ最中ですが周囲でもあまり釣れていないようです。

時折、風が弱くなることがあるんですが、たまたま遠投できた際に、沖の方は結構流れているということが判明。
ふむふむ、沖の方は潮目が出来てるってことか…
そこで深追いせず、風が弱まるまでクルマで待機することに。30分そこそこでいったん退却です。


18時半。風が弱まってきたところで再開。

風が弱まっているのは好材料なのですが、潮位の方はだいぶ下がってきていますので、スイミングはかなりやり辛そうに見えます。やるとすればいったんボトム付近まで沈めることになりますが、リトリーブによって斜めに浮上するため、ワームの水平姿勢が取れず苦戦しそう…

先ほどのチェックで潮目を確認してますので、潮目までなんとか届かせたいところです。

とはいえ、幸いにも風が弱まってきているので、ひとまずドリフトアックス8gを選択します。

パワーダートミノー#032ミッドナイトグロウをギンギンに蓄光させ一投目、
いきなり着バイト、クンクン!
なんだなんだ?
そのまま巻いてきますがなんだか重くなったような?隣とお祭り?
いや隣は誰もいないし?ゴミ?
ありゃー18時50分。タチウオでした。

指1.5本。魂消ました。細くてフィッシュグリップで挟めないし。
後フックが胴体に掛かってしまったのでリリースできずやむなく検体キープ。


予想外の展開です!
風が収まった直後はタチウオから水面付近の様子がハッキリ見えているのでしょうか。


血抜き後の一投目、手前から20mリトリーブ中にココンとバイト。惜しくもこれは乗せられず。


群れが来ているのでしょうか。その後も散発的ですが結構反応があります。夕方の地合いは全くの無反応でしたので、遅くなってから沖合から回遊してきたのだと思われます。

とはいえフッキングの方は芳しくなく、そこで3Dジグヘッド+パワーシャッドを再度試してみます。

ところがパワーシャッドの#032ミッドナイトグロウで辛うじて反応があるものの、シャッドテールの波動が強過ぎるのか、バイトそのものが減ってしまう感じです。結局、パワーダートミノーのただ巻きの方がバイトの数は多いようです。アクションも派手なシャクリよりも静かにリフト&フォールとリトリーブの方がいい感じですね。


ショートバイトで終わってしまうのは着水音やワームの波動、PEのシュルシュル音に魚がスレているからなのでしょう。明らかに、休ませながら釣った方が良い感じです。


休憩後の0時40分パワーダートミノー90にヒット。

指2本。

カラーは#032ミッドナイトグロウ


その後も散発的にアタリがあり、車で暖を取りながら続行しました。
それでも回遊している太刀魚が小さいのかなかなか掛かりません。
グラスミノーLも使用しましたがフッキングには至りませんでした。




今日はドリフトアックス15gにセットしたパワーダートミノー105と、同じくドリフトアックス8gにセットしたパワーダートミノー90を用意しました。カラーは同じ#032ミッドナイトグロウ。予想では15gジグヘッドのパワーダートミノー105の方が飛距離も稼げて当然釣れるだろうとの読みだったのですが、終わってみればパワーダートミノー90にバイトが集中しました。

不思議に思ったのがワームへの噛み跡の少なさ。10回ほどバイトがあったのにワームはほとんど無傷(特に中央から後ろ寄り)なんです。ヒラメ狙いではテール部分だけ食いちぎられることを減らすためにさまざまな策を講じる必要があるのですが、タチウオは餌へのアタックの仕方が根本的に異なるようです。後方のフックはもしかすると不要かも知れません。

一方、パワーシャッド4インチへのバイトは少なめでした。バイトのあったカラーは#032ミッドナイトグロウ#010パールグロウ#326 UVピンクシルバーで、#032ミッドナイトグロウは数回のバイト、#010パールグロウと#326 UVピンクシルバーはそれぞれ各1回程度のバイトでした。


今日は蓄光がかなり有効でした。ワームが緑色に発光している時の方が活発に当たりました。
通常は白っぽくぼんやり発光している時の方が当たるのですが、日によってコロコロ変わるので難しいですね。単三1本のLEDライトを使用しましたが、UVライト持ってればもっと釣れたかも知れません。





[日時]2022年12月12日(月)
[天候]晴時々曇り
[水温]16°C。澄み
[時間]17時〜4時
[釣果]体高4cm(指2本サイズ)×1、体高3cm(指1.5本サイズ)×1
[バイト]10回以上(表層)
[ルアーロスト]2(引っ掛けミス、キャスト切れ)
[カウント]0
[胃の内容物]なし
Rod: SHIMANO Sephia XR S86M-S
Reel: SHIMANO 2006 Sephia 2500S
Line: Fireline Original 2/.5lb (4ポンド 0.6号)
Leader: YGKよつあみ DMV ニトロン 3.5号(1m)
Bite leader: ユニチカ アイガー 3号(20cm)
Jig: Cultiva Drift AX 8g
Worm: Ecogear® Power Dart Minnow 90 #032 Midnight Grow
[小遣い]千円(タバコ、コーヒー他)
[感想]噛む力が弱いのでバイトリーダーは無くても?

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