竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

穂先作りは難しい

2007年01月23日 21時01分30秒 | 番外編「湖」
日曜日の釣行で、夢中でハンドルを巻いていたら自作ホスボン穂先の先端を巻き込んで曲げてしまったが、これにはガイドの付け方にも問題があったようだ。といってもゴム管を使ったことが問題なのではなく、もともとのガイドの接合部の長さがホスボンの穂先の柔らかさに対してあまりにも長すぎるということのようだ。だから市販のミニクロガイドを使うなら、足(糸を巻く部分)をいくらか削らなければならない。ガイドを樹脂で作れば格段に軽量化できるが、今度は摩擦熱で溶けないか心配。悩みどころだ。

ワカサギの竿の調子に関して、自分は完全に誤解していたようだ。小さいワカサギというと、ちくんとしたアタリをイメージしていたが、よく観察してみるとその前にわずかに穂先がカサカサと振動しているようだ。だからそんなに柔らかくしなくても、軽量でよく振動する穂先がいいということになる。これは竿というよりも、楽器に近い感じだ。ただ、振動の減衰があまりにも悪いと、周囲のノイズを拾ってしまいアタリを取るどころではなくなる(ピックアップを付けたらいいかもね!)。また穂先をあまりにも柔らかくしすぎると、穂先がトップガイドに達しているのに気付かずに巻き込んでしまい、折ってしまうという失敗を再びやりかねない。

ホスボンという素材だが、触ってみた感触からするとナイロン・スチレン・ウレタンの複合材料なのではないだろうか。グラスや塩ビなどに比べるとずっと軽い。ホスボンがよく釣れるのは実はこの軽さにあるんじゃないだろうか。
また細かい「振動」を目に見えるような「動き」に増幅できる穂先であれば、板状のカーボンでも使えるはずだ。カーボンなら質量が小さいのでもう少し長くできるのでは?
アタリを取る時に、竿先を下げて斜めにして保持するというのも、ちゃんとした理由があるのだった。

竿のハンドルについて言えば、バスロッドのトリガーのメリットは伊達ではなく、特に手袋をはめての垂直アワセでは、竿先が下を向き、その時に指をトリガーに引っ掛けられるので余計な神経を使う必要がなく快適だった。だからトリガー付きの竿を置ける竿掛けが重要になってくる。
マグネシウムのスプールも効果絶大で、夢屋スプールならタナゴオモリのSSまで余裕で対応できる。仕掛けを落とし込むスピードも自由自在だ。今週は朝マヅメ浮いた魚を超スローフォーリングで釣ってみようと思う。

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